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どっちがお得？

配信日：2016年03月29日

みなさんこんにちは。

今日は不動産への投資を検討している方へ、金融機関からの借り入れについてお話してみたいと思います。

返済方法には「元利金等返済」と「元金均等返済」があります。

「元利金等返済」は毎回の返済額が同じになるように、“元金と利息の合計が均等”という返済方法になります。

「元金均等返済」は“元金が毎回均等で、残っている元金にかかる利息がプラスされる”返済方法になります。

返済スタート時は残りの元金が多いのでかかる利息も多く、 元利金等返済に比べて返済額が多くなります。

ただし、返済が進むにつれて毎回の返済額は減っていきます。

一般的に利用されているのは元利金等返済のほうが多いと思います。

元金均等返済は採用していない金融機関も多いので、元金均等返済を選択したい場合はあらかじめ調べておいた方がいいと思います。

■選択のポイント

「元利金等返済」は返済額を抑えながら一定額を返済していきたい人に向いています。

「元金均等返済」は早めにローン残高を減らして、将来の返済をラクにしていきたい人に向いています。
また元金均等返済は返済スタート時の返済額が多めになるデメリットが ありますが、元利金等返済に比べて利息の支払いが少なくて済むため総返済額を少なくできるのがメリットになります。

例えば２５００万円を金利２．５％、返済期間３５年の場合

元利金等返済 当初の返済額８万９３７３円、総返済額３７４５万円
元金均等返済 当初の返済額１１万１６０７円、総返済額３５９６万円

この例で総返済額は元金均等返済が１５８万円もお得です。

当初の返済額が無理なく返済できる範囲なら、元金均等返済のほうが おトクといえます。
将来の家計状況を予想したうえで選びたいですね。

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