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通じないカタカナ用語に注意

配信日：2013年12月17日

┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 2013.12.17 ━━◇
★　 ネット時代に勝ち抜くための
☆　【はやしはじめ】最新ビジネス情報 13005号　
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ネットビジネスには、今まで聞いたことのない言葉が飛び交うので、困る
ことがよくありますね。少しずつ覚えてゆくしかないのですが、中には、
間違って使われているものもありますね。
たとえば、インフルエンサーという言葉がそれです。

この言葉、数ヶ月前に中小企業庁が開設した「ミラサポ」というＳＮＳで
問題になりました。全国の中小企業を応援するためのとても有意義な日本
初の政府主導の情報交換サイトです。

中小企業庁「ミラサポ」　https://www.mirasapo.jp/

さて、この「ミラサポ」に登録している専門家の写真の下に「上位インフ
ルエンサー」などと書かれているのを見た登録専門家が「インフルエンサ
ーってどういう意味だ？」と騒ぎ始めたのです。

当研究所でも話題になりました。私たちは英語教育の準備も開始していま
すので、関係者には英語の先生が多いのですが、みなさん苦笑しています。

「インフルエンサーだから影響を与える人っていう意味だろう」と単純に
考えてしまえばその通りなのですが、influenceにerをつける用法は、今
までの英文法にはありませんでした。

「ミラサポ」に登録している専門家は、経営アドバイスを仕事としている
のですから、わからない言葉が出て来ると辞書を引いて、その定義を明確
にする習慣があります。

「私の辞書に出てないよ。erをつけるのは正しい英語なの？」と聞いて来
た専門家もいました。調べてみると、オクスフォード辞典にも、英辞郎に
も出ていませんでした。

実は「インフルエンサー」というのは最近できたマーケット用語で、英語
圏ではすでに盛んに使われている言葉なのです。ケンブリッジ辞典の最新
版にはマーケット用語として掲載されています。

この言葉を作りだしたのは、アメリカの大手企業です。

２００８年から２００９年にかけて、アメリカの大手企業は、ブログで人
気を集めている有名なブロガーたちに有料で自社製品のモニターになって
もらい、ブログに書いてもらうことで製品を売ろうという新しいマーケテ
ィング手法を次々に開発していきました。

ブロガーたちも大喜び。何せ、まだ市場に出てない家電やスマホや、新車
をいじれるので、どんどんブログで報告します。その結果、新製品発売の
時点ですぐ売り切れるという現象をあちこちで引き起こしました。

記事をどんどん書き込んで大量にお客様を集める力を持っているブロガー
たちは、やがて「インフルエンサー」と呼ばれるようになり、各企業から
引っ張りだこになっていきました。

ですからインフルエンサーは、「ブログ集客スペシャリスト」という意味
です。日本にはインフルエンサーを商売にしている人は、まだ現れていな
いと思いますが、１０年ぐらい前に、自分でも無意識のままに、インフル
エンサーの第１号になった人がいます。誰だと思いますか？

堀江貴文さんです。彼は当時目新しかったブログを連日更新し、食事に行
った時のメニューを写真に撮り、どんどん掲載しました。なぜ、食べ物の
写真なの？という質問に対しては、「ブログというのはこういうものなの
です」と意味不明の答えをしながら、更新し続けました。

彼のブログは爆発的に広がり、ライブドアの売り上げがどんどん伸びてい
きました。外国の人々は日本人がfacebookに食べ物の写真ばかり投稿する
ので不思議がりますが、これはインフルエンサーとしての堀江さんから影
響を受けた日本独自のブログ文化なのです。インフルエンサーにはその国
の文化を変えるほどの力があるのです。

で、「ミラサポ」のほうは、広報の世界でinfluencer marketingとしてす
っかり定着しているこの技法を、あいかわらず別な意味で使い続けていま
す。外資系企業の人から「インフルエンサーになってください」と言われ
た専門家の人たちはどう反応するんでしょうかね。

■ＰＰＣってなあに？

インターネットビジネスで頻繁に使われるＰＣＣについて解説します。

ＰＣＣとうのは pay per clickの略ですが、お客様のクリック数に応じて
広告料を支払うシステムで、グーグルやヤフーで検索した時に画面の一番
上か右にならんで出て来る広告のことです。

検索したときに上位表示されるわけですから、当然、宣伝効果が高いので
これらの枠は引っ張りだこです。しかも、広告主にとっては広告料の支払
いはクリック数に応じて請求されるので、不必要な宣伝費をかけなくても
よいというメリットがあります。

料金体系は、その商品の人気度や、顧客が求めるキーワードの人気度に応
じて決められるので、１クリックにつき数十円から数千円とさまざまです。

掲載箇所の人気度に応じてヤフーやグーグルの方で瞬間的に計算して、料
金を提示してくれます。

嬉しいのは名古屋市だけとか、静岡市だけとという風に地域を絞った宣伝
が可能なので、市内の顧客だけにアピールしたいという場合の、新聞折込
みに代わる宣伝媒体として伸びています。

また顧客のリストを集める上でも有効な手段として利用されています。ネ
ット販売を開始するにあたって、見込み客のリスト集めが一苦労ですが、
ＰＰＣを利用すれば短期間に低料金でリストを集めることが可能なので、
多くのネット販売業者がＰＰＣを利用しています。

ＰＰＣのしくみを解説しているサイトをふたつ貼りつけておきます。
http://goo.gl/FU3pNO

http://goo.gl/dtM7od


■ビジネスに役立つ無料書式集　事業計画書

ビジネスを始める場合、事業計画書をしっかりと書くと、ビジネスの展望が
開けて、何をすべきかがよくわかります。事情計画書の書式はまったく自由
なのですが、書式があると見落としがなくて便利ですね。事業計画書の書式
や記載例が満載されているサイトを見つけましたので、参考にして下さい。

記載例を見ただけで、事業を始めるときに見落としがちな要素を見つけるこ
とができてとても便利です。

事業計画書を記入しておくことは、経営相談を受ける場合に便利なだけでな
く、銀行に融資の相談に行くときに強い説得材料になります。それだけでな
く公的助成を受けるときにもあわてずに済みます。

とくにネットビジネスは、クリック数や売上率を数字として表現しやすいビ
ジネスですが、リアルビジネスに慣れている公的機関や銀行のみなさんには
あまり馴染みのない世界です。あなたのビジネスがどういうものかを相手に
伝えるツールとして、事業計画書はとても大事で、かつ役立つ書類です。
http://goo.gl/JPEy8a

■相手からYesを引きだすための脳科学に基づく技術がすごい

『Yes!を引き出す７つのトリガー』（ダイレクト出版）

ビジネスの交渉の現場で一番大事なのは、相手からyesを引きだす交渉術です。
ネットビジネスの世界でもそうです。相手からYesを引きだす文章術をしっかり
と学んでおく必要があります。この本はあなたを説得の達人にするための脳科
学に基づいた手法が懇切丁寧に解説されています。説得というよりも、納得さ
せる力を磨く本です。今までのセールスの本は相手の理性に訴える技法ばかり
語られてきましたが、この本は相手が納得するための感情を引き出すトリガー
の使い方を解説している、すぐ実践に役立つ本です。相手に納得してもらえる
コピーが書けずに悩んでいる人にとっては、大きな力になります。
http://goo.gl/Ocv18P


■無料ＰＤＦプレゼント（提供　はやしはじめＰＲ研究所）
広報入門者のために丁寧に解説された小冊子「個人企業のための売れるＰＲ術」
をメルマガ読者のみなさんに無料で差し上げます。ご自分のメルアドを入力する
とダウンロードできます。「広く伝えることの大切さを教えてくれてありがとう」
との声が届いています。広報力を身につけることこそが、あなたのビジネスの成
功への第一歩です。
http://goo.gl/ocsXzK

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