- ホーム
- 広告募集中のメルマガ一覧
- ビジネス
- 詳細
ビジネス交換日記
※メルマガ内容は省略されています。もっと詳しく見る
Aくんの悩み やりたい仕事じゃない
配信日:2009年03月17日
∵▲∵△∵▲∵△∵▲∵△∵▲∵△∵▲∵△∵▲∵△∵▲∵△∵▲∵△∵▲
――――――――――――――――――――――――――――――――――
〜〜〜 オカヤン★こうき★やまじゅんのビジネス交換日記 〜〜〜 (49)
――――――――――――――――――――――――――――――――――
今日のお題=Aくんの悩み やりたい仕事じゃない
――――――――――――――――――――――――――――――――――
2009年3月17日
こんにちは。
やまじゅんです。
少々取り込んでおりまして、1日遅れの発行となりました。
タイムマネジメントには昔から課題のあるやまじゅんです。
さて、46号でご紹介したAくん。
仲間から見れば、社会的にも一目おかれる会社に勤め、
営業成績もよいので、うらやましがられるくらいの状況にいますが、
本人としては少々悩みがあったのです。
それは、やりたい仕事ではないということ。
そのような悩みを持つのは若い人に限りませんが、
圧倒的に若者に多い悩みでしょう。
若者から相談された先輩や年配者は、やりたいことを
やるためにも、幅広い経験をしておくことは意味がある、
だからまずは今の仕事を一生懸命やりなさい、
というのが定型的なアドバイスでしょうか。
そのアドバイスが、当の若者の心に響くかどうかは
別として、私もそのアドバイスは、長い目で見れば、
結果として正しいと思っています。
職業人としての成長や発達を考えると、
より広い視野、より深い専門性を必要とする仕事へと
移っていくプロセスであると考えられます。
それは、ジェネラリストといわれるマネジメントの
プロであっても、スペシャリストといわれる特定分野の
専門家であっても、変わらないと私は思っています。
一流の専門家は、一流の経営者と話ができるだけの
広い視野と知識があると思いませんか?
一方で、一流の人は、自分の得意分野、専門分野以外の
ことについては、自分がよく知らないこともよく知っていると
思いますが、ここではこの話題は深めません。
私が考えたのは、高い山を築くには広い裾野が必要だし、
深い穴を掘るには、入口は広くなるということです。
よく言われるT型人間とかΠ型人間も同じ考え方だと思います。
やりたいことだけにこだわりすぎることは、
ひょろ長くて倒れやすい山(といえるか?)や
入口が狭くて深くしづらい細い穴を掘ろうとしているように
見えてしまうので、先輩たちは、先に裾野を広げたり、
穴の入口を大きくしたりしておいても後でそれは
役に立つよということを言いたくなってしまうのですね。
運よくやりたいことに直結した仕事に就けて、頑張っていれば、
より成長したいという欲がわいてくる。
自然と関連の領域へと関心や努力の方向が広がっていくでしょう。
それは、やりたいことにこだわる人にとって、
理想的な流れといえるかもしれません。
でも、もし、やりたいことをすぐにできなかったとしても、
間口を広げてやりたいことに近づく作戦(戦略)を自分なりに考え、
実行することも、また楽しいキャリア形成だろうと思います。
やりたいことができていなくても、一生かけてのキャリアの成熟。
10年単位で考えても遅くはありません。
若い人には多くの時間があるのですから、焦りは禁物です。
ちなみにAくんは、今では気持ちを整理して、
今の仕事に意味を見出しながら、やりたいことが
できる部署への異動希望を出しているそうです。
(やまじゅん)
●今日のポイント
高い山の裾野は広く、
深い穴の入口は広い。
高い山や深い穴を作るには長期的なプランを持つことも必要。
■ 編集後記・‥…━━━★+.*・‥…━━━★+.*・‥…━━━★+.*
ついついたくさんの予定を入れてしまったり、ぎりぎりにならないと
手をつけなかったり、若い頃からの悪い癖です。それでも最近は無理を
しなくなってはいたものの、やらかしてしまいました。トホホです。
やりたいことを実現するにも、目標管理、時間管理は、重要ですね!
読者のみなさんからの質問、突っ込みもお待ちしています!(やまじゅん)
――――――――――――――――――――――――――――――――――
メールマガジン「オカヤン★こうき★やまじゅんのビジネス交換日記」
☆発行責任者:山川純子
☆問合せ先 :info2@interist.com
☆登録・解除:http://www.mag2.com/m/0000262086.html
☆公式サイト:http://www.interist.com/ 有限会社インタリスト
キャリア相談、転職相談は、インタリストへ。
――――――――――――――――――――――――――――――――――
∴▼∴▽∴▼∴▽∴▼∴▽∴▼∴▽∴▼∴▽∴▼∴▽∴▼∴▽∴▼∴▽∴▼