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お詫びと訂正【BBBvol.189】『掃除道』鍵山秀三郎(著)

配信日:2012年08月01日

こんにちは。BBB(ビジネスブックバンク)発行人の山村です。

下記、今週日曜日に発行させていただいたメルマガですが、
一点、私のミスでお詫びと訂正のメールをさせていただきました。

『掃除道』著者の鍵山 秀三郎相談役のご紹介で
株式会社イエローハット創業者(現相談役)
と記載させていただいていたのですが、

現在、鍵山相談役は株式会社イエローハット相談役を
ご退任していらっしゃいます。
(「日本を美しくする会」相談役は現任)

この度は確認不足で申し訳ありませんでした。


少し話はそれますが、本書をきっかけにNPO法人 日本を美しくする会の
方とご縁を頂いたのですが、素敵な対応をいただいて
本当に掃除をされる方は人格者でいらっしゃると感動しました。

ご興味がある方はぜひご覧になることをお薦めします。
http://www.souji.jp/


※下記、前号です。★のところが訂正点です。

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B┃ B┃ B┃ B U S I N E S S B O O K B A N K
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ビジネスブックバンク


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vol.189 2012.07.29 SUN     info@businessbookbank.com

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こんにちは!BBB(ビジネスブックバンク)発行人の山村です。


先週は関西に行っていました。
以前勤めていた会社の役員にご挨拶したり、
ご縁をおつなぎしたりと、とても充実した一週間でした。


さて、本日ご紹介する一冊は、
株式会社イエローハット創業者(現相談役)★ご退任済
「日本を美しくする会」相談役でもいらっしゃる
鍵山 秀三郎さんの『掃除道』です。


人生だけでなく、ビジネスにおいても掃除の効用は
大きく取り上げられていますよね。

でも、それってなぜだろう?と思っている人も
少なくないのではないでしょうか。


おはずかしながら僕もその一人でした。

迷い事があるときなどは特に、徹底的に掃除をするようにしていますが、
「部屋がきれいになると、心がきれいになるのだろう」
くらいにしか思っていませんでした。

しかし、本書を読んで、本当に掃除というのは素晴らしい行為であると
改めて認識させていただきました。


鍵山相談役が掃除を始めるようになった理由は2つあるそうです。

一つは日々掃除を欠かさなかったご両親の行動や教えから、
そしてもう一つが、心の荒(すさ)みを減らしたいという想いからです。


イエローハットの前身であるローヤルという自動車用品卸会社を
創業した際、高度経済成長期でどこも人不足の状態でした。

やっと採用ができても、当時のまだ小さな会社に応募してくるのは、
転職が一般的ではない当時にも関わらず、
履歴書に書ききれないほどの転職歴がある社員。

そんな社員の心は荒み切っており、営業先でまともな対応をされず、
帰社してもその憂さ晴らしをしているような悪循環状態だったそうです。


そこで、せめて出てくる社員が汚れやごみを目にしなくてもいいように、
職場環境をきれいにしておきたかったという想いで、
「この人たちの心を癒したい、穏やかにしたい」と
始めたのが掃除だったそうです。


しかし当初は、社長がトイレ掃除をしている横で平気で用を足す社員がいたり、
掃除をしている社長への批判も耳にしていたりしたそうです。
そのストレスたるや相当なものだったと思います。

ですが、その大変な精神的圧迫に耐え、掃除を続けるにつれ、
社員や職場の雰囲気が穏やかになり、
取引先との関係はストレスのないものになり、業績にもそれが現れます。


本書は、そんな「掃除」について、なぜ掃除をするのか、
そして、どれだけそれが尊いことなのかを、教えてくれます。

掃除の「技」ではなく、「道」という本書のタイトルそのものの、
一生の学びを得られる一冊です。

グレーチング(道路などにある排水溝)に頭まで突っ込み、
便器を素手で掃除する鍵山相談役の写真も載っていますが、
本当にそのまっすぐな生き方に心を打たれ涙が出そうになります。

本書は絶対に購入して読んでおくことをオススメします。

では、本日もどうぞお付き合いくださいね!




※どんなことでも結構ですのでどしどしメールください☆
必ずご返信します。(お時間がかかるかとは思いますが・・)
info@businessbookbank.co.jp

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■■■本日のCONTENTS
……………………………………………………
  ○書籍紹介・CHECKPOINT
  ○本書の目次
  ○編集後記
  ○広告・ご献本について
……………………………………………………

ご意見、ご要望、なんでも結構ですので、
いつでもご連絡くださいね!かならず返信します。
info@businessbookbank.com


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■■■今週の書籍紹介
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・掃除道
・鍵山 秀三郎 (著), 亀井 民治 (編集)
http://cs-x.net/bbb/c/00260.html




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■■■チェックポイント B B B C H E C K P O I N T
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■外周りの掃除
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会社は、その地に社屋を構えたときから、
大なり小なり周囲の住民に迷惑をかけるものです。

そのことに対して「少しぐらい車が渋滞しようが、騒音を出そうが、
仕事が仕事なのだからしょうがないじゃないか」というような
独善的な考え方をしたことはありませんか。

会社を経営するうえにおいて、
迷惑を避けることができないのであれば、
他の何かでお返しできないものかということを
いつも考えるようにしてきました。

そういう考えが根底にあって始めたのが、近隣外周りの道路掃除です。




■雨が降りそうな日でも洗車して出かける
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会社を車で出るときは、
必ず洗車してから出かけることを徹底しています。

今にも雨が降ってきそうな天候の日でも例外ではありません。
雪の深い札幌では、雪に埋まっている車を掘り出して洗います。


きれいにした車に乗って出ても、またすぐ汚れるわけですが、
それでも洗ってから出かける。

それくらい徹底しています。


人間は本来、怠け者にできています。

どうしても

「今日はもうじき雨が降りそうだ」
「明日は降りそうだ」
「近いうちに降りそうだな」

などと理由をつけて、
「今日はまあいいか」となりがちです。


そうなりますと「そのうち一気にまとめてやろう」
などといってやらないものです。




■洗車を徹底するようになった理由
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洗車を徹底するようになった理由は、二つあります。

一つは、事故を減らしたいという願い。

あと一つは、お客様(取引先)から
尊重されたいという強い思いからです。


かつて、忙しいことを理由に汚れたままの車で
出かけていた時代が当社にもありました。

そのころはよく車が故障し、事故も頻繁に起こしていました。

たぶん、汚れた車を運転していると、
つい運転も荒っぽくなり、その結果、
事故につながっていたのだと思います。


ところが、車をきれいにするようになってから、
見事に車の故障が激減し、事故もほとんどなくなりました。

車をきれいにすることで、
運転する社員の心が穏やかになった効果です。

このことは、予想以上の大きな発見でした。


もう一つの「お客様から尊重されたい」という思いは、
次のような理由によるものです。

会社はお客様から必要とされ、
尊重されて初めて存在意義があります。

お客様から尊重されないような会社は、
存在する意味がありません。

お客様から尊重されるためには、
こちらからお客様を尊重する姿勢を示すことです。

その具体的な実践の一つが、
きれいな車でお客様を訪問することではないかと思います。


私たちは、大切な人と会うとき、
当然のように身なりを整え正装してでかけます。

そのことと同じように、お客様を訪問するときは、
乗っていく車も清潔にして出かけるのが礼儀だと思います。

車をきれいに洗いますと、自分の靴を磨いたような
すっきりした気持ちになります。

そういう気持ちでお客様を訪問することが、
お客様を尊重することにつながるのではないでしょうか。




■なぜ、トイレ掃除か
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「なぜ、トイレ掃除か」について、私の考えをまとめてあります。

いまでは、この五つが各地で開催される「掃除に学ぶ会」で紹介され、
参考にしていただいています。

以下、その一つひとつについて述べてみます。



1.謙虚な人になれる

どんなに才能があっても、傲慢な人は人を幸せにすることはできない。

人間の第一条件は、まず謙虚であること。
謙虚になるための確実で一番の近道が、トイレ掃除です。

掃除をするとき、上を向いて掃除をする人はいません。
掃除は必ず、下を向いてしなければできません。

つまり、掃除をする形そのものが謙虚な姿だといえます。

あの人は、掃除をして傲慢になったという話を聞いたことがありません。
掃除を続けていると、例外なく謙虚な人間に変わります。


とかく私たち人間は、自分のことは棚に挙げて、
相手だけを変えようとするものです。

しかし、自分の思うように相手を変えようとしても、
金輪際変わるものではありません。

相手を変えようと願うのであれば、
まず自分自身を変えることが先決です。


自分が変わった分だけ、相手も変わります。

「私が私を捨てれば、そこにあなたがいる。
 あなたがあなたを捨てれば、そこに私がいる」(山本紹之介)

という言葉がありますが、その通りだと思います。


何よりも嬉しいのは、謙虚な生き方をしていますと、
後味のいい人生が送れるようになるということです。

幸せな人生を贈るためには、
後味のいい生き方をすることに限ります。



2.気づく人になれる

世の中で成果をあげる人とそうでない人の差は、
無駄があるか、ないか。

無駄をなくすためには、気づく人になることが大切。
気づく人になることによって、無駄がなくなる。

その「気づき」をもっと引き出してくれるのがトレイ掃除です。


できるだけ気づく人になる。
生きていくうえで、もっとも大切なことだと思います。

気づかない人は、自分も周りの人も不幸にします。

人はよく「大変だあ」という場面に遭遇します。
しかし、「大変」になってから対処しても、もう手がつけられません。


「大変」になる前に、必ず「小変」があるはずです。
この「小変」が気づきに相当することだと思います。

つまり、気づくということは、
「大変」になる前に知るということです。



3.感動の心が育まれる

感動こそ人生。できれば人を感動させるような生き方をしたい。
そのためには自分自身が感動しやすい人間になることが第一。

人は、その人が手と足と身体を使い、
さらに身を低くして一所懸命取り組んでいる姿に感動する。

とくに、人のいやがるトイレ掃除は最良の実践です。


生きるということは、感動するということだと思います。
感動のない人生は、生きている意味がありません。


では、私たちが感動するときというのは、どういう場面か。

少なくとも、自分の力を出し惜しみしている人に
感動することはありません。

たとえ、その人の持っている力は小さくても、
手抜きせずに全身を使って力を出しきっている人に、
私たちはまちがいなく感動するのではないでしょうか。

その人が、他の人より頭がいいからとか、お金持ちだからとか、
いい学校を出ているからなどということは一切関係ありません。

そういう人に対して、感心する人はいるかもしれませんが、
感動する人はいないと思います。

自分も感動し、周囲の人にも感動を与えるような
生き方をしようと思えば、自分の手と足と身体を使って、
さらに、身を低くして一所懸命に取り組むことだと思います。


その具体的な実践は、何も掃除だけとは限りません。

身の周りのありふれた平凡なことに対して、
ひたむきに打ち込んでいきますと、
自分が予期しなかった感動が必ず生まれてきます。

そういう生き方が、人を感動させるのです。

感動してこその人生だと思います。
感動なき民族は滅びます。
感動なき組織は衰退します。



4.感謝の心が芽生える

人は幸せだから感謝するのではない。感謝するからしあわせになれる。

その点、トイレ掃除をしていると、
小さなことにも感謝できる感受性豊かな人間になれます。


幸せな生き方をするためには、現状を肯定し、
「あるもの活かし」をすることです。

つまり、ないものを数えるよりも、
いまあるものを一つでも多く数えてみる。


できない理由を考えるよりも、
いま自分にできることを一つでも多く考えてみる。

そういう生き方を心がけていますと、
小さなことにも感謝できる感受性豊かな人間になれます。


小さなことに感謝できない人は、
小さな苦しみや悩みを大きく受け止める傾向があります。

反対に、小さなことに感謝できる人は、
大きな苦しみや悩みを小さく受け止めることができるようになります。


基本的な心構えは、自分の身の周りに起きることに対して、
絶対肯定、絶対必然、絶対善意の考え方だと思います。



5.心を磨く

心を取りだして磨くわけにはいかないので、目の前に見えるものを磨く。
とくに、人のいやがるトイレをきれにすると、心も美しくなる。


人は、いつも見ているものに心も似てきます。

掃除をしているときの自分は、
いつもきれいな気持ちで取り組んでいることが多いように思います。

掃除をしながら、人をだましてやろうとか、
誰かを陥れてやろうなどと考えることはありません。


また、人を憎んだり、恨んだりするような気持ちに
なったこともありません。


心を無にして純粋な気持ちで取り組めるのが掃除です。
掃除には、精神浄化作用があるように思います。

とくに、汚いトイレをきれいにしますと、気持ちがすっきりし、
素直(純粋)な心になれます。

素直(純粋)な心になりますと、
不思議と先のことがよく見えるようになります。


人間が心配のあまり不安な気持ちになり、悩み苦しむのは、
先のことがよく見えないからだと思います。

素直(純粋)な心になり、先がよく見えるようになりますと、
不安がなくなり、余計な取り越し苦労をしなくなるわけです。

結果において、心が磨かれるのではないでしょうか。




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■■■本日はこの書籍からの引用です
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・掃除道
・鍵山 秀三郎 (著), 亀井 民治 (編集)
・amazonでの購入はコチラからどうぞ
 ⇒http://cs-x.net/bbb/c/00260.html




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■■■ 本書の目次  
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第1章 掃除の変遷
第2章 掃除の基本と心構え
第3章 「日本を美しくする会」誕生
第4章 掃除で何が変わったか─企業経営編
第5章 掃除で何が変わったか─学校教育編
第6章 掃除で何が変わったか─地域社会編
第7章 掃除で何が変わったか─海外編




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■■■編集後記
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ついにオリンピックが始まりましたね!

スポーツを見ていると熱中しすぎて時間を失ってしまうので、
ハイライトだけ見るようにしているんですが、
サッカーだけはどうしても見てしまいます(笑)

最も印象に残っているのは、サッカー男子スペイン戦で、
日本の大津選手が決勝ゴールを決めた直後、
オーバーエイジ枠の林選手や、主力である清武選手らが
誰より早く駆け寄ったこと。

そのアツさにおいてもトップ選手ですし、
だからこそトップ選手たりえたんだと感じて感動しました。




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必ず読ませていただいております。しかし、
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