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【いきべん通信】オーナーシェフはどうやって、お客さんを口説けばいいのか?

配信日:2010年09月02日

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◆今日のいきべん通信INDEX
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●廃刀令以降ふたたび日本人が日本刀を手にする日。
●あなたに会えて本当によかった。
●オーナーシェフはどうやって、お客さんを口説けばいいのか?
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ただいま、「ちゃぶ台返し」5位好発進。
http://itunes.apple.com/jp/app/id388902256?mt=8
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投資家の物の見方は、レストランを訪れるお客さん、
それに対し、事業家の考え方は、そこのオーナーシェフだとたとえられます。


オーナーシェフは、まず自分の経歴をアピールします。
そして食材をアピールします。
場合によっては最近のトレンドに合わせていることも言うでしょう。


でも、お客さんは違います。
ひょこっと現れて、まず見た目でうまそうか判断します。
うまそうだったらお店に入ります。
そしてうまかったら、その値段が妥当かどうか考えます。
そして、どうやって調理しているのか知りたくなります。

最後に、友達にも教えてあげようと思って
材料や、オーナーシェフの経歴や哲学を知ろうとします。

では粋ます。


~~500名が受講している世界一のiPhoneアプリ開発講座~~~~~~~~~~~~~~~~~
http://school.rainbowapps.com/master

●第9期生スケジュール:毎週火曜日19時-22時 10月5日開始
●第10期生スケジュール: 土曜日 13時-18時 10月23日開始


~~HTML5とソーシャルグラフで変わるスマートフォンビジネス~~~~~~~~~~~~~
  http://www.auriq.co.jp/event/2010/det/0921.html

●ユビキタスエンターテインメント代表取締役CEO 清水亮氏
●トゥギャッター 吉田俊明 氏
●ジークルー代表取締役 佐々木陽氏
<ゲストパネラー>ジャーナリスト 津田大介氏

~~RainbowApps Presents:iPhoneクリエイター誕生秘話~~~~~~~~~~~~~
  Apple銀座店3F 日時:10月4日(月)19時ー20時 

・佐藤浩昭さん、朴さん、垣花さん(1期生):カロリー管理(有料総合ランキング1位)
・島田清夏さん(1期生):花火100選(有料旅ランキング1位、総合30位)
・永井智子さん(1期生):デコ電卓
・水谷雅宏さん(2期生):かけざんロボ(教育14位)たして10(60位)あとだしジャンケン(80位)
・臼井廉人さん(3期生):SM診断(有料総合ランキング7位)


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●Eagle第13弾iPhoneアプリ「居合い」リリースのお知らせ
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Eagle株式会社(本社:東京都新宿区、代表:藤永真至、以下Eagle)は、
iPhoneを刀に見立て、居合いの真剣勝負が体験できる
本格iPhone向けアプリケーション「居合い」を販売開始致しました。

居合とは、日本刀を鞘に収めた状態で帯刀し、
鞘から抜き放つ動作で一撃を加えるか相手の攻撃を受け流し、
二の太刀で相手にとどめを刺す形、技術を中心に構成された武術である。(Wikipediaより)

この素晴らしい日本の武術をiPhoneで再現。
一人で鍛錬するもよし、二人で決闘するもよし。

決闘の瞬間の二人の姿は、まるで巌流島の宮本武蔵と佐々木小次郎の決闘を彷彿とさせます。
「音が出るだけ」「振り回すだけ」なんてもう古い!
iPhoneを刀に見立て、居合いの真剣勝負が体験できる本格アプリです。

【「居合い」の概要】
名称:「居合い」

利用料金:1.99USドル

URL:http://itunes.apple.com/jp/app/id389935811?mt=8

◆ 一人で鍛錬◆
己の腕を鍛えるべく、一人で鍛錬を積むモードです。
誰よりも早い抜刀を目指し、日々精進しましょう。

◆ 二人で勝負◆
二人用のBluetooth通信対戦モードです。
日々の鍛錬で鍛えた抜刀速度を相手に見せ付けてやりましょう。

◆ 戦歴記録◆
戦歴記録では、勝敗記録や日頃の鍛錬を閲覧できます。
また、勝負の勝ち数に応じて称号が付与されます。
どんどん勝ち星をあげ、まだ見ぬ称号を獲得しましょう。

【注意】
※iPhoneを放り投げないよう、十分にご注意ください!
※周りに人や物がないか、十分にご注意ください!


Eagle株式会社は、「異言語の人々が出会った時」の対話に特化したサービスを提供しながらも、
iPhoneプログラマーの人材育成や、スマートフォンビジネスのセミナー開催など、
国内のモバイル産業全体の発展と各企業の海外展開に尽力して参ります。

”Equip Your Language” by Eagle


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●まさか10回で作れるなんて信じられなかった(4期生小倉さん)
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小倉龍也(29)と申します、プログラミング歴は14年です!
2003年に来日して、
日本で最初の仕事は社内システムエンジニアでした。現在は帰化し、日本人です。

ECサイト、モバイルサイト構築の仕事はほんの一年半ぐらいです。
スマートフォンのアプリ開発は初心者の初心者です。

■初めてのiPhoneアプリ
レインボーアップススクールでiPhoneアプリの開発言語ーObjective-cを勉強して、最初は疑問ばかりでした。
しかし、やっているうちにコツを掴めるようになりました。第6回目の講習後に「子供がどこに行ってるの」→
「iPhoneを持たせて、GPS機能を使える?」→「WEBサイトと連動できたら」の一連の流れを思考していきました。
これらのきっかけに「i-Log」の制作をスタートしました。

 いざ、自分でobjective-cのソースを書け!になると、「どう書くの?」
「これ、どうしたらいいんだっけ?」などの疑問が沢山出てきて、解らないことがあると、
もう一度レインボーアップススクールのテキストを読み直して、「あ、そうか、などほどね」と独り言。
さらに、レインボーアップススクールに入って良かったと思う事はどうしてもわからないところがあれば、
講習の合間にスクールのアドバイザーの方に聞けることです。

 今までの開発経験ではWINDOWS上で動くものかWEBサイトでしたので、
iPhoneの画面でアプリを作って、画面遷移とメモリ管理にほんとに苦労しました。

 さらにi-Logのテストはシミュレータで動きを確認できますが、GPS機能はやはり実機の必要がありました。
実際にテストバージョンを持って、歩きまくりました。また、スピードを検証するために、走ったり、
自転車、車を使ったり、検証をしました(飛行機は使いませんでしたが)。
そんなこんなことがあり、やっとスムーズに動くようになりました。

■ようやくリリース
 iTunes Connectにアプリを提出して、レビュー待ちの状態に入って、興奮とドキドキが絶えない状態。
やっと自分のアプリの出生ができる興奮と落とされる心配。

 リリース日は8月29日の朝4時でした。朝起きてiTunes Connectを確認したら、
「ready for sale」に変わりました。

 また、問題がありまして、プロモーションはどうしたらいい?
ここでまたレインボーアップススクールの登場です、
スクールに通った生徒たちはみんな、ひとつのメーリングリストで情報共有し合っていて、
メーリングリストを使えば軽く宣伝になり、
また、レインボーアップスのサイトに「アプリ自慢」があり、アプリのPRをすることが出来ました。


■i-Logについて

「i-Log」は行き先のルート検索ではなく、過去に辿ったルート(現在まで)を記録してくれるアプリです。 
アプリ内で履歴の検索が出来て、WEBサイト(http://www.cube-mobile.com/ilog)でもリアルタイムで検索できます。

親が子供の心配、夫の心配(笑)などなどに使えます。

■最後に
レインボーアップススクールに通うまでは、既に知り合いから「10回の講習でiPhoneアプリを作れる」とのことを聞きましたが、
まさか10回で作れるなんて信じられなかったものです。今回、
「Startup Meeting vol.4」に参加を期にレインボーアップススクールに入ることにして、
今思うとほんとにこんな良いスクールに出会えてよかったと思ってます!


● i-Log
http://www.rainbowapps.com/software/388418473/


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●オーナーシェフはどうやって、お客さんを口説けばいいのか?
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【11/22講義録】「投資家を口説き落とす秘伝の三か条。」 松永良輔氏


投資家の物の見方は、レストランを訪れるお客さん、
それに対し、事業家の考え方は、そこのオーナーシェフだとたとえられます。


オーナーシェフは、まず自分の経歴をアピールします。
そして食材をアピールします。
場合によっては最近のトレンドに合わせていることも言うでしょう。


でも、お客さんは違います。
ひょこっと現れて、まず見た目でうまそうか判断します。
うまそうだったらお店に入ります。
そしてうまかったら、その値段が妥当かどうか考えます。
そして、どうやって調理しているのか知りたくなります。

最後に、友達にも教えてあげようと思って
材料や、オーナーシェフの経歴や哲学を知ろうとします。


このように投資家と事業家は正反対なのですから、
投資家に見せる資料はいつもと逆のアプローチ、
つまり「フィルム逆まわし的アプローチ」にする必要があります。

具体的に言えば、プレゼン資料は、
エグゼクティブサマリーにはじまり、
あくまでも結論からせまる章立てにします。
技術の展開性などの個別ページも、
「結論そしてその根拠分析」という形で構成する方がいいのです。


それは一ページずつ脱落していくのをどう防ぐかの、
ウェブの顧客獲得の導線と同じです。

投資家だってつまらないものを延々と聞きたくありません。
事業家側からのプレゼンは20分が理想、長くて30分、つごう、
全体で割けてもらえる時間はせいぜい1時間です。
場合によっては数分というときもあります。

どれだけコンパクトに伝えるかがポイントになります。
先に結論から言う英語のつもりでしゃべるといいでしょう。

事業を組み立てる時は、こんな形のピラミッドになっていると思います。
まずベースに材料があり、その上に分析データが積み上がり、最後に結論が乗っかります。

A 結論
BBB 分析(材料の1規則性2相関性3変化のメカニズム)
CCCCC 材料(=fact)<1技術データ、2産業データ、3競合・類似企業の財務データ>

ここで注意すべき点は、中盤をささえる「分析」については、
一般化できないことなので、事業家がどう論拠づけているのかになります。。
「他人の論拠は意味がない」と投資家は判断します。
つまり材料の最大公約数はどうでもよく、
その事業家のフルテーラーメイドの分析を求めています。


このようなピラミッドを投資家はどうみるかといえば、
頂上の真上から見ていることになります。

最初に見えるもの、見たいものは、以下の3点です。

1.何を売るか?
・コアは何か?:どういうユーザ効用(virgin/replacement)
・ビジネスモデルは?:収益拡大化への指針

2.キャピタルゲインはどれくらいなのか?

3.それにはいくら必要なのか?
・FCFが何年後に黒字になるのか?
・一括でファイナンスに応じてもらえるか、
 あるいは、事業の進捗フェーズ成功ごとに分割コール・ファイナンスとなるのか。
・シンジケートを組むのか?


そして、その結論に至った考え方を聞き、
その考え方へのベースとなったデータが客観的なものかを確認するという流れになります。


この見方の違いは、投資後のレポートでも同じになります。
出てしまった業績の結果に対して、
事業家がどう分析しているのか、の確認作業になります。

そのときに投資家が持ち出す尺度は「変化率」です。
比較対象となるのは、産業データ、競合・類似企業の財務データになります。

では、何を比較するのかと言うと、以下になります。

1.コアの競争力の変化
2.売上げの伸び率(単価×数量)
3.収益性の変化(人、償却、オフィス、接待)
4.ROE(自己資本利益率)の変化(デュポンモデルの各要素)
5.「FCF/売上」の変化(設備投資、NWCCF)

起業間もなくの場合は1に近いところへの注目の比重が大きくなり、
成長するにつれて5をもっともよく見られるようになります。

「変化率」への評価は経済専業の動向にディスカウントされます。
つまり景気がよかったから売れたのは評価に値しないということです。
逆に景気が悪くて売れたのであれば、高い評価を得れます。

この「変化率」が悪化していけば、
事業家はリバイバルプランを作成しなくてはなりませんでしょうし、
向上していれば、ファイナンスを持ちかけるいいタイミングです。

とはいえ、事業家が苦しくても、
投資家がその企業化(フィジビリティティ)にメリットを感じれば、
ファイナンスに応じますから、極度に畏怖の念を持つ必要もありません。

むしろ、こういった変化率のレポーティングを見て、
投資家が気にするのは、「計画値との乖離」です。
そこで事業家の「経営力」を判断します。

技術の競争力を売上げにして、
さらに財務状況をうまくまわす。

そういうところのプロセスの評価の指標が、
「計画地との乖離」です。

経営者に求められる資質は整合性と連続性です。

1.技術・コアと事業との「連続性」
2.事業と財務との「整合性」

常に、あらゆる事象において、
「Why」と、投げかけられたときに、
「Because」で答えられることです。


プレゼンを効果的にするときにもっとも大切なことは
「相手の視点で話さなければいくら良くても伝わらない」ということです。

事業家も、投資家も、経済的ゴールは共通共有ですから、
達成するためには、資金を欲する事業家は、投資家と同じ尺度でしゃべらなければなりません。

投資家の見方を知らない事業家は、これからいろいろなところで、
無駄な努力をしていくことは、想像に難しくないと思います。


最後に投資家を口説くための三か条をまとめます。


1 「自分がやった作業の逆のプロセスで相手に伝える」
2 「あなたは変化を努力する、相手は変化率を評価する」
3 「あなたは計画達成を努力する、相手は計画との乖離を分析する」


<おまけ>

最近大きな買収劇が2回ありました。
M&Aの意義には、

1.市場シェアを買う(外部成長)
2.シナジー(リソース補完)
3.コストカット(融合化)

が、あります。

「シェアを奪う(内部成長)」よりも、お金で時間を買うということと、
イグジットしたい起業家の利害が一致したということになります。




~~伝説の授業。レインボーアップススクール。~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

レインボー。すべてを変えていきます。もう一度。

●第10期生、募集開始10月スタート。iPhoneアプリ開発講座。
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~~~~過去の講義録をPDFで見たいアナタに~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

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最新版とお取り替えいたします。
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