ダメ上司を見習え! 3分で分かる仕事が楽しくなる秘訣

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「みんなで残るように」 仕事がないのに残業することを強要する上司

配信日:2009年05月18日

こんにちわ☆グッチ55です^―^

前回のダメ上司物語に関しては、

ダメ上司に焦点がいったというよりも
緒方先輩というすばらしい先輩が目立ったかもしれません。

緒方先輩のような人が上司だと
モチベーションが上がりますよね。

自分が会社を去るとなると、
その後の仕事のことは自分は関係ないはずですが、
緒方先輩は、残る後輩たちが仕事をしやすいように、
マニュアルを残そうとしてくれています。

そんな素敵な人が
会社を去るのはとても残念なことです。

そのような素敵な人を、
戸塚専務は認めていないようです。

その時点で、戸塚専務は部下から
ダメ上司扱いされてしまいます。

部下は、緒方先輩からの指示は
快く引き受けるでしょうが、
戸塚専務の指示は、
嫌々引き受けることでしょう。

専務という会社のトップという立場、でも部下からは嫌われている。
肩書きはない程度の立場だが、部下からはとても好かれている。

どちらの人生が幸せな生き方でしょうか。

私なら、緒方先輩になりたいですね☆


今週からは、
編集後記を追加しました。

ただのおしゃべりなので、参考になるかどうか^^;



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ぜひ、ご意見・ご感想を聞かせて下さい。
あなたが出会ったダメ上司の話を教えて下さい。
教えていただいた話から、グッチ55が物語を作り、
紹介させていただきます。
↓↓↓↓↓
http://form.mag2.com/keniogiaho
★★・‥…―━━━―…‥・・‥…―━―…‥・・‥…―━━━―…‥・★★


さて、今回はどのような上司が登場するでしょうか?


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◇ ダメ上司を見習え! 3分で分かる仕事が楽しくなる秘訣 第12回
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このメルマガは上司と部下がおりなす物語を紹介します。

主人公である外村勝之が、様々な企業で働き、様々な上司と出会います。
いくつもの出逢いから外村は、自分が成長するためのヒントを得ていきます。

外村を支えるのは澤田康介。
澤田は外村と同じ立場、異なる立場にたって外村を支えていきます。

この2人が出会う上司は、良い面も悪い面も持った上司たちです。

この上司たちとのやりとりから

□部下から見た問題点
□部下として今どうすべきか
□自分が上司になった場合はどうしたらいいのか

の3つを学ぶことにします。


注意して頂きたいことがあります。

このメルマガは上司をバカにし、あざ笑うためのものではなく
上司を反面教師とし、将来の成長につなげるための物語であることです。



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◇ ケース: 「みんなで残るように」 仕事がないのに残業することを強要する上司
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登場人物 
上司A:(小池部長)
上司B:(青田リーダー)
部下A(外村)
部下B(澤田)
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外村:「青田さん、何か手伝うことありますか?」

青田:「ないよ。今日はメールの返事出して、明日の段取りをしたら帰る予定だし、外村君は気にしないで先に帰りなよ」

外村:「そうですか。何かあったら手伝いますし、言ってください」

青田:「ありがと。でも今日はお疲れ様」

外村:「本当に大丈夫ですか? 青田さんも早めに帰ってゆっくり休んで下さい。お先に失礼します」



僕は青田さんをリーダーとした6人グループのチームの中の一人。

僕たちは6人で車のエンジンの開発に携わるエンジニアである。
6人でチームを組んでいるが、リーダーの青田さんが一番仕事の量が多く、
どうしても残業時間が長くなってしまう。

僕たちはそれを何とかカバーしたいと思っているが・・・



外村:「今日も残業長いですか?」

青田:「そうだね。10時にはあがりたいとは思っているけど、
チェックしないと明日みんな先に進めないからね。頑張ってやっていくよ」

外村:「すいません。僕たちもチェック出来ればいいんですけど・・・」

青田:「いいよ、いいよ。気にすることじゃない。これはリーダーである私の仕事だから。
外村君たちは早く帰って明日に備えなきゃ」

外村:「そうですか。それじゃ今日もお先に失礼します」



いつもこんな感じだ。僕たちも手伝いたいが、
青田さんしか出来ない仕事が多く、僕たちはただ見ていることしか出来ない。

僕たちは今日もまた青田さんよりも早くタイムレコーダーを押して帰ろうとしていた。



小池:「みんな、お疲れ様。帰るの?」

5人:「あ、部長。お疲れ様です」

外村:「僕たちは帰ります」

小池:「そうか。青田君はまだ残って仕事していたようだが、君たちは終わったのか?」

外村:「終わりました。あとは青田リーダーのチェックと指示待ちです」

小池:「自分たちの上司が遅くまで残業しているんだから、手伝ったらいいんじゃないのか?」

外村:「しかし、青田リーダーのチェックが終わらないと、
僕たちは先に進めないんです。リーダーも先に帰っていいって言ってくれていますし」

小池:「君たちは6人でひとつのチームなんだから、団結力がないといけない。
青田君も一人で深夜まで残業していると大変だから、残って手伝ってあげなさい」

5人:「・・・分かりました」



結局、この日は戻って仕事をすることになった。

青田さんは、帰ってもいい、と何度も言ってくれたが、小池部長に言われた手前、帰ることは出来なかった。
とはいっても、簡単な雑務はあるものの、それぞれが任されている開発プログラムは進まない。

だから、みんなで話をしたり、タバコを吸ったり、コーヒーを飲んだりで、
決して良い時間の使い方とは言えない残業時間となった。



外村:「昨日小池部長から、『青田さんと一緒に残って残業していくように』って言われました」

青田:「え? ウソ? 別にいいのに。僕は夜ひとりになった時のほうが集中して出来るから、
いないほうが嬉しいんだよね。昼間はみんなの質問に出来るだけ答えてあげたいしさ」

外村:「でも、残っていけって言われているし、何か手伝うことありませんか?」

青田:「え〜、手伝うこと? 今日もメールの返事出して。
う〜ん。チェックの出来る解析プログラムもパソコンが1台しかないから、
僕しか出来ないし。わざわざ残業してまでやる必要のない書類整理みたいなのならお願いできるけど」

外村:「そうですよね。昨日も残って、おしゃべりばかりしていたので、あんまり残る意味がなかったんですよ」

青田:「小池部長はどういうつもりで言っているんだろうね」

外村:「 『チームなんだから、団結力が大事。みんなで残って仕事をやっていこう』みたいな感じでしたよ」

青田:「そっか。うちら6人は団結力あると思うけどね。
まぁいいや。5人全員残る必要はないし、仕事がキリよく終わった人から帰っていいよ」

しかし、小池部長からタイムレコーダーが見えるため、
僕たち5人は青田さんより先に帰ることは出来なかった。

パソコンの前でインターネットを見て時間を潰しながら過ごすことになった。



外村:「澤田さん、休憩室いかない?」

澤田:「そうだね。コーヒーでも飲もっか」



 僕たちは部屋を出て休憩室へ向かった。



澤田:「何で俺たち残業しているんだろうね?」

外村:「分かんない」

澤田:「こんな“仲良し残業”する必要ないよね」



 僕たちはこの残業を“仲良し残業”と呼んでいた。
「“皆で仲良く残業しましょう”ってことでしょ」 と誰かが言っていた・・・



外村:「仲良くみんなで残る必要はないよね。だって、残っている間も残業代出るんでしょ。無駄だよね」

澤田:「でもこんな楽なのに残業代出るなんて超ラッキーだよ。
小池部長はある意味ナイス選択! 残業って通常の何倍かの給料出るんでしょ?」

外村:「うん。普通より多いはず。でも俺は残業代いらないから早く帰りたい。
夜は集中力がないから、あんまり仕事進まないし。帰って自分の時間を使いたい」

澤田:「そうだよなー。俺は昨日、彼女とご飯行く約束していたのに行けなかったし。
大事な仕事あるならしょうがないけど、何もすることないのに残って行けなかったもんな」

外村:「今月中には仕事片付くし、もう少し我慢するか」

澤田:「そうだね。今月の給料楽しみだな〜」

外村:「おいおい! 何もしていないのに給料出ているのがおかしいんだぞ」

澤田:「で〜も〜。もらえるんでしょ〜。残業代は何倍になるかインターネットで調べよ〜。俺、先戻るわ」

外村:「はぁ。俺は何をやってんだか」




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□ 部下から見た問題点
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外村は、仲良し残業が非効率過ぎて、
小池部長の指示に疑問を持っています。

また、「団結力を高める」以外にも残る理由がないと
残業の時間をどう過ごしていいのかわかりません。

このように、上司からの指示が非効率だと部下が感じた場合、
澤田のように時間を有効活用しなくなります。
澤田も、仲良し残業が無ければ、残業時間を有意義に
過ごしたかもしれません。

しかし、上司によって無駄な時間が作られてしまったために、
時間の有効活用を考えなくなってしまいました。




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□ 部下として今どうすべきか
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自分で有意義な時間を作るしかありません。
・社内の問題点を洗い出して、業務改善案を考える
・業務のマニュアル化
などなど、指示がなくても出来る仕事を探してみましょう。

上司に積極性を評価され、プラス査定につながるかもしれません。




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□ 自分が上司になった場合にどうすべきか
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小池部長は、青田チームのやり方を見て、
団結力がない、という問題点を見つけ、仲良し残業という解決策を思いつきました。

問題点を見つけた時、上司は様々な解決策が思いつきます。
しかし、どれだけ自分が素晴らしい解決策だと思っても、
周囲がその素晴らしさに気づかなければ、解決策を行う意味がありません。
自分の中では、一石二鳥と思っていても、現場からは余計なお世話と評価され、
士気が下がる要因となるかもしれません。

思いついた解決策は、周囲の反対意見・賛成意見を十分聞いた上で、
実行するようにしましょう。



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□ 編集後記
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編集者による編集後記です。

「結局、小池部長の指示が適当な感じがする」
「何も考えてないかな」
「部下が上司の意図を汲み取るのも大事かもしれない」
「でも、小池部長は口を挟みたいだけなんじゃないの?」
「そんなやつ、いる、いる」
「(笑)」
「部下と上司と心のすれ違いだね」
「それをうまいこと言ってみてよ!」
「まさに心の立体交差点だね」
「はいはい・・・編集修了」
「自分で聞いておいて、ひどいな〜」
「また来週」

このような感じで、楽しくやっております。
あなたの感想もお待ちしております。



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