【音声も聴ける！】元新聞記者による著者インタビューメルマガ「人生を変える一冊」

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【人生を変える一冊89】石田ゆうすけさん（旅行エッセイスト）インタビュー

配信日：2011年01月11日

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著者の肉声が聴ける！　【人生を変える一冊】
Vol.89　石田ゆうすけさん（旅行エッセイスト）
配信者：早川洋平（KIQTAS）
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■〔１〕著者インタビュー後記
■〔２〕プレゼント：横浜美術館特製〈乗車券〉
■〔３〕キクタスプロデュース番組最新情報
■〔４〕連載執筆「メモの極意」情報
■〔５〕編集後記：絵？それとも写真？
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新年あけましておめでとうございます。
キクタスの早川洋平です。

今年もみなさんの人生に役立つような、
そんなコラムや情報を配信していきたいと
思っていますので、なにとぞよろしくお願いいたします！

ことしは新たにプロデュースするポッドキャスト番組が
3本加わり、いっそうチャレンジングな1年になりそうです。

また、2月には昨年末ご好評いただいた
“質問”を重視した読書の集い「QRカフェ」を
2/2（水）に、

2月末には、「縁を紡ぐ」と「インタビュー」を
キーワードにした初めてのセミナーを開催する予定です。

さらに、3月or4月には、初めて
「ポッドキャストのつくりかた」講座なるものを
実施しようと思っています。

そんなわけで、今年は昨年以上に
「リアル」の場を大切にしていきたいと思っています。

ビジネス、日常生活を問わず、
ネット時代になればなるほど、
顔が見えるコミュニケーションは今後
重要になっていくのではないでしょうか？

そんなわけで、
ことしはこれまでお会いした方も
そうでない方も、
さまざまな場所でお目にかかれるのを楽しみにしています。

なお、2月のQRカフェは残席わずかのようですので
ご興味があるかたはお早めにお申し込みくださいね。
http://www.neo2-server-1.com/~user25/neo/r.php?tb261g49xq9

それでは本日のメルマガスタートします！

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〔1〕著者インタビュー後記
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　「この本に書ききれなかったことは何かありますか？」。

　僕は、「人生を変える一冊」のインタビューで
こんな質問を著者さんにすることが多い。

それは、えてして載せきれなかった（または載せられなかった）
エピソードの方が面白いことも少なくないからだ。

　「ページ数の都合」
「出来る限り多くの人に読んでもらえるようなネタにしたいという編集者の思い」
「タイトなスケジュールで書いたため、ネタそのものを忘れていた」

などなどの事情により多くのネタが世に出ていない……
こうした事情は、著者さんや出版社の方の多くから聞く話なので、
ほぼ間違いないと思う。

でも、そうしたカットされた部分ほど、実は面白い。

著名な映画で「ノーカット版」があるのも同じ理由からだろう。


今回インタビューした石田ゆうすけさん （旅行エッセイスト）は、
1995年〜2002年末までの7年半をかけて、
世界9万5千キロをチャリで走破したという
聞き手にとっては「ネタの宝庫」ともいうべき方。

◆石田ゆうすけのエッセイ蔵 （ブログ）


番組でフォーカスした
『行かずに死ねるか!?世界9万5000km自転車ひとり旅』 、

続編の『いちばん危険なトイレといちばんの星空?世界9万5000km自転車ひとり旅〈2〉』


に数え切れないほどの「人」「エピソード」が書かれていたが、
だからこそ僕は思った。

　「2冊に書ききれなかったネタは絶対にまだあるはずだ」と。

インタビューから30分頃が経過した頃だろうか、
僕は石田さんに「書ききれなかったことはありませんか」とぶつけてみた。

　「う〜ん、そうだなあ」

石田さんは両手で目を覆い隠すようにして
しばらく考え込んだあとこんな話をしてくれた。

石田さんがアフリカを旅していた頃、
４カ月ほどルーマニア人と一緒に自転車で走っていた時期があったという。

しかし、相性があまりいいとはいえず、ケンカすることもしばしば。

「ほんと自分勝手なヤツだと思っていました」という石田さん。

そんなある日のこと。

　「45度の炎天下の中、僕らはギニアのジャングルで自転車を押しながら歩いてました。
すると向こうから現地人とおぼしき男性と女性が歩いてきたんです。
彼らは皮膚が乾ききり、目つきもなんだかやばい感じ。
そして開口一番こう言いました。『水をくれ』と」

目的地まではまだ数十キロ以上先。
しかも、その目的地までの距離が「数十キロ」なのか「100キロ」なのか、
実は正確にはわからない─。

石田さんとルーマニア人のふたりは、酷暑のなか、
目的地までの水を数リットルずつ用意していたという。

数字的にいええば、だれかから水をもらう必要はあっても、
あげる余裕はないはずだ。

そんな行程のなか、水が０になり、
目的地に着くまでに消耗しきったら……

それは「生命の危険」を意味することは
世界一周したことがない僕でも想像にかたくない。

「僕はもちろん躊躇しましたよ。そもそも現地の人なのに、
こうした土地を充分な水を用意しないで歩くのはどうなんだろう、とも思いましたし……」

しかし次の瞬間、ルーマニア人は、
自分が持っていた2リットルの水をすぐにふたりにあげていた。

　「驚きました。と同時に僕は恥ずかしくなりました。
僕自身、多くの人に助けられて旅を続けてこられた。だからこそ、
その感謝の気持ちをまた（直接お世話になった人か否かを問わず）
返していきたいと思っていた。なのに、それができなかった。
対して、『自分勝手なヤツ』だと思って数ヶ月過ごしてきた
ルーマニア人の相方は頭ではなく、体で人のために動けた。
『本当の優しさとは何か』を考えさせられました」
　
だれも石田さんを責めることはできないだろう。
僕ならやっぱり石田さんと同じようにとまどうに決まっている。
水をわけてあげる自信も正直ない。　

僕は思った。

自分に余裕がないときに、
どれだけ自分以外の人のために行動ができるか？　
頭ではなく体が先に動くか。

もちろん、僕が今後の人生でここまで過酷な旅をする
ことはないと思う（たぶん）。

しかし、「裸」の自分を試される機会は、
場所や状況を問わず、今年も来年もその先もずっとあるはずだ。
30を過ぎて、かつて自慢だった八つに割れた
腹筋がかなり怪しくなってきた今日この頃。

久々に腹筋でもはじめて、
堂々と水着姿になれる体にしたいと思っている僕だが、
これからは「裸力」も高めていかなくては。

本には書かれていない「ここだけの話」はやっぱり面白い。
これだからインタビューはやめられない。

最後に石田さん。
著書名、ちょっと参照させていただきます。

　「聞かずに死ねるか！」


●無料著者インタビューラジオ「人生を変える一冊」
Vol.106　石田ゆうすけさんインタビュー音声（mp3ファイル）
＜無料ダウンロードして聴いてみる＞
（無料会員登録ページにジャンプします）

■石田ゆうすけさんの著書
『行かずに死ねるか!?世界9万5000km自転車ひとり旅』
http://www.neo2-server-1.com/~user25/neo/r.php?3b9m1g49xq9

『いちばん危険なトイレといちばんの星空』
http://www.neo2-server-1.com/~user25/neo/r.php?74tr1g49xq9

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■最近配信したインタビュー（バックナンバー）
Vol.105『運の管理学』
　　　　松永修岳さん（経営戦略コンサルタント/運の専門家）

Vol.104『すべては一杯のコーヒーから』
　　　　　　松田公太さん（タリーズコーヒージャパン創業者）

▼著者106人のインタビュー一覧はこちら
http://www.neo2-server-1.com/~user25/neo/r.php?gpks1g49xq9

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〔２〕プレゼント：横浜美術館特製〈乗車券〉
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●━━━アート・美術館に関するギモンを大募集中！━━━━●
?　　ラジオ美術館「ヨコビで見つけた人たち」では
　　　アートに関するみなさまの疑問・質問を募集しています！

お寄せくださった方の中から抽選で毎月5名様に
美術館特製「みなとみらい 一日乗車券」プレゼントいたします！?

●━━━━↓↓♪ ?ご質問・ご応募はコチラから ?♪↓↓━━━━●
　　　　　　　　 yma-shitsumon@yaf.or.jp

※上記アドレスにギモンとお名前をご記入の上、送信してください。

《ギモン例》
Q.絵画を保護しているガラスに映りこんで良く見えない作品があります。
展示時に何か工夫はできないのでしょうか？

展示室が寒すぎて、ゆっくり鑑賞できませんでした。
作品保護のためだとは思いますが、欧米の美術館で寒く感じたことがありません。
日本の美術館とは何か大きな考え方の違いがあるのでしょうか？

わたし自身、現代アートって何？というほど
「アート」が苦手（食わず嫌い）でした。

お寄せいただいたギモンは
横浜美術館の名物学芸員天野太郎さんに
わたくしが責任を持って「ぶつけます」ので、
たくさんのご応募、お待ちしております！

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〔３〕キクタスプロデュース番組最新情報
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《ラジオ番組（無料ポッドキャスト）一覧》

◎新番組「介護事業の知的経営コンサルティング」
http://www.neo2-server-1.com/~user25/neo/r.php?5qc91g49xq9
NEW【第4回】介護事業がコンサルティングを受ける必要性3

●横浜美術館「ヨコビで見つけた人たち」
http://www.neo2-server-1.com/~user25/neo/r.php?cfcy1g49xq9
NEW【2-1】「創業460年の老舗旅館とアートとの出会い」
室井俊二氏（板室温泉大黒屋 当主）

●本田健の人生相談〜Dear Ken〜
http://www.neo2-server-1.com/~user25/neo/r.php?n7ae1g49xq9
NEW!【第28回】健さんは、結婚とはどのようなものだと思いますか？

●石原明の経営のヒント+
http://www.neo2-server-1.com/~user25/neo/r.php?mn711g49xq9
NEW!【第57回】営業経験のない人材を営業として育てるには？

●現代の志塾 多摩大チャンネル
http://www.neo2-server-1.com/~user25/neo/r.php?j2fy1g49xq9
【第5回】グローバルスタディーズ学部3年　宮崎 真さんの志

●荷主に指名される新トラック運送経営のヒント
http://www.neo2-server-1.com/~user25/neo/r.php?0o6u1g49xq9
【第21回】死亡事故よりも"悪質違反"のほうが運送会社にはツライ？

●覚醒せよ、価値ある自分
http://www.neo2-server-1.com/~user25/neo/r.php?32p01g49xq9
NEW!【7-1】新春特別対談その1 高嶋学長×プロコーチ宮田有紀子が語る

●野宮真貴の新宿二丁目ハーメルン
http://www.neo2-server-1.com/~user25/neo/r.php?dlhd1g49xq9

●望月俊孝［宝地図］成功指定席のチケットを手に入れよう
http://www.neo2-server-1.com/~user25/neo/r.php?ib081g49xq9

●装学「大人の服装改造計画」
http://www.neo2-server-1.com/~user25/neo/r.php?gtbu1g49xq9

●宮浦清の「人生をのせるリズムの法則」
http://www.neo2-server-1.com/~user25/neo/r.php?f3dx1g49xq9

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アップルのiTunesはWindows、Macともにインストール無料で
すぐにお使いいただけます。

○ポッドキャストの聴き方を解説しました
http://www.neo2-server-1.com/~user25/neo/r.php?fa3i1g49xq9

○iTunesの無料インストールはAppleのページからどうぞ
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〔４〕早川の連載「メモの極意」更新情報

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【更新】樋口裕一さんに聞くVol.1
「発信メモと受信メモ」
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↓「メモの極意」が書籍になりました。
『逆算メモ術 ~結果を出している人の実践テクニック』（マイコミ新書）
　〜小飼弾さん、美崎栄一郎さんら11人の賢人が登場！
　 http://www.neo2-server-1.com/~user25/neo/r.php?iko61g49xq9

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〔５〕編集後記：絵？それとも写真？
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昨年からはじめた鉛筆画、
ことしは出来るだけ早い段階で
インタビューした方の顔を描いて
プレゼントできるようになりたいと思っています。

ちなみに、私の絵のお師匠さんが書いてくださった
私と妻と娘の写真をフェイスブック内の写真に公開しました。

http://www.neo2-server-1.com/~user25/neo/r.php?tgrz1g49xq9

鉛筆で書いたとは思えない、「写真」そのものです（！）

お師匠さんレベルにたどりつくのは
遠い未来ですが、まずは一歩一歩着実に
歩んでいきたいと思います。

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▼イチオシの音声教材。特にVol.3は早川の人生を変えました
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▼ご意見、お問い合わせは
⇒　info@kiqtas.jp

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【発行責任者】キクタス代表　早川洋平
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