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【BBBvol.192】ツメが甘い市村洋文(著)
配信日:2012年08月19日
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ビジネスブックバンク
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vol.192 2012.08.19 SUN info@businessbookbank.com
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こんにちは!BBB(ビジネスブックバンク)発行人の山村です。
今週末は妻の実家に行っていました。
本当に幸せそうに話す家族を見ていて、
親族がいつまでも健康で暮らしていけること、
それが続いていくことは何よりの幸せだと
心から感じた週末でした。
年に数回しか会わない人がいれば、、
その人とは残りの人生で数えるほどしか会えません。
だからこそ、近くにいる人ほど大切にしていきたいですね。
さて、本日ご紹介する一冊は、ファーストビレッジ株式会社
代表取締役社長 市村洋文さんの『ツメが甘い』です。
市村社長は新卒入社した野村証券でダントツの実績を上げた後
KOBE証券にスカウトされ、預かり資産1兆4,400億円を集め
株式公開にまで導いたスーパービジネスパーソンです。
本書を一言で言うと、そんな方に「喝」を入れてもらえる一冊です。
実績を上げてきた方自ら語る話ですので、
圧倒的な説得力と迫力で、仕事の「ツメ」を学ぶことができます。
仕事をしていると、先輩や上司に「ツメられる」という
使い方をするように「ツメる」ということばは、
どこかネガティブな一面を持って語られることが多いかもしれませが、
僕は本書を読んで、「ツメ」とは非常にポジティブなワードであり、
「徹底すること」の重要性を端的に示していると思いました。
お客様に覚えていただけるよう、徹底して工夫する
ご満足いただけるように、徹底して考え行動する
身だしなみやマナーなど失礼の無いように、徹底して配慮する
関わる人々を幸せにするために、徹底して仕事をする
・・・等、とにかくトコトン配慮をすることによって、
小さな差別化要因が積み重なっていきます。
トップ営業パーソンは、ここまでやっているということも学べます。
誰にでもできることを、誰もやらないほどにやる、
改めて、本当に大切なのはそこだと感じました。
考えることも、行動することも、
とにかくダントツにしていきたいですね。
では、本日もどうぞお付き合いください!
※どんなことでも結構ですのでどしどしメールください☆
必ずご返信します。(お時間がかかるかとは思いますが・・)
info@businessbookbank.co.jp
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■■■本日のCONTENTS
……………………………………………………
○書籍紹介・CHECKPOINT
○本書の目次
○編集後記
○ご献本について等
……………………………………………………
ご意見、ご要望、なんでも結構ですので、
いつでもご連絡くださいね!かならず返信します。
info@businessbookbank.com
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■■■今週の書籍紹介
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・ツメが甘い
・市村洋文(著)
・http://cs-x.net/bbb/c/00263.html
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■■■チェックポイント B B B C H E C K P O I N T
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■営業はいつだってアゲインストに決まっている
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君は売れないことを環境のせいにしていないだろうか。
「震災で景気が落ち込んで─」
「ヨーロッパの信用不安が広がって─」
「歴史的な円高でモノが売れなくて─」
言いわけはいくらでも言える。
だが、営業を取りまく環境はいつだってアゲインストだ。
何もいまに限ったことではあるまい。
君はモノが売れないと嘆く。
だが売れる商品なら、営業マンはいらない。
どんどん売れるなら、君は必要ないのだ。
売れないから、営業マンが存在する。
向かい風の中で営業するのが君の仕事である。
それでもときには強い逆風に吹き飛ばされそうなときがある。
そんなとき、私ならこう思う。
「しょせん、平時の戦いではないか」と。
どんなに辛くても、私たちは殺されるわけではない。
私は平時の戦いに生きているからだ。
片っぱしから飛び込みの営業をしても、
いきなり日本刀で切り付けられるわけではない。
上から爆弾が降ってくるわけではない。
どんなに辛い状況になっても、
命を取られるわけではないのだから、思い切って行け!
そう思うのも、私の頭にはいつも先の震災で
亡くなった人たちのことが浮かんでくるからだ。
もっと生きたいと思っていた人たちが津波にまきこまれて、
尊い命を失ってしまった。
彼らはもっと生きたかったろう。
生きて仕事がしたかったに違いない。
でもそれができない。
どんなに悔しかったろう。
それに比べたら、元気で仕事ができる私たちは、
どんなに幸せなことだろう。
数字が上がらない?
モノが売れない?
なんて、ぜいたくな悩みなんだ!
元気でビジネスができるのだから、
しぬほど仕事をすればいいではないか。
ぜいたくな泣き言など言うな。
しょせん君がいるのは平時の戦いだ。
死ぬことはない。腹をくくって思い切って行け!
それが君の仕事である。
■遅刻する人間とは仕事をするな!
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ビジネスにとって時間は貴重だ。1分、1秒でも無駄にできない。
一度自分の時給を計算してみるといい。
それを分換算、秒換算してみる。1分、1秒がいかに大切かがわかる。
相手が自分より収入が多ければ、なおさらだ。
時間単位の金額もさらに跳ね上がる。
遅刻するなど、とんでもないことだとわかるだろう。
だから私は時間にルーズな人間を許さない。
もちろん不可抗力でおくれてしまうことはある。
そうならないよう、余裕を持って出かけるのは当然だが、
電車の事故や台風などでどうしても遅れてしまいそうなときは、
事前に連絡を入れるのが鉄則だ。
私自身、不可抗力で遅れそうだとわかった時点で、
すぐさま先方に連絡を入れる。
何とか間に合いそうなときでも、
「遅れる可能性があります」と電話を入れておく。
事前に連絡を入れてあるのとないのとでは、
月とスッポンほどの違いがある。
連絡もなく、ギリギリに焦った顔で飛び込んで来る
人間ほど、まぬけなザマはない。
お客様先で待たされるときも同様だ。
約束の時間の10分前にはちゃんと先方を訪問したにもかかわらず、
何の連絡もなく提示から15分以上待たされた場合、私は帰ってしまう。
15分が限界だ。
もちろん、「いまちょっと立て込んでおりまして、
しばらくお待ちいただけますか」
と案内があった場合は、いくらでも待つ。
だが何もなくて、ただ応接室で持たされたときは15分で帰ってしまう。
先方の秘書には、「約束の時間にうかがいましたが、
何の連絡もなく15分待たされましたので、
市村が怒って帰った、とお伝えください」と言っておく。
それで関係が切れてしまうようなら、それまでだ。
そういう人とはビジネスをやらないほうがいい。
時間を守らないのは、他の約束も守らないということだ。
ビジネスの「いろは」の「い」を守れないようでは、
危なくて仕事ができない。
そういうところで、人はみな相手の信用度を測っているのだ。
君も気をつけたほうがいい。
もし君が時間にルーズだとしたら、君は君が知らないところで、
ダメ人間の烙印を押されているのは間違いない。
■高いスーツより安いスーツを数多く揃えろ
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ビジネスマンにとって身だしなみは非常に重要だ。
私も自分の会社の社員たちにはうるさく言っている。
決してカッコよくある必要はないが、
清潔であることは絶対必要条件だ。
ワイシャツの第一ボタンがはずれていたり、
袖口のボタンを留めていなかったり、
カフス式のシャツなのに、カフスがなかったりするのは問題外だ。
スーツもいつもパリッとしたものを着こなしていなければいけない。
スーツは何日もつづけて着ていると、上着のすそがよれてきて、
パンツの折り目も取れてしまう。
そんなスーツで、人前に出るのは失礼千万である。
■一流の人に共通する「ナニクソ」の精神
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証券マン時代から含めて、
私はたくさんの経営者や超富裕層に会ってきた。
その中には人間としても尊敬できる、
いわゆる本物の“一流の”人たちがいる。
彼らに共通するのは、「ナニクソ」の精神である。
負けてたまるか、という「ナニクソ」の精神。
私はこれを「死力達成」とよんでいる。
死んでも達成する。
達成するまでやめない。
それくらいの気合で、目標に取り組めということだ。
1日200件飛び込んで40枚の名刺を集めてくるのはキツい。
でも40枚集まるまで支店に戻らない。
それが「死力達成」だ。
ふつうの人は途中で諦めてしまう。だが、諦めない。
歯をくいしばって、「ナニクソ」の精神で
頑張った人だけが、一流になれる。
でも本当は誰だって一流になれるのだ。
40枚の名刺を集めたり、600通のDMを出すことは誰にでもできる。
なぜならそれらは単なる作業にすぎないから。
君だってできるだろう。
今日からやれ、と言われたら、名刺を集めたり、
DMを書くことなんてすぐにできる。
でもやらない。
だから成功できない。
成功して一流になる人は、
誰にでもできることをやり続けた人だ。
「ナニクソ」の精神で諦めずに
「死力達成」した人だけが成功を手にしている。
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■■■本日はこの書籍からの引用です
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・ツメが甘い
・市村洋文(著)
・amazonでの購入はコチラからどうぞ
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■■■ 本書の目次
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ツメが甘い!キミがダメな理由─導入編
君は何時に起きているのか?─時間管理編
名刺をどこにしまってる!─情報整理編
メモを取らない君は仕事ができない─情報収集編
お客様に断られて引く君はアホだ─アポ取り編
君のスーツはヨレヨレだ─身だしなみ編
君の話はつまらない─コミュニケーション編
お客様の心をわしづかみにする“人たらし”の方法─人心掌握編(対お客様)
組織の中の苦労は買ってでもしろ─人心掌握編(対社内)
獅子に率いられた羊は強い─部下育成編
一流の人になるための仕事術─マインド編
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■■■編集後記
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本書の中で飛込み営業のくだりがありましたが、
僕も新卒で入社した会社で、若手の頃ずっと飛込み営業をしていました。
毎日100件以上、多い時だと200件以上飛込み営業していましたが、
その経験は、僕にとって大きな財産になっています。
当初は正直、「なんて意味のないことをやっているのだろう・・・」と
思っている部分がありましたが、今はどれだけ意味のあることかを
語っても語りきれません。
あのときの辛い経験があるからこそ、今どんなことをやっても
くじけずにやっていけるという自信にもつながりました。
(とはいえ、本書を読んで「僕はツメが甘かった・・・」と思いましたが)
「やってやれないことはない、やらずにできることはない」
「みな同じ人間、絶対にできる」
「死ぬわけではない!」
と自分に言い聞かせていた日々が懐かしいですし、
経験を重ねるほどに、それは一生持ち続けなければならない
スピリットだということを感じます。
逆に、挑戦がなくなったり、心配事がなくなってしまっていたら、
それは成長がなくなっているということなのでしょう。
そう思うと、外部環境がものすごい勢いで変化し続ける中、
意識して機会を創り、乗り越えて行くプロセスを繰り返しながら、
成長のらせんを駆け上がっていかなければと感じます。
それこそが最大の「安定」なのだと最近つくづく思います・・・。
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