『就活生必見☆社会人インタビュー2010』

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『社会人インタビュー2010』 株式会社ナルミ 新倉かずこさん

配信日:2009年05月12日

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『就活生必見☆社会人インタビュー2010』

      平成21年5月12日(火)<067号>


生き生き働く社会人に会えば、自分の未来が見えてくる!
>>バックナンバーはこちら http://archive.mag2.com/0000281931/index.html

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■■ 『人生に無駄はない』
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◆ 1.社会人プロフィール
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□ 新倉 かずこさん
  株式会社ナルミ(ナルミヒーリングサロン)
  代表取締役

  実践女子学院短期大学卒業後、
  千代田火災(現あいおい損害保険会社)に31年間勤務
  
  現在はマナーのインストラクターとして研修や講演活動を
  行っている。
 
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◆ 2.インタビュー記事
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■■ 『マナー研修』


大学を卒業後、千代田火災(現あいおい損保)に入社した新倉さん。

31年間会社に勤め、社員教育部門15年、社内外教育サービス部門4年
広報部門7年、不動産部門2年、秘書3年とさまざまな職種を経験した。

その中でも社員教育部門にいた経験が今の仕事に繋がっている。

最初の頃は業者に社内研修を依頼していた。

社内研修はお金かかるため、

「新倉ちょっとやってみないか」

と上司に声をかけられた。


“上司に感謝”


新入社員研修の企画をして、後輩と共に研修。
徐々に人前に立つようになっていった。

全国各地へ出張を繰り返すような生活を送る。

しかし、こどもが生まれ、これ以上は続けられないと
感じ、広報部へ異動願いを出す。


そして現在。


また研修をやるなんて思ってもいなかった。


それにもかかわらず、マナー講師として独立し、
様々な会社の社員研修の仕事を請け負うことになった。



■■ 『離婚』


42歳の時、新倉さんは離婚という人生の転機を迎える。

離婚を決断するまでの約2年間、非常に辛かった。


夫婦生活を18年間、付き合っていた時期を含めると26年間。
いいときも、悪いときも共に過ごしてきたパートナーとの別れ。


離婚は新倉さんから切り出した。



つらい時こそ笑顔で、
ニッコリ笑って過ごす。


“つらい”と声が出かかっていたけど
親友にも言わなかった。

母にだけには相談していた。


1人娘の親権で夫ともめたとき、


「本当にやりたいことがあるのだったら、
いったん全部捨てなさい。かならずあの子は戻ってくる。
そのぐらいの気持ちで過ごしていなさい。」
と母に言われた。


“母に感謝”


この言葉があり、親権を一時父親に譲ることになる。



■■ 『プレゼント』


離婚して、娘にさびしい思いもさせた。

娘が熱を出しても、母に任せて仕事へ行ったりもした。
そんな自分に負い目もあった。

父親のことを悪く言ってしまったとき、
「そんなこと聞きたくない」
と娘に怒られた。


“娘に感謝”



娘にきちんと謝って、頭を下げた。

「寂しい思いを、辛い思いをさせてごめんなさい」

そして抱きしめた。




生まれてから今までの写真をアルバムにして
娘にプレゼントしよう考えている。

父親とは離婚したけれども、
生まれたときは2人でとても喜んで、
父親だってあなたをとても愛していた。

色々な出来事の中で、


“あなたは本当にたくさんの人に愛されて生きてきたんだよ”


そう伝えたくて。


“人生アルバム”


写真1枚1枚にコメントを書いて、
娘にプレゼントしようと思っている。



■■ 『乗り越えて』




マナーはひとつのきっかけだと新倉さんは言う。

マナーを通じて、人としての生き方や考え方、
悩みをどう乗り越えていくのかを学ぶことができる。

それを若い人に伝えて、勇気を与えるきっかけにしたい。

これが今の新倉さんの理想の生き方だ。


1人でも、あなたを支えてくれる人がいる。

あなたを愛してくれる人がいる。

自分はこんなにも愛されているんだと。


それに気付けば、もっと人生豊かになる。

安心して生きていける。




□□ 『就活生へのメッセージ』


中身が大事だとは言われるけれども、
身だしなみや見た目も、もちろん大事。

形から整えて、心が磨かれるのがマナーなので、
身だしなみを考える就活のときこそチャンス!

是非、身だしなみを整えてほしいと思います。



挨拶は最後が大事
最後の見せ方で決まります。

例えばご飯をご馳走になったとき
次の日に電話で挨拶ができること。

それが簡単なことで、多くの人ができていない
大切なことなんです。

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【編集後記】

最後までお読み頂き、感謝です。



新倉さんのお家は本当に
素敵で、すごくリラックスして
お話しすることができました。


本当の強さは辛い時にどれだけ笑顔でいられるか
だそうです。

苦しいことを経験したから伝えられることがある。
だから、どんなに辛いときがきても、
にっこり笑って過ごし、
本当に強い人間になりたいと思います。

“笑う門には福来る”



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