ダメ上司を見習え! 3分で分かる仕事が楽しくなる秘訣

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辞めるといったら「もう明日から来なくてもいいから」 と、引継ぎをさせない上司

配信日:2010年08月30日

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こんにちは、グッチ55です^^


8月も今週で終わりです。
大人になると1ヶ月間以上の夏休みがなく、
日々変わらない生活が続きます。

しかし、夏の終わりは何だか寂しいものがあります。
子供の頃の思い出がよみがえってくるからでしょうか、
暑さから開放されるからでしょうか。

ただ、今年はこの暑い日はもっともっと続きそうですね^^;


前回は、部下の仕事を奪ってしまう上司の物語をお伝えしました。
このような上司に出会ったことはありますか?

普通は部下に仕事を任せられてナンボだと思うので、
珍しい上司かもしれません。

しかし、何でも自分でやりたい人はいると思います。
この場合、上司としてどのような立場をとるべきか。

簡単な方法としては、最後の手柄だけは部下に
与えることをしても良いのではないでしょうか。

自分で仕事はやれるし、部下の自信にもなるし。
うまくそのように振舞えるかは難しいとは思いますが^^;


さて、今回はどのような上司が登場するでしょうか?


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◇ ダメ上司を見習え! 3分で分かる仕事が楽しくなる秘訣 第65回
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このメルマガは上司と部下がおりなす物語を紹介します。

主人公である外村勝之が、様々な企業で働き、様々な上司と出会います。
いくつもの出逢いから外村は、自分が成長するためのヒントを得ていきます。

外村を支えるのは澤田康介。
澤田は外村と同じ立場、異なる立場にたって外村を支えていきます。

この2人が出会う上司は、良い面も悪い面も持った上司たちです。

この上司たちとのやりとりから

□部下から見た問題点
□部下として今どうすべきか
□自分が上司になった場合はどうしたらいいのか

の3つを学ぶことにします。


注意して頂きたいことがあります。

このメルマガは上司をバカにし、あざ笑うためのものではなく
上司を反面教師とし、将来の成長につなげるための物語であることです。



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◇ ケース:辞めるといったら「もう明日から来なくてもいいから」 と、引継ぎをさせない上司
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登場人物 
上司A(石道常務)
上司B(鹿山課長)
部下A(外村)
部下B(澤田)
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澤田:「実は、相談があるんだけど、今度時間とってもらえない?」


 ある日、同僚の澤田さんから相談を持ちかけられた。
僕たちは、仕事が終わったあと、夕食を食べながら話をすることにした。


外村:「今日も、一日忙しかったね」

澤田:「そうだね。最近、社内に活気があるよね」

外村:「仕事がたくさんあって、うちだけは不景気を感じないよ」

澤田:「確かに。恵まれた職場に出会えたと思うよ」

外村:「俺らは業界を見る目があったってことだよ」

澤田:「うん」

外村:「・・・あ、それで相談って何かあったの?」

澤田:「そうそう。外村さんにどうしても聞いて欲しいことがあってさ」


 澤田さんが話し始めようとしたときに、レストランの店員さんが注文したメニューを運んできて、
話はいったん中断された。目の前にハンバーグが置かれ、ジュージューと焼ける音だけがしていた。
僕たちは、前に置かれたハンバーグを一口食べた後、会話を再開した。


外村:「久しぶりにハンバーグ食べたよ」

澤田:「あ、うん。俺もだ」

外村:「ごめん、ごめん。さっき、聞いて欲しいことがあるって言っていたけど?」

澤田:「ちょっと悩んでいたことがあって、最初にどうしても外村さんに話しておきたくてさ。
入社当時から仲良くしてもらって、会社では一番信頼できるからさ・・・」

外村:「おー、そうか、そうか。ありがとう」


僕は、澤田さんに持ち上げられて、気持ちよくなった。
しかし、その気持ちとは逆に澤田さんは冴えない顔をしていた。そして話始めた。


澤田:「実は、来週に退職届を出そうと思っているんだ」

外村:「え?」


 いきなりのことに僕はびっくりした。


澤田:「前からずっと考えていたんだ」

外村:「会社が嫌になったの?」

澤田:「そういうわけじゃないんだ。この仕事は楽しいし、不満があるわけじゃない。
ただ、一度諦めた夢にもう一度挑戦したい。たった一度きりの人生だから、後悔したくないんだ」

外村:「夢って、弁護士になること? 学生の頃、勉強していたって言っていたよね」

澤田:「そう。最近、もう一度、挑戦したいと思えてきたんだよ。
勉強はしていたけど、100%の力を出し切れたかって言ったら、そうでもない。
落ちるのが、当たり前だと自分に言い聞かせて、本気になれていなかったかもしれない。
でも、社会人になって、自分の好きなことにひた向きに頑張る外村さんを見ていたらさ、
自分はそんなに真剣に仕事に向き合えているかな〜っと思って。このままじゃいけないって」

外村:「まぁ・・・俺はやりたかったことが出来ているから・・・」

澤田:「もう一回勉強したからって、合格する保証はないし、不安も大きいけど、今やらなきゃもう挑戦出来ないし」

外村:「そうか。そういうことなら、仕方ないな。俺としては辞めて欲しくはないけど、
かといって、自分の気持ちに素直になっている澤田さんを応援したい気持ちもある」

澤田:「ありがとう。分かってくれて嬉しいよ」


それから僕たちは、レストランが閉店するまで、今後のことについて話し合った。


明日、さっそく直属の上司の鹿山課長に伝えること。
退職するまでの3ヶ月間の間に、仕事の引継ぎをするための段取りを立てること。

その他に、もし弁護士になったら、どんな人生が待っているかについて、延々と話をした。
その話の時は、澤田さんはさっきとは違い、活き活きとした目をしていた。


 翌日、朝礼が終わって、さっそく澤田さんは鹿山課長に退職の意思を伝えた。


鹿山:「そういうことか。私としては、ここまで一緒にやってきたのだから、
ずっと一緒に仕事をしていきたいと思っている。君の将来には非常に期待していたし、
今現在も、私たちの期待に十分応えてくれていると思っている。やっぱり気が変わって、
辞めません、って言ってくれないか?」


 澤田さんが、下を向いて黙りこんでしまった。


鹿山:「って冗談だよ。君の強い意志を感じるよ。父親の立場から話させてもらうと、
後悔しないように挑戦しなさい、だな。そのかわり、将来、うちの会社の顧問弁護士になるんだぞ。私と君の約束だ」

澤田:「はい。ありがとうございます」

鹿山:「頑張れよ。合格することを祈っている。退職届は私のほうで預かって上層部に出しておく。
君は仕事の引継ぎはしっかりしてくれよ。頼むよ」

澤田:「もちろんです」


澤田さんはホッとした顔をしていた。反対されるかと思っていたらしくて、
自分を受け入れてもらえて嬉しかったようだ。さっそく澤田さんは僕たちに仕事の引継ぎの準備を始めた。
重要な仕事を任されていたこともあって、引継ぎをするのは大変そうだったが、
澤田さんのために、皆、協力してくれそうな雰囲気だった。


 しかし、退職届を提出してから、数時間がたったとき、
役員の一人である石道常務が澤田さんのもとへやってきた。
ものすごく険悪な雰囲気だったので、僕は嫌な予感がした。


石道:「仕事中、悪いね、ちょっといいかな。退職届は受け取ったよ。君の都合で辞めるんだって。
どうやらわが社はお気に召さなかったようだね」

澤田:「いや、そういうわけじゃないんです」

石道:「明日からもう来なくていいから」

澤田:「あ、いやでも・・・」

石道:「あ〜有給のことか。残っている有給の分は給料支払うから心配しなくてもいい」

澤田:「・・・(そういうことじゃなくて)」


 それを聞いていた鹿山課長が口を挟んだ。


鹿山:「いきなり来なくなるのは、業務に支障が出ますし、
せめて引き継ぎが終わるまでは来させたほうがいいのではないですか?」


鹿山課長の問いかけに石道常務は無視をして、去っていった。
そして、その場に不穏な空気が流れたが、状況を変えられる者は誰一人いなかった。


 次の日から、澤田さんがいないまま、仕事の引継ぎをすることになった。
鹿山課長を含め、課のメンバー全員が大変な思いをしたのは言うまでもない。


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□ 部下から見た問題点
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鹿山課長は、澤田の話を聞き、納得した上で、
退職後の夢を応援してくれました。

ところが、石道常務は、澤田や鹿山課長の話を聞かず、
「明日から来なくていいから」と一方的に命じました。
また、澤田さんの夢を「自分の都合」と切り捨てました。

二人の違いは、目線の違いです。

鹿山課長は澤田の目線になることで、応援したい気持ちになりました。

石道常務は経営陣としての目線から、澤田さんを「勝手に辞める人間」と捉え、会社には邪魔だと判断しました。

たしかに、「会社を辞める人」が職場にいるデメリットはあるでしょう。
触発されて、辞める人が増えるかもしれません。

しかし、それ以前に社員の目線に立たず、一方的に「会社の都合」を押し付ける会社に、社員はいたいと思うでしょうか。


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□ 部下として今どうすべきか
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澤田は、後は辞めるだけなので、同僚に石道常務の文句の一言でも言って忘れましょう。
そして、自分の夢に突き進めばよいでしょう。

今回の主人公は、鹿山課長です。

澤田が引き継ぎを出来なかったことで、課全体に被害が出ています。
そうなる前に、石道常務に再度直談判すべきです。

鹿山課長には非がありません。
しかし、経営陣の判断が、現場の状況と合っていない場合、調整が出来るのは、中間管理職しかいません。

石道常務が簡単に決定を覆すとは思えませんが、理由を聞き出すことくらいは出来たはずです。

その理由を聞いた上で、石道常務に再度お願いするか、引き下がるか考えてみてはどうでしょうか。


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□ 自分が上司になった場合にどうすべきか
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優秀な人材が離れていく組織は廃れます。

では、部下が離れないようにするにはどうすればよいでしょうか。

離れる理由は数多くあります。
給与が安い、残業が多い、結婚するなど
離れていく理由を全て潰すことは出来ません。

それならば、離れない理由を増やすべきです。

・上司が自分の事を大切にしてくれる
・上司が尊敬出来る
・社風が好き

部下がこのような気持ちになれば、多少給与が安いなどの不満があっても、会社に残ろうと思うのではないでしょうか。


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□ 編集後記
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「離れない理由を増やすためにはどうしたらいいかな?」

「うーん」

「それじゃ、この上司にはついていこうと思う上司はどんな人?」

「面倒見がよく、一緒に仕事していて成長できそうな予感がある人かな。あとは目標がはっきりしている人」

「自分と同じ目標じゃなくてもいいの?」

「いいと思う。違う目標でも応援したいと思えるもんだよ」

「そうか。例えば、期待感をもたせてくれる人とか、お金を一杯くれる人(笑)」

「それはその人目当てではなくて、お金目当てだよ(笑)」

「いろいろ総合すると、尊敬出来る人と一緒に仕事したいね」

「あと、一緒に仕事をしていて楽しい人がいいな」


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