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がんばれ社長!今日のポイント
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13/09/19がんばれ社長!今日のポイント 「観光の現状について」
配信日:2013年09月19日
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経営者用メールマガジン 『がんばれ社長!今日のポイント』
作者: 武沢 信行 2013年9月19日号 VOL.3198 購読者:27,857名
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『観光の現状について』
●昨日・一昨日とつづけて京都の復興劇をご紹介している。今日もそ
の続きを書く予定だったが、すこし脱線してみたい。
京都の観光客は年間で約 5,000万人だが、これはニューヨークを訪れ
る観光客と変わらない。これを当然と感じるか、それとも意外なこと
と思うか。
→ http://e-comon.co.jp/pv.php?lid=3718
●せっかく観光資源が豊かにあっても、人を呼びたいという熱い思い
が現地になければ、リピーターは生まれない。
CNN が選んだ観光客に不評な都市のランキングがある。その結果はこ
ちら。
⇒ http://www.cnn.co.jp/travel/35035712.html
●読者の方から「○○県の観光客も多いはずですよ」というご指摘を
受けた。調べてみたら千葉県や静岡県、埼玉県などもかなり上位に来
ているようだ。また京都は昨日 5,000万人とお伝えしたが、京都府全
域では 7,700万人になる。広島も同様に修正した。
もう一度、都道府県別観光客ランキングを整理すると次のようになる。
1位:東京都(年間観光客 4.7億人)
2位:神奈川県( 〃 1.7億人)
3位:大阪府( 〃 1.6億人)
4位:愛知県( 〃 1.4億人)
5位:千葉県( 〃 1.4億人)
6位:兵庫県( 〃 1.3億人)
7位:静岡県( 〃 1.3億人)
8位:埼玉県( 〃 1.1億人)
9位:福岡県( 〃 1.0億人)
10位:長野県( 〃 8,500万人)
11位:栃木県( 〃 8,000万人)
12位:京都府( 〃 7,700万人)
13位:新潟県( 〃 7,100万人)
14位:宮城県( 〃 6,200万人)
15位:群馬謙( 〃 6,000万人)
16位:広島県( 〃 5,500万人)
17位:北海道( 〃 4,800万人)
18位:鹿児島県( 〃 4,700万人)
その他では、石川県 4,400万人、奈良県が 3,400万人、沖縄県は 600
万人という結果だった。これは、Google 検索で「○○県 観光客数」
でヒットしたホームページのデータ(おおむね、各都道府県の観光局
が公表しているもの)を使っており、年度の誤差が 2〜3年含まれてい
ることと、全都道府県を調べたわけではないことをお断りしておく。
●観光客数を正確にカウントするための統一ルールがあるが、発表方
法にはルールがないようだ。観光客の実人数と延べ人数を分けて公表
している県がある一方で、延べ人数しか公表していない県もある。
要するに発表方法がマチマチで大いに困った。さらには、国の観光庁
が発表している統計値も「集計中」のまま未発表の県が 11府県もある。
観光立国・日本を目指すうえでは、今後、公表方法の統一化をはかる
必要があるろう。サーバーエラーのため PDF ファイルがダウンロード
できない県も複数あった。
●上記のランキング結果をみて、意外に思われる方も多いだろう。
私は愛知に住んでいるが、愛知が京都の 2倍も観光客があるようには
到底思えない。だが、発表値ではそのようになっている。
その理由は、日帰りのビジネス目的客がついで名古屋城や熱田神宮に
行ったとしてもそれが観光客とカウントされてしまうからだ。
また、名古屋に住んでいる人が週末に名古屋港水族館に行っても、そ
れが観光客にカウントされる。東京や大阪など人口が多いところほど
観光客も多くなるというのはそうした事情があるからだ。
●では、純然たる観光地はどこなのかを調べるもっとも良い方法はな
いものか。それは、ある。
県外からの宿泊客が多い都道府県ということに限定してみれば、どこ
が観光に強いかが一目瞭然だろう。そこで、もう一度調べ直してみた
結果がこちら。
<年間宿泊者数ランキング(観光目的、県外の宿泊客数)>
1位:千葉県(1,300万人)
2位:京都(1,087万人)
3位:長野県(940万人)
4位:静岡県(930万人)
5位:東京都(630万人)
6位:神奈川県(480万人)
7位:栃木県(440万人)
8位:沖縄県(430万人)
9位:群馬県(410万人)
10位:三重県(400万人)
11位:山梨県(400万人)
12位:北海道(360万人)
※出典:国土交通省 観光庁発表値資料(千葉と京都は未発表だった
ため、武沢が独自に調査)
→ http://www.mlit.go.jp/kankocho/siryou/toukei/irikomi.html
千葉の方が京都より多いのは驚きだが、こちらのランキングの方があ
きらかにイメージしていたものに近い。
脱線はここまで。明日はもとにもどる。
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【編集後記】
◆今から東京です。今回はなんと日帰り。
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