経営戦略考-日経記事から毎日学ぶ経営戦略の原理原則

読者数 30,000人~ 発行頻度 2,3日/回 パソコン

広告価格帯 ~30,000円/回(概算)

発行者

経営戦略考

※メルマガ内容は省略されています。もっと詳しく見る

広告のお問い合わせ

  • メルマガ概要
  • バックナンバー一覧

【経営戦略考14/08/28】ネスレがコーヒーの家庭外需要を開拓>市場を細分化する

配信日:2014年08月28日

━PR━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 成功企業が利用した、独立・起業に最適なオフィスとは?
 外資系ITやベンチャーが創業期にレンタルオフィスを活用することが多いと
 いう事実をご存知ですか?米国や欧州では、事務所開設の費用と時間を大幅
 に削減し、コア業務に専念するためにレンタルオフィスを使うケースが一般
 化しています。世界最大のネットワークを持つリージャスが日本でも拠点拡
 大を図り、国内最大60拠点を展開中。無料見学・相談会の参加者を募集して
 います。今なら初期費用減額キャンペーン実施中。申し込みはこちらから。
 http://www.clickcount.info/rd_rds1408.html
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■■
■■  経営戦略考−日経記事から毎日学ぶ経営戦略の原理原則
■■    http://www.senryakukou.com/
■■
━━━━━━━━━━━━━━━━ 2014/08/28(通巻2214号)━
配信数 Mag2:14558 melma!:4616 E-Magazine:4428 自社配信:6046
【合計29648部】
──────────────────────────────
広告掲載のご案内 → http://www.entrelect.co.jp/1407-09entrelect.pdf
バックナンバー → http://backnum.cbz.jp/?t=tn38&b=nm23&m=q836
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■■
■■ ネスレがコーヒーの家庭外需要を開拓 > 市場を細分化する
■■
━━━━━━━━━ 情報源:日本経済新聞 2014.08.28【11面】━

戦略の目指すところは何かと言えば、市場で「シェア・ナンバーワ
ン」の地位を獲得することです。

とは言え、大きな市場でナンバーワンになるのは、容易なことでは
ありません。

そのため、市場をセグメント(細分化)し、細分化された市場での
ナンバーワンを、まずは目指します。

たとえば、地域を細分化し、特定地域でのナンバーワンや、細分化
されたニッチ市場でのナンバーワンを狙ったりします。

逆に、大きな市場でナンバーワンになったとしても、細分化してい
くと、まだナンバーワンでない市場がみつかったりもします。

28日付けの日本経済新聞朝刊に、「ネスレ日本は独自開発のコーヒー
マシンを活用してコーヒー需要を開拓する。」という記事が掲載さ
れています。

記事は、「国内で1年に消費されるコーヒーの杯数は500億杯とさ
れるが、同社のシェアは家庭向けが37%なのに対しオフィス向けを
含む家庭外は3%にとどまる。」と伝えています。

市場を家庭向け・家庭外に細分化すると、後者のシェアを伸ばす余
地が大きいわけです。

自社の事業の状況を正しく把握するには、全体のドンブリ勘定だけ
ではなく、市場をセグメントした上で、自社の地位(シェア)を見
渡してみる必要があります。

自社がどこでナンバーワンになれているのか、なれていないのか、
どのようにナンバーワン確立のために経営資源を配分するのか、戦
略を考える上で、前提となる情報です。

ナンバーワンになれていないセグメント市場については、ナンバー
ワンを目指すべく取り組むのか、あるいは、あえて踏み込まないと
いう選択もあり得ます。

ドンブリ勘定では見えて来ないことでも、細分化することで見えて
来ます。

そのような分析を、既にある程度は行なっている企業は多いことで
しょう。

ですが、時代の変化と共に、新たな細分化の切り口も生まれてくる
ものです。

記事によるとネスレ日本は、「家庭外」というくくりをさらに細分
化し、「長距離トラックの車内」「病院や大学、消防署」「高齢者
施設」といった市場を“発見”し、攻略に取り組んでいます。

市場の細分化、切り口の見直し、取り組んでみましょう。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■■■■■■■■■■■■ 今日の教訓 ■■■■■■■■■■■■
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

あなたの企業では、対象市場をどのように細分化し、とらえている
だろうか。戦略を考える上で、その分析は大前提であり、細分化の
切り口も、随時見直していく必要がある。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
意見・感想・質問等 → senryakukou@mori-office.com
購読登録・解除 → http://www.senryakukou.com/mlmg/mlmg_apply.html
──────────────────────────────
発行元:合資会社 森オフィス http://www.mori-office.com/
発行責任者:森英樹 hank@mori-office.com
──────────────────────────────
『まぐまぐ』『melma!』『E-Magazine』並びに自社配信システムを
利用しています。
──────────────────────────────
知人・友人への転送、社内での回覧はご自由にどうぞ。その際は、
全文を改変せずに転送・回覧ください。(C) Copyright 1999-2014
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


広告のお問い合わせ
メルマガ広告に関するご相談は無料です。お気軽にお問い合わせください。TEL:0120-109-744
ぺージ一番上へ