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厳選研修プログラム『6ステップ問題解決法』 第118号

配信日:2014年03月04日

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■■ 『研修企画の担当者必読!厳選研修プログラム100』
■■                        第118号 2014/03/04
■■
                 社員研修・研修講師の業界情報が満載!
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<INDEX>

1.研修効果は発注者が調べるもの

2.プログラム紹介:
  『6ステップ問題解決法』岩本好之氏

3.クローズアップ講師&新着講師情報!

4.今月のおすすめセミナー

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■1.研修効果は発注者が調べるもの
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いつもお世話になります。編集長のこばやしです。
なかなか暖かくなりませんねぇ・・・


先日、とあるプレゼンテーションに参加しました。
そこで、

 「ウチの社員にどのような変化はありましたか?」

という質問を受けました。
プレゼンという場でしたのであたり障りのない回答をしておきましたが、
内心では

 「それってあなた方が把握してないとマズいんじゃないの?」

と考えていました。
たった1日の研修で受講者の変化まで追跡させる気なんでしょうか??

                        メルマガ編集長 小林

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■2.プログラム紹介:『6ステップ問題解決法』
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こんにちは!編集長の小林です。

毎月、当社で厳選したプログラムをご紹介するこのコーナー、今回はこちらの
テーマを取り上げます。

『6ステップ問題解決法』
  〜問題解決型の社員をつくる〜

⇒ http://www.kenshudo.net/view_training/?training_id=65

講師の岩本さんは、GE社でシックスシグマでブラックベルトを取得した問題解
決のプロです。

とあるお客様が岩本さんの写真をみて「マジシャンみたいですね」と言ってい
ましたが、マジックで問題を解決する訳ではありません。

今回の研修は問題解決の「基本の型」を学ぶものです。では本編をどうぞ!


●よろしくお願いします!
岩本さんはシックスシグマ手法で実際に問題解決を行ってきたご経験をお持ち
ですが、他と何が違うのでしょうか?


−細かい部分はさておき、手法的にはQCもカイゼンもほぼ同じです。シックス
シグマの場合、手法というより運用面で違いがあります。


●なにか特別な手法があるのだと思っていました(笑)
 運用面の違いというのは何ですか?


−ひとことでいうと問題解決が組織ぐるみの取り組みになっているということ
です。

シックスシグマを導入している企業では、その考え方や手法が全員の共通ルー
ルであり共通言語になっています。

後ほど出てきますが、例えば「カスタマー」という言葉は人によっていろいろ
な解釈があります。でもシックスシグマではその解釈が定義されています。

また評価とも連動しています。
シックスシグマ活動による成果を定量的に評価するしくみがあり、それが部門
評価、個人評価に連動しています。


●なるほど。そのあたりが単なる改善活動と違うところなのですね。では、研
修の中身についてお伺いします。最初は”問題”についての定義だと思います
が、どのように考えているのでしょうか?


−問題とは「あるべき姿」と「現状」のギャップです。これはどの問題解決研
修でも同じだと思います。

私の場合、これを基準にあと2つのタイプを説明します。


●それは何ですか?


−一つ目は、あるべき姿を引き上げることで意図的に問題を設定するケース。

もうひとつは今は問題がなくても将来的に問題が発生するケースです。経営品質
は次第に劣化しますのし顧客の用っ急は上がって行きますからね。

企業の継続的発展には、この2つの視点はとても重要です。


●事象と問題について教えてください。


−ここを混同される人はとても多いんです。
例えば「マニュアルがない」「トップの方針がころころ変わる」というのは問題
ではなくただの事象です。

そして、「マニュアルがないからマニュアルをつくる」というように、事象の裏
返しを問題解決だと思っている人はけっこう多いんですよ。

だから、はじめに「問題の明確化」というステップが重要になります。


●次にアプローチ法ですが、ここではどんなお話をされますか?


−問題の種類によってアプローチが異なります。
全社的な問題はトップダウンでクロスファンクションのチームを組みますし、現
場の問題はボトムアップ型で取り組みます。

問題解決型の企業はこれらを同時並行で進めていますね。


●次に「問題解決に必要な5つの視点」についてお聞きします。他の問題解決研
修ではあまり見かけないのですが。


−問題解決の手法を学ぶだけなら必要ないのですが、現実の問題を扱うときには
とても重要になります。


●カスタマーから教えて下さい。


−カスタマーというのは問題の”向こうにいる人”のことで、解決する問題によ
ってユーザーの場合もありますし他部門の人ということもあります。

自分たちが解決する問題のカスタマーは誰なのか?これを明確に定義することが
必要です。

「私たちは誰の笑顔を見たいのか?」・・・この問いを忘れては、真の問題解決
はありえません。


●必ずしも顧客がエンドユーザーということではないのですね。次に「プロセス
の視点」はいかがですか?


−今風にいうと”仕事の見える化”です。
業務を分解してプロセスで見るようにした上で、誰がやっても同じ結果が出るよ
うに改善していきます。

中には俗人的な要素もありますが、それも分解して標準プロセスにしてしまうん
です。

「人」ではなく「プロセス」に着目するという考え方です。


●3つめの「ファクトの視点」というのは?


−実態を事実と数字で捉える、ということです。
実態を個人の解釈で述べているケースをよく見かけますが、それでは判断を誤っ
てしまう可能性があります。

まずは事実とそれを示す数字について共通認識を持った後に、それをどう解釈す
るかを議論する必要があるのです。。

ここではグラフ化の重要性もお話します。
数字の羅列よりもグラフの方がより雄弁に傾向や異常値を語ってくれますから迅
速な意思決定が可能になります。


●結論ありきで話すとそうなりがちですね・・・4つ目の「バラツキの視点」と
いうのは?


−平均とバラツキの両方で見ないと間違えるということを理解していただきます。

例えばあるコーヒーショップで注文から受け渡しまで平均30秒のお店があると
します。

「30秒でお渡しする」という本部の指示があり、これだけみると指示が守られ
ているように見えます。

でも、暇な時は20秒で渡せるのに、混雑時には45秒かかっていたとすると。
45秒のお客様は二度と来店されないかもしれません。

平均というのは企業側の視点。顧客はバラツキの1回を体験しています。だから
いかにバラツキをなくすかを考えないと顧客満足は得られないのです。


●最後に「Win-Winの視点」ですが、個人的には交渉ごとでWin-Winになった経験
が少ないので懐疑的なんです(笑)


−意見が対立したときに、二者択一ではなく”両者が納得する第3の方法”を探
るという態度を大切にしようということです。

私たちは通常、いかに自分の主張を通すか、相手を打ち負かすかを考えがちです。

勝ちー負けのパラダイムから脱却して、共存共栄の考え方にシフトしない限り、
企業の継続的発展はないというのが私の考えです。


●後半はタイトルにある6ステップですね。ここは他の問題解決研修と大きな差
はなさそうな印象です。


−問題解決のステップ自体は基本大差ありません(笑)
このプログラムでは2番目にチームビルディングを入れていますが、これは基本
を学ぶ場合で、1)問題の明確化に目標設定も入れます。

一方、選抜チームの場合は2番目に目標設定を入れて深堀します。

ここでは簡単なケースを使ってステップを体感してもらうのですが、各ステップ
で使用する手法やフレームも都度紹介します。


●どんな手法やフレームがあるのですか?


−QC7つ道具やロジカルシンキングで習うようなものです。
もちろん全部使うわけではありませんし、研修ではロジックツリーを使うことが
多いです。

現実の問題を扱う場合は、一番適切な手法を教えて使ってもらいます。


●研修の終わりとしてはどうなるのでしょうか?一通り、方法論を学んで終了で
すか?


−そういう場合もありますが、一番多いのは事後課題として自部門が抱える問題
について考えてもらう宿題を出します。

フォロー研修でサポートする場合もありますし、ワークショップ的に数ヶ月に一
度フォローすることもあります。

まぁ1回の研修で根付くようなものではないので、ある一定期間のサポートを行
った方が確実に効果は出ますね。

あと、問題解決研にロジカルシンキングは欠かせませんので、研修の中でお伝え
していきます。


●今日はとても勉強になりました!どうもありがとうございました!


<講師プロフィール>
ピープル・ブリッジ 岩本好之氏
http://www.kenshudo.net/sp_detail/id1278320826-470265.html

『人と夢をつなぐ。人と人をつなぐ。人と組織をつなぐ。』
GE,コンサルティング会社、事業会社で培ったノウハウを駆使し、人と組織の
持つ力を最大限引き出します。

<研修プログラム>
『6ステップ問題解決法』
  〜問題解決型の社員をつくる〜
⇒ http://www.kenshudo.net/view_training/?training_id=65


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■3.クローズアップ講師&新着講師情報!
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このコーナーでは研修堂のお勧め講師をご紹介します。まずクローズアップ講師
は、研修堂がぜひお勧めしたい実績豊富なプロ講師です!新着講師は、新しく登
録いただいた研修講師をピックアップしてお届けします。


<クローズアップ講師> ※順不同


●セールス・プロワン 庄司充氏
http://www.kenshudo.net/sp_detail/id1306126869-822685.html

⇒わたしがリクルートで学んだ「営業マンが自らイキイキ動き出し、つねに目標
を達成し続ける営業チーム」をつくるマネジメント手法をお伝えします!営業リ
ーダーを育成し強いチームをつくりたい企業はぜひどうぞ。


●マーキュリーコンサルティング 島倉大輔氏
http://www.kenshudo.net/sp_detail/id1229602266-334850.html

⇒当社は、かならずヒアリングをさせていただきながら、御社が抱えている問題
を明確にして、要望をもれなくお聞きしてから、研修プログラムを開発、実施し
ていきます。


<新着講師> ※順不同

●プラスアルファ 嶺川博氏
http://www.kenshudo.net/sp_detail/id1392790421-001596.html

⇒御社の売り方は御社のトップ営業マンに聞くのが早い!
研修ではトップ営業マンの脳内に隠れている売れる感覚、考え方を引き出します。


●株式会社マインドアイ 椋本庄治氏
http://www.kenshudo.net/sp_detail/id1393476405-674404.html

⇒集客のコンサルティングをしています。地域戦略を得意とし、「地域NO1を目
す」指導を行っています。新規客だけではなく、OB客にも焦点を当て、売上アッ
プを図ります。


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■4.今月のおすすめセミナー(2014年3月)
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●ダイバーシティ入門ワークショップ(3/29・東京)
http://www.kenshudo.net/seminar_detail/?id=1393899541-531669

対象者:ダイバーシティについて知りたい方、ダイバーシティ推進でお悩みの方

1.ダイバーシティのパラダイム
<対話式レクチャー・ワーク> ◇今なぜダイバーシティか?

2.ダイバーシティに必須の思考能力とは?
<ワーク・セッション>

講師:山岡仁美 http://www.kenshudo.net/sp_detail/id1155195313-176981.html
   野口秀一 http://www.kenshudo.net/sp_detail/id1385335021-133569.html

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■あとがき
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研修堂では、小規模な勉強会・セミナーの講師から、コンサルティング会社様の
クライアント企業向け大規模研修チームまで、幅広いご依頼を戴いております。

とくにビジネス系研修では、今回のような「問題解決研修」などの定番メニュー
から、業界特化型の研修、自治体研修、経営者講演会まで、約700名の候補者
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東京・大阪だけでなく、北海道〜沖縄まで、日本全国よりご相談をお待ちしてお
ります! ⇒ http://www.kenshudo.net/agent/

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