ダメ上司を見習え! 3分で分かる仕事が楽しくなる秘訣

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「ちゃんとやらなきゃダメだよ」 自分のミスに気がつかないフリをする上司

配信日:2010年12月20日

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こんにちは、グッチ55です^^

先週のメルマガで、
行事ごとには参加するっていう話をしましたが、
この1週間は怒涛のような日々でした。

れんちゃんの忘年会の参加で、
家の中がグジャグジャです^^;

忘年会の瞬間は楽しいのですが、
次の日の朝はしんどいですよね。

皆様も、忘年会で体を壊さないように
気をつけてくださいね。


前回は、残業をテーマにした物語でした。
残業に関する物語はつきることがありません^^;
それほど、多くの人が残業に何かしらの感情を
抱いている証拠でしょう。


不況の中に、残業できるだけ幸せと思う人もいますし、
残業なんてくそ食らえ、金なんていらねーって言う人もいると思います。

何が大切かというと、その人の価値観、思い、生き方に沿って残業を
しているかということです。
人に流されるようではなく、自分で考え、自分の意思で行いたいです。

ブログも応援よろしくお願いします。
http://minarae.blog25.fc2.com/

さて、今回はどのような上司が登場するでしょうか?


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◇ ダメ上司を見習え! 3分で分かる仕事が楽しくなる秘訣 第78回
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このメルマガは上司と部下がおりなす物語を紹介します。

主人公である外村勝之が、様々な企業で働き、様々な上司と出会います。
いくつもの出逢いから外村は、自分が成長するためのヒントを得ていきます。

外村を支えるのは澤田康介。
澤田は外村と同じ立場、異なる立場にたって外村を支えていきます。

この2人が出会う上司は、良い面も悪い面も持った上司たちです。

この上司たちとのやりとりから

□部下から見た問題点
□部下として今どうすべきか
□自分が上司になった場合はどうしたらいいのか

の3つを学ぶことにします。


注意して頂きたいことがあります。

このメルマガは上司をバカにし、あざ笑うためのものではなく
上司を反面教師とし、将来の成長につなげるための物語であることです。



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◇ ケース: 「ちゃんとやらなきゃダメだよ」 自分のミスに気がつかないフリをする上司
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登場人物 
上司A(農武部長)
上司B(版蔵課長)
部下A(外村)
部下B(澤田)
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美容用品の営業の職につき、約3ヶ月がたった。
以前は美容師を4年ほどしており、指名を受けるほど人気があった。
シャンプーなどの商品販売数は社内NO.1だった。
お客様から喜ばれるのがうれしく、美容商品に興味がわいてきた。
ただ、美容室で扱えるものは、市場に出回っているもののごく一部であり、
それに歯がゆい思いがあった。
もっと、よりよい商品をお客様に提案したい。

そんな思いで、美容用品を扱う会社に転職することにした。

ここでも僕の実力は衰えておらず、なかなか良い成績を上げることが出来ていた。


澤田:「いや〜、外村さんは入社したばかりなのに、すごいね」

外村:「もともと、美容師だったから、商品の知識は普通の人よりあるからですよ」

澤田:「このぶんじゃ、一気に成績抜かれてしまうよ」

外村:「いや、僕らの課で社内一番になれるように、一緒にがんばりましょうよ」

澤田:「そうだね」


 澤田さんは、先輩社員で、僕と仲良くしてくれる。


澤田:「あ、そうだ。そろそろ、営業報告書の提出をお願いしてもいい?」

外村:「何ですか? それ?」

澤田:「それぞれの課で、月1回、5日までに前月の営業成績をまとめて
上司に提出しなくちゃいけないんだよ」

外村:「へぇ。会社っぽいですね」


美容師をしていたころは、自分で自分の成績を報告することは必要なかった。
全員が、同じフロアで仕事をしていて、お客様が来てくれたり、
販売したりすることは、全員の目に触れることであり、
いちいち上司に報告する手間がなかった。
もちろん、報告書なんてものを書いたことなんてない。


澤田さんに報告書の書き方を教えてもらい、初めて自分で作ることになった。


澤田:「ということだから。分かったかな?」

外村:「ん〜。何となく、とりあえず、課全員の報告書をまとめないといけないですね」

澤田:「そうだね。僕は今から出かけるから、
分からないことがあったら、版蔵課長に聞いたらいいよ」

外村:「分かりました」


版蔵課長は部下の面倒見がよく、部下の間では評判が良い上司である。

僕は結局一人では報告書のまとめ方が分からなかったため、版蔵課長に相談した。


版蔵:「最初は誰でも書き方は分からないよ。澤田のやつも不親切なやつだな。
最後まで教えてから、出かけて欲しいもんだな」

外村:「澤田さんは丁寧に教えてくれたんですが、僕が理解不足なだけです」

版蔵:「まぁ、わしが教えるよ」


版蔵課長はとても優しく、丁寧に教えてくれた。
ただ、報告書のほぼ全部を版蔵課長が作ってくれ、僕は自分で何一つしなかった。


版蔵:「どうだ、分かったか?」

外村:「何となく。ほとんど課長にやってもらったので、まだ一人で全部作れないと思います」

版蔵:「まぁ、2,3回やったら、自分で全部出来るようになるさ。新入社員は皆通る道だ」

外村:「それで、この報告書はどこに提出すればいいんですか?」

版蔵:「農武部長の机の横の棚に報告書を入れるボックスがあるから、そこに入れておいて」

外村:「はい」


報告書の作成者の欄に「外村勝之」と記入して、僕は提出した。
自分では何もしていないのに、作成者の欄に自分の名前を書くのが心苦しかった。
どちらかといえば、「版蔵」と書くのが正しい。


報告書の提出から5日が経った時、農武部長が、僕たちの課にやってきた。


農武:「外村、え〜と、外村勝之君はいるか?」


僕は、今まで話したこともない農武部長から名前を呼ばれて、ドキッとした。
農武部長はいかにも上司らしく恰幅の良い体型をしている。恐る恐る僕は返事をした。


外村:「はい。僕です。外村です」

農武:「あ〜君か。何だね、この報告書は。形式がなっとらんな。
もうちょっとしっかり書いてもらないと困るよ。やり直してくれ。
商品を売るだけじゃなくて、こういうのも仕事の一つだから、しっかりしてよ」

外村:「すいません。以後気をつけます」

農武:「本来ならば君の上司を叱るべきなのだが、君には期待しているから、
1度顔を見ておきたくてな。直接言わせてもらったよ。驚かせて、すまんかったな」


僕は農武部長に向かって、深くお辞儀をして、「すいませんでした」ともう一度言った。
農武部長は何も言わずに、僕の左肩にポンポンと2度軽く叩いて「気にするな」と小さい声で呟き、
その場を去っていった。


転職して、初めて上司に叱られ、正直落ち込んだ。
自分が報告書を書いていないとはいえ、自分の責任で提出したのだから、
怒られて当然だと思っていた。


「報告書はちゃんと書いて出さなきゃいけないよ。我が課、全体に関わってくる問題なんだから」


という声が、近くで聞こえた。


顔を上げると、そこには版蔵課長が立っていた。


版蔵:「外村君、困るよ。ちゃんとやらなきゃ」

外村:「はい。すいません」


僕はとにかく謝ることにした。しかし、全く気持ちが入らなかった。


僕は、自分の正直な気持ちが喉まででかかったが、グッと押さえた。言わせていただこう。


外村:「(いや、ちょっと待て。もともと報告書を書いたのはあんたでしょ? 
謝るべきなのは、あんたでしょ? 自分も悪かったって思っているでしょ? 
気づいているんでしょ? 素直に謝れよ)今後気をつけます」


こんな上司は美容師時代にはいなかったぞ・・・。



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□ 部下から見た問題点
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外村は、版蔵課長から理不尽に叱られました。

外村は版蔵課長の助言通りに報告書を作成しました。
しかし、その報告書が農武部長から間違っていると叱られると、
版蔵課長も外村を叱りました。

外村にとって初めての報告書作成であり、
フォーマットや暗黙のルールなどがわからない状態では、
版蔵課長の助言に頼るしかありません。

外村はその助言に従ったにも関わらず、助言した本人から叱られてしまいました。


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□ 部下として今どうすべきか
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問題が発生した場合、その発生過程ではなく、責任の所在が重視される場合があります。

影響範囲の大きい問題の場合、問題の発生過程を明確にし、
発生を防ぐための対策が講じられます。
問題発生原因の「見える化」「可視化」などと言われています。

しかし、この「見える化」は面倒なため、
今回のような影響範囲の小さい問題では、責任の所在を明確にするだけで済ませます。

つまり、悪者を見つけて解決です。

誰が悪いのか分かればその人が反省又は罰を受けるだけで済むので、
問題が速く簡単に丸く収まります。
ところが、悪者になった人は責任を一人で抱えるため、精神的に疲れてしまいます。

そのため、悪者探しが横行している会社では、
誰もが筋の通った言い訳を考え、責任逃れの方法を模索しています。

版蔵課長は、外村の「作成した責任」に全てを押し付け、
「助言した責任」から逃れたかったのでしょう。

では、部下としてどうすべきか。

責任の所在を明確にしたところで、問題の根本的な解決にはなりません。
悪者探しは程度の低い方法です。

そのような程度の低さに自分を合わせる必要はありません。
「上司が悪い」と言っているだけでは、上司と同レベルです。

今すべきなのは、問題発生を防ぐために発生原因の「見える化」を行うことです。

外村の場合、澤田から教えてもらった時に「なんとなく」の理解で済ましています。
その際にきちんと理解していればこのような問題は発生していませんでした。
また、澤田の説明だけで不足していたなら、
他の人の見本を見せてもらうなど様々な対策が出来たはずです。

このように発生原因を明確にし、どのような対策をすべきか自分の中で考えてください。
そうやって問題の発生を防ぐようにすることが成長の一つです。
悪者探しをしても何も成長しません。

悪者探しは程度の低い行いと見下し、
「はい、私が悪かったです。」と適当に済ませる余裕を持つようにしましょう。


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□ 自分が上司になった場合にどうすべきか
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部下が悪者探しの癖をつけないように注意してください。

悪者探しは部下の成長を阻害するだけでなく、
上司への不満にもつながります。

問題が発生した場合は、部下に「お前が悪い」と叱りつけるのではなく、
「何が原因なのか」を意識させるようにしてください。
「誰が」ではなく「何が」です。

そうすることで、部下は責任逃れに無心になることなく、
問題の根本原因が把握できるようになるはずです。


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□ 編集後記
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「何が悪いかを探すのには時間がかかり、面倒なんだよね」

「それなら、誰かを悪者にしたほうが、楽だもんね」

「でも、ちゃんとしている会社はしていると思う」

「社員の定着率がよく、さらに業績を伸ばしている会社は問題をうやむやにするようなことはしない」

「そうだね。つきつめると会社の風潮なんだよ。その上司だけではなく、
さらにその上司も問題解決をせずに、誰かを悪者にして終わらせるみたいな」

「結局、そうなるよね。上司だけの責任だけじゃなくて、
会社の体質ひいては社長の性格が反映されている結果だと思うよ」



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http://www.seigetsusha.co.jp/blp/motetweet/

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いわば人間力を意識すること」
だそうです。

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ぜひ、ご意見・ご感想を聞かせて下さい。
あなたが出会ったダメ上司の話を教えて下さい。
教えていただいた話から、グッチ55が物語を作り、
紹介させていただきます。
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★★・‥…─━━━─…‥・・‥…─━─…‥・・‥…─━━━─…‥・★★



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