職人醤油通信
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[職人醤油通信vol.02]大豆の話
配信日:2008年06月02日
-----------------------■職人醤油通信 [2008.06.02]vol.02
職人醤油.comの高橋万太郎です。こんにちは。
醤油の原料の一つである「大豆」。
日本の年間の大豆消費量は400万トンといわれています。
さて、その内訳として、
【使用用途で一番多いのは何】だと思われますか???
正解は、「サラダ油などの油をとるための加工用」です。
その量は約300万トン(75%)にもなります。
続いて、
豆腐 49万トン
納豆 14万トン
味噌 14万トン
醤油 4万トン
正確には、油を絞った大豆を加工した「脱脂加工大豆」20万トンを加えた
約24万トンが醤油づくりに使用されます。
そして、
国産の丸大豆が使われる量は、
わずか500トン。
それほどまでに、
国産大豆を使用した醤油は貴重といえるわけです。
●
「自給率」という切り口で見てみると、
大豆の自給率は4%です。
ただ、これはサラダ油への加工用途の大豆を含みますので、
食用に限れば22%となります。
「自給率4%」と聞くと、
「昔と比べて、大豆の生産量が大幅に減少したんだな・・・」
と感じてしまいますが、
実際には、
昭和元年 作付面積39万ha →収穫量39万t
平成17年 作付面積13万ha →収穫量22万t
作付面積は3分の1に減っていますが、
単位当りの収穫量は上昇していますので、
トータルでの収穫量は半分も減っていないことになります。
単純に、昭和元年時の作付け面積に戻せば、
食用に限った自給率は70%近くになるのに・・・
と、あまりにも安易に計算機を叩いてしまいます。。。
今回の内容をサイト上にまとめてあります。
ご興味のある方はご覧ください!
http://www.s-shoyu.com/daizu.htm
またメールしますね。
ここまでお読みいただきありがとうございます。
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