ダメ上司を見習え! 3分で分かる仕事が楽しくなる秘訣

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「これやって?」「何のこと?」 自分は求めるが相手の要望には応えない上司

配信日:2010年11月22日

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こんにちは、グッチ55です^^

最近、眠れない日が続いて、しんどかったです。
ひどいことを言われたり、
ストレスのある環境が1週間続きました。

ですが、何とか乗り越えられそうです^^


前回は、部下を励ますものの、それが逆に
部下のプレッシャーとなってしまった物語でした。

ストレスの感じ方は人それぞれでしょうから、
部下にも問題があったかもしれません。

私は、ストレスのあることを言われたり、
されたりしても、その悔しさを糧にして
次につなげることが出来ます。

ただ、それに耐えることが出来ない人もいます。

そのような人は、
ぜひこのメルマガを購読して欲しいです。


さて、今回はどのような上司が登場するでしょうか?


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◇ ダメ上司を見習え! 3分で分かる仕事が楽しくなる秘訣 第74回
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このメルマガは上司と部下がおりなす物語を紹介します。

主人公である外村勝之が、様々な企業で働き、様々な上司と出会います。
いくつもの出逢いから外村は、自分が成長するためのヒントを得ていきます。

外村を支えるのは澤田康介。
澤田は外村と同じ立場、異なる立場にたって外村を支えていきます。

この2人が出会う上司は、良い面も悪い面も持った上司たちです。

この上司たちとのやりとりから

□部下から見た問題点
□部下として今どうすべきか
□自分が上司になった場合はどうしたらいいのか

の3つを学ぶことにします。


注意して頂きたいことがあります。

このメルマガは上司をバカにし、あざ笑うためのものではなく
上司を反面教師とし、将来の成長につなげるための物語であることです。



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◇ ケース:「これやって?」「何のこと?」 自分は求めるが相手の要望には応えない上司
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登場人物 
上司A(松下社長)
部下A(外村)
部下B(澤田)
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外村:「澤田さんの前に、人はいなかったんですか?」

澤田:「僕の前に一人いたけど、僕が入ってきて3ヶ月くらいで辞めちゃったよ」

外村:「そうなんですか。何でやめちゃったんですかね」

澤田:「なんでだろうね」

外村:「澤田さんもやっぱり社長に憧れて、この会社に来たんですか?」

澤田:「そうだね。社長は有名な人だから」




地元に有名な中小企業がある。小さな会社ではあるが、
その会社の社長は地元メディアによく登場する人だったため、知らない人はいない。

僕が最初にその社長のことを知ったのは小学生の頃だった。
夕方のニュース番組に出演していた社長は、
風水を活用した住宅インテリアの企画を担当していた。
確か、週2回ほどテレビに出ていたことを覚えている。
住まいのインテリアの計画の仕方やインテリアの商品選択のアドバイスをしていた。
その社長が紹介する家具、カーテン、照明器具、キッチン用品などは、
小さい僕が見ても「かっこいい」と思えるものだった。


僕が一番好きだったのは、「子供部屋をプロデュース」という企画だった。
子供部屋を、社長が素敵な空間に変えるという企画である。

なんと、僕が小学5年生のとき、僕の部屋をプロデュースしてもらったことがある。
たまたま送った応募ハガキが採用され、たった5畳の部屋に、
遊び場と勉強のスペースの両方が出来てしまったのだ。

その時から、僕は勉強するようになった。
そのおかげで良い大学に入れ、立派な大人になれたと思っている。

そんな私は、現在、その社長の会社、「松下空間プロデュース」で働いている。


外村:「松下社長、新田家の空間デザインが完成しました。チェックお願いします」

松下:「あ〜、そこに置いておいて」


会社に入って気づいたのだが、社員が社長を含めて4名しかいない。
空間デザイナーの社長と、見習いで2級建築士の資格を持つ1年先輩の澤田さん、
それと僕と、あと女性のパートさんが1名。


最初はこんな小さい会社でもテレビに出て有名になれるんだと思った。
会社の大きさは関係ない、と・・・。
大企業に憧れる友達が多い中、従業員が少ないことは関係ないのだと誇らしく思ったものだ。


しかし、突然、澤田さんが会社を辞めることになった。


 え? 何で? 憧れの会社で働けているのになぜ?


入社したばかりの僕は、なぜ澤田さんが辞めるのかが分からなかった。
澤田さんが辞めたとしても、僕は頑張るぞ! という気持ちになれた。
一人のほうが社長の技術を盗みやすいと思え、逆にワクワクしたのだ。


外村:「新田家のデザインは見てもらえましたか?」

松下:「まだ見てないな」

外村:「毎日忙しそうですもんね。昔から考えていたデザイン案がありまして、
今週ちょっと徹夜してモデルを作ってみたんですけど、見てもらってもいいですか?」

松下:「あ〜、そこに置いておいて」

外村:「はい。分かりました」

松下:「あ〜、銀行通帳の記帳と、振込みをしてきてもらえる?」

外村:「はい」

松下:「それと、原稿のコピーを100部しておいて」


私は頑張ろうと思い、家でも仕事をした。
しかし、会社でやらせてもらえることは雑用ばかり。
新人だから当然のことと思っていた。


外村:「社長、僕のデザイン案は見てもらえました?」

松下:「あ〜、まだ。それより今からテレビ局にコレ持っていってくれる?」

外村:「分かりました」


雑用をすることは苦にはならなかった。
ただ、自分の仕事や案のチェックはないし、指導もないことが非常に辛かった。
それから、会社の雑用のほぼ全てを僕がやることになった。
パートさんは時間が限られているため、パートさんが出来ないことは僕が全てをやる。
それをやりながら自分のやりたい仕事もこなした。

しかし、松下社長は私のした仕事に関しては一切、気にも留めてくれなかった。
私は1年間働いて、成長した実感が全くないことに気がついた。
これも修行のうちと言われれば、それまでだが・・・

私は迷いながらも辞表を提出することになった。


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□ 部下から見た問題点
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松下社長は、外村をただの雑用係と見ていました。
面倒で単純な仕事を外村に押し付け、外村の仕事に興味も持っていませんでした。

そのため、外村は松下社長から技術を学べず、1年間成長出来ませんでした。


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□ 部下として今どうすべきか
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外村は初め「技術を盗む」と言っていました。
しかし、1年間経過し、「気にも留めてくれない」と愚痴るようになりました。
「盗む」気でいるのに「気に留めてほしい」。これは大きな矛盾です。

「教えること」は義務ではありません。

労働人口の低下・後継者不足など様々な要因があり、
企業又は業界にとって後継者の育成が必須事項となりました。
しかし、それは義務ではありません。
必要なことであり、部下が「当然のこと」のように要求することではありません。
企業には、中途採用や外注など育成以外の選択もあるのです。

松下社長にとって、後継者の育成は不必要なことでした。
ただ、雑用係が必要だったのです。
だからといって、松下社長の元で人が育たないというわけではありません。

建築技術や経営のノウハウ、会社の運営方法など、
松下社長から教えてもらわなくとも小さな会社ならすぐに習得出来たはずです。

それらを習得出来たなら、後は独立するだけです。
「技術を盗む」ことに徹底していれば、そこまでは腐らずに出来たはずです。

外村は松下社長に自分を評価してもらうことで自信を付けたかっただけではないでしょか。
外村に不足していたのは、自分への自信と独立する勇気だったのではないでしょうか。


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□ 自分が上司になった場合にどうすべきか
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育てる時間が無い。
育てられる自信が無い。
育てる気が無い。

以上のように自分が部下を育てない場合は、部下に宣言してあげてください。
部下は「上司が部下を教えるのは当然のことだ」と勘違いしているかもしれません。

そのような部下には「技術は盗むものだ」と認識を改めさせることが必要です。
そうすれば、上司が手取り足取り教え無くとも、部下は自然に成長するはずです。
部下にやる気があればの話ですが。


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□ 編集後記
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「最近の若者は、技術を盗もうとはしないね」

「教えてもらえることが当たり前だと思っているよ」

「そういう話はよく聞くね」

「自分たちもそうだったかもしれない」

「でも、今の時代がそういう世代なんだったら、
それに合わせて上司も変化しないといけないと思う」

「いや、それには反対だな」

「どういうこと?」

「技術を盗むことは大切だ。
問題は、技術を見て学ぶことを教えてこなかった上司たちが悪いんだと思う」

「そうだね。でも、今のような動きが早い世界では、
何年も何年も見て学ぶ時間が果たしてあるのかどうか疑問だよ」


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