ダメ上司を見習え！ 3分で分かる仕事が楽しくなる秘訣

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「絶対に誰にも言うなよ」　酒の席で何でも話してしまう上司

配信日：2010年10月12日

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こんにちは、グッチ55です＾＾

お知らせがあります。
ブログを始めました＾＾
ここです→　http://minarae.blog25.fc2.com/

以前もブログをやっていましたが、メルマガみたいに継続出来ずに
中途半端に終わってしまいました。

メンバーと話し合い、今度は継続させることが出来ると判断し、
始める決断をしました。

メルマガとは異なるグッチ55の姿をお見せすることになると思います＾＾；

また、どのようなブログに仕上げていくかは、これからの課題になって
いますので、ご意見・ご要望がありましたら、気軽にグッチ55にお伝え下さい。

連絡はココまで→　m_gucci55☆yahoo.co.jp（☆を＠にかえて下さい。）
ブログのアドレスはココ　→　http://minarae.blog25.fc2.com/


前回は、昇進により態度が変わってしまう上司の物語でした。
昇進により、立場も環境も変わってしまうわけですから、
その人自身も変わらざるを得ないと思います。

それが部下の目線からは、「気に入られなかった」という事例です。

いつまでも部下の目線になっていれば、
昇進がストップしてしまうかもしれません。
しかし、前回の例では、部下の目線になれることが評価され
昇進したわけですから、それは続けるように努力したいですね。


さて、今回はどのような上司が登場するでしょうか？


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◇　ダメ上司を見習え！　３分で分かる仕事が楽しくなる秘訣　第69回
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このメルマガは上司と部下がおりなす物語を紹介します。

主人公である外村勝之が、様々な企業で働き、様々な上司と出会います。
いくつもの出逢いから外村は、自分が成長するためのヒントを得ていきます。

外村を支えるのは澤田康介。
澤田は外村と同じ立場、異なる立場にたって外村を支えていきます。

この２人が出会う上司は、良い面も悪い面も持った上司たちです。

この上司たちとのやりとりから

□部下から見た問題点
□部下として今どうすべきか
□自分が上司になった場合はどうしたらいいのか

の３つを学ぶことにします。


注意して頂きたいことがあります。

このメルマガは上司をバカにし、あざ笑うためのものではなく
上司を反面教師とし、将来の成長につなげるための物語であることです。



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◇　ケース： 「絶対に誰にも言うなよ」　酒の席で何でも話してしまう上司
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登場人物　
上司A（日和部長）
上司B（浜口先輩）
部下A（外村）
部下B（澤田）
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私の会社は企業の情報管理・保管を行い、その手法のコンサルティングを行っている。

企業活動では契約書、社内文書、帳票書類など様々な書類や情報があふれている。
それらを適切に保管・管理を行い、お客様の要望に応じて、整理を行い、
必要に応じてそれらの情報を取り出せるようにしている。
また、社内で保管・管理が必要なものについては、その管理方法を教えて、
情報管理に仕組みを構築していく。


他社の情報を扱う仕事であるため、社外に絶対に漏らしてはいけない機密情報がたくさんある。
しかし、時には人に話したくなるようなことだって多々ある・・・。

「あの会社はもうすぐ潰れる」
「あの会社は不正を行っている」
「あの有名な会社が起こす次の事業は・・・」

しかし、私たちには、それを口に出すことは許されない。
もちろん、同僚にだって話してはいけないことになっている。


外村：「浜口さん、ずっと気になっていたんですが、過去に情報を漏らしてしまったことはないんですか？」

浜口：「いや〜、俺もあんまり知らないけど、噂によれば会社を辞めたやつが漏らしたことはあるって聞いた」

外村：「それはダメですよね？　入社するときに、辞めても情報を漏らしてはいけない、みたいな規約にサインしましたよ」

浜口：「多分、何らかの処罰は受けていると思うよ。俺も聞いた話だからよく知らないんだ」

外村：「多分ですけど、その他にもうちらの知らないところで、情報は漏れているようには思いますけどね」


私はまだ上司の補佐をしており、指示に従うだけの仕事なので、
大切な情報を目の当たりすることは少ない。
仕事を進める上で、知る必要があることは、上司から伝えられることはあるが、
それ以外、漏らしてはいけない機密情報を聞いたことはない。


澤田：「今週の金曜にうちの部署だけで仕事の打ち上げをやるらしいよ」

外村：「あ、そうなの？　何かあったの？」

澤田：「何か良いことあったんじゃない？　浜口さんから予定はあけておいて、って言われたよ。外村さんは参加する？」

外村：「うん。参加したほうがいいよね」


多分、大きな仕事を終えたから打ち上げをやると思うのだが、
詳しいことは教えてもらえなかった。
もしかしたら、それすらも機密情報なのか、と思って聞かなかった。


日和：「皆さん、ご苦労様。一部の方しか、今回の打ち上げの趣旨を聞いていないと思いますが、
一つ大きな仕事を終えることができました。仕事に携わっていない人もいたと思いますが、
我々は全員が一つのチームとして動いています。
よって、今回の携わらなかった人たちの協力もあって仕事を終えることが出来ています。
今日は、好きなものを食べて楽しんで下さい」


　日和部長の挨拶が終わって、カンパイをした。


外村：「そうか。俺らは知らなかったけど、良い仕事があったんだね」

澤田：「そうみたい。雑用ばっかりやっていると分からなかったね」

外村：「最近、慌しいとは思っていたけど」

澤田：「浜口さんは、知っていましたか？」

浜口：「うん。俺はやっていたから知っているよ」

外村：「どんなことかは教えてもらえないんですよね？」

浜口：「仕事の内容は言ってもいいよ」

澤田：「まじすか？　教えて下さい」


私たちは、ある自動車メーカーの下請けの会社から社内情報管理の依頼があったという話を聞いた。
しかし、その依頼理由については教えてもらえなかった。
おそらくそこは漏らしてはいけないことなのだと思った。


　お酒が進み、周囲には酔っ払っている人が、多々いた。


　私は、冗談交じりで浜口さんに、気になったことを聞いてみた。


外村：「浜口さん、次のお酒頼みますか？」

浜口：「あ、ありがとう。麦の焼酎の水割りをお願いしても良い？」

外村：「はい、どれでもいいですよね？」

浜口：「どれでもいいよ」

外村：「で、今回の仕事のことなんですが、その下請けの会社は、
きっと何かまずいことがあって、うちに仕事を依頼してきたのですよね？」

浜口：「・・・」


　やっぱりしゃべらないか、と思っていたら、


浜口：「実はな・・・誰にも言うなよ」


　と、浜口先輩は話し始めた。


メーカーから依頼のあった部品に不備があり、不備があるまま卸してしまったとのこと。
その不備については、メーカーに伝えて改善は施されているが、
その不備が上層部にまで伝わってこなかったことが問題だったようだ。
そのようなことが起きないような仕組みを作って欲しいとの依頼があった。


　浜口先輩は全てを話してはいないと思った。


しかし、酒が入った席で何でも話してしまう人がいる。
人の悪口や、個人情報、社内情報など。本人は楽しそうに話すが、
社会人としてどうなのか私には疑問だった。

特に、私のように情報を扱う会社の場合は特に・・・である。


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□　部下から見た問題点
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日和部長は、打ち上げの趣旨を社員全員に言いませんでした。
しかし、浜口先輩は、打ち上げでも漏らさなかったその情報を外村に話してしまいました。

口が軽い人は信用できません。

外村は、浜口先輩のその口の軽さに不信感を覚えました。


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□　部下として今どうすべきか
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外村自身も機密情報と知った上で、浜口先輩から聞き出そうとしています。
浜口先輩も、勉強熱心な部下を信頼して、話したのではないでしょうか。

たしかに、口が軽い人は信用できません。
悪口を良く言う人は、あなたの悪口も他所で話しているかもしれません。

しかし、口が軽い上司の存在は、部下にとって損なことでしょうか。

どのような組織でも、賢く振る舞うには情報が必要です。

例えば、昇級試験のある会社なら、真剣に勉強する前にどのような試験なのか、
先輩に聞いた方がよいでしょう。

ある作業に行き詰ったなら、その突破口を先輩が知っているかもしれません。

社内の人間関係を知らなかったばかりに、失礼な言動をしているかもしれません。

無知が罪になることもあるのです。

そのような中で、口の軽い上司の存在は、部下の助けになるのではないでしょうか。

どのような情報にしても、知っていて損は無いはずです。

何も知らずに闇の中を突き進むよりは、上司から聞き出せるだけ情報を引き出しておきましょう。


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□　自分が上司になった場合にどうすべきか
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部下が邪推をする前に、話せる情報は話した方がよいでしょう。

ただ、実際に話せない情報もあります。

その場合は、もっともらしい理由を付ける必要があります。

理由も無く「話せない」と言えば、「会社は都合の悪い情報を部下に隠している」と疑う人が出てくるからです。

話せば「口が軽い」、話さなければ「隠している」と、情報と部下は扱いに困ります。

好奇心旺盛な部下には、なるべく情報を秘密にし、
「知りたければ、偉くなれ」と煽るのも１つの手かもしれません。

どちらにしても、
・話すならば、その部下を信頼していること
・話さないならば、その情報の機密性
を合わせて言うようにしましょう。
　

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□　編集後記
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「酒の席での愚痴がサラリーマンの楽しみでもあったりするんじゃない」

「飲まなきゃやってられないってやつだ」

「それそれ」

「うーん。酒の席でのことを今の若い人は、後々までひっぱるような気もするね」

「その場で終わらずに、会社にまで持ち込んでしまうのはよくない」

「オフレコという意味を辞典で調べてみる必要がある」

「オフレコーディング、録音しないということだね」

「だから、酒の席での話は、酒を飲むように、飲み込んでしまえばいい」

「公私混同せずに対応して欲しいね」


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□　おススメのメルマガ
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あなたは会話の中で『ユーモア』を
意識したことがありますか？

よく聞く言葉だと思うのですが、
言葉の意味としては"相手を和ませる冗談"
というような意味になると思います。

日本では『ユーモア』を
あまり重要視していませんが、
会話の中では大事なスキルの一つです。

その『ユーモア』を会話の中で上手く使う方法を
友人の山崎さんが詳しく知っているのですが、

山崎さんは、、、

『何気ない日常にユーモアがあるだけで、
人間関係がとても円満で楽しくなるし、
人生全般が豊かになる。』

という風に言っています。

また、日本人はユーモアが苦手な人が多いようで、
実践的なユーモアを身につけることが出来れば、
周りから一目置かれて人気者になる可能性も
あるとのことです。

そこで、、、

もし、あなたが『ユーモア』を使って、

＞会話を上手く続けたい
＞初対面の人とも上手く会話をしたい
＞異性との会話を楽しみたい
＞おもしろい人になりたい
＞気の利いた言葉を返せるようになりたい

と思うのなら、
是非、山崎さんのメールマガジンにも
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『ユーモア』を使うテクニックだけではなく、
読者さんのことを一番に考え、質問などの
メールにも熱心に対応をしています。

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