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【いきべん通信】銀行に夢を語るな。投資家に現実を語るな。国にはお金だけ出してもらえ。
配信日:2010年09月03日
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◆今日のいきべん通信INDEX
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●親父の復権が日本各地で怒る日。
●電子書籍がもたらす本当の革命!
●銀行に夢を語るな。投資家に現実を語るな。国にはお金だけ出してもらえ。
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「ちゃぶ台返し」無料1位を大政奉還。有料化で下野。
http://itunes.apple.com/jp/app/id388902256?mt=8
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昨日のスマートやろうぜに参加しました230名のみなさま、
ありがとうございました。
時代は変わる、ボブディランの歌が脳みそを流れていました。
一昨日は、業界の重鎮との会食の機会に恵まれました。
「65歳になると、不思議と色欲がなくなる」と、おひとりが言いました。
もうひとりも、生死を彷徨ったときにそう思ったと。
おふたりとも、今まででやり残したことは何か、常に考えていると。
いずれ性欲がなくなるならば、今のうちに他のも抱くべきでしょう。
ここに居残れなくなる前に、やっちまえばいい。
やりたくなくなる前に、やっちまえばいい。
スマートに足をつっこむのは今のうちです。
さていきます。
~~500名が受講している世界一のiPhoneアプリ開発講座~~~~~~~~~~~~~~~~~
http://school.rainbowapps.com/master
●第9期生スケジュール:毎週火曜日19時-22時 10月5日開始
●第10期生スケジュール: 土曜日 13時-18時 10月23日開始
~~HTML5とソーシャルグラフで変わるスマートフォンビジネス~~~~~~~~~~~~~
http://www.auriq.co.jp/event/2010/det/0921.html
●ユビキタスエンターテインメント代表取締役CEO 清水亮氏
●トゥギャッター 吉田俊明 氏
●ジークルー代表取締役 佐々木陽氏
<ゲストパネラー>ジャーナリスト 津田大介氏
~~RainbowApps Presents:iPhoneクリエイター誕生秘話~~~~~~~~~~~~~
Apple銀座店3F 日時:10月4日(月)19時ー20時
・佐藤浩昭さん、朴さん、垣花さん(1期生):カロリー管理(有料総合ランキング1位)
・島田清夏さん(1期生):花火100選(有料旅ランキング1位、総合30位)
・永井智子さん(1期生):デコ電卓
・水谷雅宏さん(2期生):かけざんロボ(教育14位)たして10(60位)あとだしジャンケン(80位)
・臼井廉人さん(3期生):SM診断(有料総合ランキング7位)
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●Eagle第14弾iPhoneアプリ「ちゃぶ台返し」リリースのお知らせ
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Eagle株式会社(本社:東京都新宿区、代表:藤永真至、以下Eagle)は、
iPhoneをちゃぶ台に見立て、古き良き日本の親父芸能を疑似体験できる
iPhone向けアプリケーション「ちゃぶ台返し」を販売開始致しました。
お茶の間を震撼させた古き良き日本の親父芸能「ちゃぶ台返し」をiPhoneで再現致しました。
利用料金:0.99USドル (10,000ダウンロードまで無料キャンペーンを実施致します)
URL:http://itunes.apple.com/jp/app/id388902256?mt=8
ちゃぶ台をひっくり返すつもりでiPhoneを振り上げて、ちゃぶ台を飛ばして飛距離を競い合います。
日頃のストレスを込めて放ってください。 飛距離を出すコツはiPhoneを振り上げる早さのみ!
※iPhoneを飛ばさないように注意してください。
Eagle株式会社は、「異言語の人々が出会った時」の対話に特化したサービスを提供しながらも、
iPhoneプログラマーの人材育成や、スマートフォンビジネスのセミナー開催など、
国内のモバイル産業全体の発展と各企業の海外展開に尽力して参ります。
”Equip Your Language” by Eagle
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●電子書籍がもたらす本当の革命!
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レンボーアップススクール第6期生からレンボーアップス初となる漫画電子書籍がリリースされた。
ガラケーの電子書籍黎明期から電子書籍制作に携わってきたtakumangaさんが、今年からフリーで
「株式戦隊サラリーマン」という4コマ漫画をブログ上で発表したのが、全ての始まりらしいが・・・
http://ameblo.jp/salary-manga/
今回特記したいのが、個人がブログで始めた漫画がApp Storeを通じて、全国のiPhone(iPod、iPad)
ユーザーを相手に商売を始めたことである。
これまでの出版物であると、まず出版社に原稿を買い取ってもらい、そこから全国の本屋に品物が
並ぶということで、作家から読者までの間にいくつものハードルが存在していた。
人の評価が千差万別であるという前提が崩れないなら、出版社の目利きも100%の正当性を持たず、
当然これまでの歴史の中で出版社に認められないという、ただ1つの理由で埋没された名作も
数多く存在すると予想される。
この株式戦隊サラリーマンはtakumangaさんが漫画を描き、自分でアプリを作り
App Storeで商売を始めたということで、今後こういった作家が増えてくるとなると
良くも悪くも埋没される作品が少なくなるということではないだろうか?
当然、読者側に提供される作品の数も増え、読者に何を読んでいいか迷わせるという意見も
でてくるであろう、しかし無限ともいえるインターネットの情報を活用する今の時代の読者には
必要のない心配であると断言する。
そして、その増えた選択肢は、読者に無限の自由を与え
新しい読書スタイルを提供すると予想する。
雑誌パッケージのビジネスモデルが崩れたと言われて久しいが、そもそも雑誌パッケージというものは
人気漫画を分母としたトラフィック管理であって、そのトラフィック管理もいまや個人でできる時代。
ブログやSEOという言葉を聞いたことのない人はいないであろう。
何かが始まる!電子書籍にそう期待する人はいるが、いまだにそれが何かはハッキリとは見えてこない。
しかし、この「株式戦隊サラリーマン」のやろうとしているビジネスモデルに何かヒントが
隠されてるような気がした。
株式戦隊サラリーマンの作者takumangaさんはレインボーアップスに入るまでは、
まったくのプログラムど素人!当初はアプリを外注しようと考えていたが、自分好みの電子書籍を
つくりたい一心でレインボーアップスに入学したそうだ。
その自分好みの電子書籍は、操作性にすぐれ、電子書籍初となるランダム再生機能など
目新しい機能も詰め込んだ意欲作!
ちなみに提供されたスクリーンショットの日付が順序良く1234となってるのは、
偶然ではなくただの仕込んだネタらしい。
●株式戦隊サラリーマン
http://www.rainbowapps.com/software/388616474/
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●銀行に夢を語るな。投資家に現実を語るな。国にはお金だけ出してもらえ。
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【11/26講義録】「資金調達先の選定とその目的」 松永良輔氏
事業家がお金をあつめるとき、「株」「融資」「助成金」の3パターンが考えられます。
今回は投資家っぽく、結論から言います。
i ) 正規・全体事業資金は、投資家から調達せよ
ii ) ピンポイント事業開発コストは公的補助金を探求してみよ
iii) レバレッジ資金とつなぎ資金は銀行借入を活用せよ
次に投資家と銀行の立場の違いを述べます。
投資家のゴールは、income gain(配当収入)+ capital gain(株価上昇益)です。
しかも、絶対的にincome gain < capital gainです。
それに対し銀行は、その会社が今のままであろうと上場しなかろうと関係ありません。
倒産せず金利が稼げて、いざのときに元本を取り立てられる担保があれば良いのです。
投資家はincome gainや特にcapital gainを極大化しようとするわけですから、
投資家と経営者は目的を共有させていると考えられます。
うまく共有すれば、投資家の資金以外の「見えないけど大きい協力」も受けられます。
しかしあなたは、こういうことを知っています。
「資本コスト」という考え方です。
銀行借入コストは、大体2%、株主資本コストはおおよそ>=10%が目安。
投資家出資は失敗しても返済義務はないが、事業家としての信用が著しく毀損する。
また、投資家にお金を出してもらうと、微に入り細にいり経営に口を出される。
だったら、コストの安い銀行借入の方がマシだとという狂気の幻想が頭を駆け回る。
そういうときは原点に戻ります。
そもそもそんなにリターンの少ないビジネスをやりたかったのかと。
10%以上のリターンがなく、世の中を変えることもないビジネスを、
ベンチャー起業家と称して、やることがナンセンスなんじゃないかと。
起業家はまず何かの発見があって事業化をたくらみます。
その発見が他にはない、レベルが高いとします。
あとは、どうやって種銭(seed money)をつくれば良いかというと、
1産業、2売上、3財務のポテンシャルがあれば、投資家をまわればいいのです。
もしどうしても、資本コストをうわまらわらないのであれば、
その問題の所在(コアの競争力にあるのか、事業モデルにあるのか、など)をつきとめ、
あがるように努力すればいい。
そういうときに、まず銀行に当座をしのぐために駆け込むのは順序が逆なのです。
しかも銀行は、いつ貸し剥がしをやるかわかりません。
それが事業家や投資家にとってリスクになります。
出資者にとってウェルカムな融資は、
絶好調もしくは、その準備のレバレッジ資金に使うことです。
借りた以上にば売上げが上がると確信できるときです。
デュポン分解分析で分る通り、他人のお金「利益/株主資本」が上がるから出資者は喜びます。
逆に、借入金の比率が上がりD/Eレシオが高くなると、融資は金利も高くなりますし、
担保条件も厳しくなり、企業リスクが高くなるので、出資者は喜びません。
融資は、出入金のバランスによって生じる、つなぎための短期借入が妥当とされます。
返せるお金を借りているわけですから、経営そのものを揺るがすわけでもなく、
とはいえ、お金が一時的でもまわらず不渡りなんか出してしまうと倒産してしまいますから、
銀行から借りることは必須となります。
第三の資金供給先として、リスクが少ないのは、公的補助金です。
※返済リスクは無いに等しいですが、お金欲しさに事業が歪曲されてしまうリスクがあります。
これは、国家が産業振興・発展のために計上している予算で、
ベンチャー企業もその対象となっています。
ただ、当該資金は、その使途となる開発事業/技術対象が明確となっているので、
それに合わせる形で企業は自らの開発をチューニングする必要があります。
これをクリア出来れば、ほとんどタダで開発資金をゲット出来る便利なものです。
とれるものはとれ!返さなくてもいい!のです。
このお金の使い方は、コアのためのリソース確保です。
意外と知られていないようですので、コア見つけのヒント探しも兼ねて、
中小企業庁やNEDOに定期的にアクセスしてみるといいでしょう。
お金の集め方の基本は以上の3つになるわけですが、
株と社債の間のハイブリッド商品も存在します。
転換社債(Convertible Bond)と呼ばれるもので、
事前に決められた転換価額で株式に転換することができるものです。
投資家から見れば、転換価額よりも株価が上昇すれば、売却する事で利益を得る。
逆に転換価額より株価が低いままなら、社債としての利息を受け取り続けることもできる。
というものです。
CBのなかでも、特に強制転換権件付き社債といわれるものは、
事業がある一定のパフォーマンスを挙げた場合、株に転換出来るという特典があります。
そのかわり、失敗すれば銀行融資と同じく借金になってしまいますので、
ある意味両刃の剣ですが、足下の説得議論に難あれど
近未来に絶対成功出来る自信がある経営者にとっては魅力的なファイナンス方法といえるでしょう。
いずれにしても、発行条件等は少々面倒なので、会計士等の専門家に相談してみる事です。
当然そのときには、「エクイティーストーリー」が必要なことは言うまでもありません。
資本政策も結論からの逆算でおこないます。
損益計算書、バランスシート、FCF等の財務モデルを組んで、
上場時をゴールにした時価総額の算出を一年後以降各年度ごとに予測。
それをベースに、上場時、自分や経営陣が経営権を保持するには
どういう建て付けにすれば良いのか、
といった目標から逆算して、その計画に合わせる形で、
株式発行を数度に渡り行います。
ここをミスれば、事業そのものには成功しながら、
キャピタルゲインや、その後の経営の掌握で失敗する
ということになりかねませんので、十分に注意が必要です。
日本では、お金の集め方の基本に入れる事ができないくらいレアケースですが、
海外では、エコシステムの重要なファクターとして「エンジェル」が活躍しています。
事業家が手持ちのお金が無い場合に、お金を持たせてくれるのがエンジェルです。
この取引は本人同士のプライベートな取引です。
「上場したときに売却益の何%を払う」といったような約束でとりかわされているようです。
資本政策のあらゆる局面に備えて、
エンジェルを探しておくというのも事業家の大切な活動です。
~~伝説の授業。レインボーアップススクール。~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
レインボー。すべてを変えていきます。もう一度。
●第10期生、募集開始10月スタート。iPhoneアプリ開発講座。
http://school.rainbowapps.com/
~~~~過去の講義録をPDFで見たいアナタに~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
モバイル夜間大学2009総集編。(全講座収録!)
モバイルマーケティングのススメ。9000円
ソーシャルのススメ。5000円
経営のススメ。8000円
スマートフォンのススメ。6000円
脱ガラパゴスのススメ。5000円
キャリアメイクのススメ。5000円
http://www.mag2market.com/profile/838/
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