IT業界の裏話
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[IT業界の裏話-0318]人の話を聞かないIT技術者の「ケータイ礼賛」と「PC礼賛」が痛いと思う理由
配信日:2009年05月08日
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2009年5月8日発行(5000部)
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■■ IT業界の裏話−−−−−−−−−−−−−−−−−−−No.318
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--> バックナンバー:http://it-ura.seesaa.net/
どうも、吉澤準特です。
稟議書の正しい読み方は「ひんぎしょ」ですが、
慣用読みで「りんぎしょ」と読むことになっています。
実は私自身、この事実を知ったのが最近だったので、
自戒を込めてエントリーに残しておきます。
→ http://it-ura.seesaa.net/article/118222358.html
▼ INDEX ▼
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■ 業界裏話 :人の話を聞かないIT技術者の「ケータイ礼賛」と
「PC礼賛」が痛いと思う理由
■ Hot Topic :OSSサポートサービスを選ぶ4つのポイント
■ レポート提供
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■ 業界裏話 :人の話を聞かないIT技術者の「ケータイ礼賛」と
「PC礼賛」が痛いと思う理由
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4月27日に小飼弾さんの404 Blog Not Foundにエントリーされた「『パソコ
ンってやばそうだよね』がやばい唯一の理由」と、それに異を唱えたshi3z
さんの「Dan Kogai氏がやばいと思うただ二つの理由」があまりにも目に余
る内容なので、ロジックの整合性という観点で一言。
正直、ここまで論点がずれるとは驚くばかりです。
まず、小飼さんのエントリーの発端となったちきりんさんのブログエント
リー「パソコンってやばそうだよね。」を読めば、まったく見当違いのと
ころに噛み付いていることがすぐに分かります。そして、その見当違いの
エントリーに対してさらに見当違いなエントリーがshi3zさんのものです。
各自の発言内容を要約すると次の通り。流れとしては、ちきりんさんの発
言に小飼さんが噛み付き、それにshi3zさんがさらに噛み付いてます。
●ちきりん
http://d.hatena.ne.jp/Chikirin/20090425
『ちきりんはIT業界の人ではないため、これはユーザーの単なる感想と
して読んでほしい。現在のようなPCを購入するのは次で最後となり、そ
の後はブログ作成用にネットブック、コンテンツ閲覧用にケータイを使
うことになりそうだ。周囲の人間もそのようなタイプが多いのではない
だろうか。』
●小飼弾
http://blog.livedoor.jp/dankogai/archives/51205914.html
『ちきりん氏は搾取される側の発想だ。ケータイやネットブックは「ブラ
ウザ」や「ビューワー」や「コミュニケイター」にはなっても「エディ
ター」や「ビルダー」には慣れない。ネットブックはディスプレイ、そ
してキーボードというI/Oが小さすぎて仕事(プログラミング)道具にな
らない。ケータイとネットブックで満足できる人というのは、作りたい
という欲求がない人。』
●shi3z
http://d.hatena.ne.jp/shi3z/20090429/1240968239
『小飼弾氏の発言は圧倒的な認識不足。ケータイサイトは「魔法のiらんど
」のように約10年も前からケータイだけで作れるものがある。単にWeb
を作るだけではなく簡単ながらゲームまでオーサリングできる。どうし
てもコードが書きたければ、 iPhoneのSSHクライアントを使えばよいし、
実際に私はそうしている。ネットブックはモビリティという優位性があ
り、インスピレーションをそのままコード化するのに、ネットブックほ
ど適している環境はない。』
冷静に読んでみれば、
・ちきりんさんが一般的なオフィスワーカー&消費者としてのPCに対する
必要性の低下を述べている
・小飼さんはアーキテクト&プログラマーとしてPCは絶対に必要性である
ことを主張している
・shi3zさんはケータイサービス利用者&コンテンツ作成者としてPCを必ず
しも用いる必要は無いことを指摘している
ということで、皆さんの立ち位置が全部違うのです。ちきりんさんは自分
の考えを述べているだけですが、それに対してお門違いの批判をしている
小飼さんは頂けないですね。
そして、その小飼さんの、アーキテクト的な観点でアプリおよびアーキを
設計・構築するという立ち位置を理解せずに、ケータイコンテンツの作成
という視点に議論をすり替えたshi3zさんも頂けない。
※shi3zさんはちきりんさんのエントリーには何も言及していません
ケータイ・PC必要論もいいですが、脊髄反射する前に、もっと相手の意図
を読み取る姿勢が必要だと思います。
(エントリーへのコメントはこちら)
→ http://it-ura.seesaa.net/article/118338101.html
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■ Hot Topic :OSSサポートサービスを選ぶ4つのポイント
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オープンソースサポートサービス(OSSサポートサービス)を利用する前に
、予備知識として必ず念頭に入れておきたいポイントは、OSSと言われてい
るソフトウェアの中にはOSSバージョンと商用バージョンの2種類を持つソ
フトウェアがあるという点だ。
従って、OSSサポートサービスの中には、特定の OSSに対して、商用バージ
ョンしかサポートしていないケースもある。
一口にOSSライセンスといってもいくつかの種類があり、その内容が若干異
なることに注意を払う必要がある。たとえば、GPLはコピーレフトの代表的
なライセンスで、Free Software Foundation(FSF)によって公開・維持さ
れている。また、世界中で広く使われているOSSのJ2EEサーバ、JBossのラ
イセンスはGNU (Lesser General Public License(LGPL)) だ。
GPLとLGPLでは、他のソフトウェアにリンクされて初めて機能するライブラ
リソフトウェアの扱いが異なる。GPLでは、そのライブラリを使用するすべ
てのソフトウェアに対してGPLに対する準拠を要求しているが、LGPLでは動
的な(実行時)リンクにかぎり、GPL/LGPLに従わないソフトウェアでの利用
も許容している。
JBossのライセンス形態はLGPLだけだが、バイナリファイルにはコミュニテ
ィ版とエンタープライズ版の2種類がある。JBossエンタープライズ版の場
合、パートナ企業と有償のサブスクリプション契約を結ぶことによってテ
スト済みで動作保証されたJBossソフトウェア(JBossのオープンソースコ
ミュニティ(jboss.org)から安定したコンポーネントを Red Hat社で再構
成し、企業向けにテスト・品質検査を実施して提供されたもの)、最新の
パッチファイル、バージョンアップファイルを入手することができるよう
になる。
さらに、サブスクリプション契約によって技術サポート、コンサルティン
グ、トレーニング、ドキュメントの提供などを受けることが可能になる。
一方、Webコンテナのデファクトスタンダートと言われているTomcatの場合
にはApacheライセンス(Apache License)が採用されている。このライセ
ンスではコピーレフトを要求しておらず、要求しているのは、ユーザがそ
のソフトウェアにApache Licenseのコードが使われていることを知らせる
文言を入れることだけである。ただし、元々ある著作権と特許権の記述は
そのまま保持する必要があり、修正が施されている場合は、その旨を追加
記述しなければならない。
こうしたOSSライセンス上の違いをよく理解した上で、次の4つの視点から
検討を重ねていくとよい。
1:サポート対象OSSのラインナップ
2:サービスメニューの評価
3:サポート技術力の評価
4:サービス料金体系の確認
・・・
・・
・
続きはキーマンズネットでお知らせしています。
以下リンクから登録後、キーマンズネット内の検索ボックスから
「OSSサポートサービスを選ぶ4つのポイント」で検索して下さい。
→ http://it-ura.up.seesaa.net/item/20071012_keymans.htm?318
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編集後記)
最近、はてなのアノニマスダイアリーが面白いです。
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