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10/02/10がんばれ社長!今日のポイント 「経営統合について」

配信日:2010年02月10日

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  経営者用メールマガジン  『がんばれ社長!今日のポイント』
 
  作者: 武沢 信行  2010年2月10日号 VOL.2325 購読者:32,815名

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『経営統合について』


●キリンとサントリーの経営統合は結局、破談となった。

その理由は"統合比率"にあるらしいが、それは、サントリーのオーナ
ー一族の経営関与をこの先、どの程度認めるか認めないかという問題
のようだ。
今回は、両社の経営観や経営スタイルの違いが如実にあらわれた。

だが、そんな根本的なことは、経営統合を発表する前に話し合われて
いるものと思っていたが、実際はそうでなかったようだ。

●ところで、昨夜、新橋の焼き鳥屋で上司と部下とおぼしき二人のサ
ラリーマンがこんな会話をしていた。

A:結局、なんだな。合併はお流れってことなんだよな
B:え?先輩、もともと今回のは合併じゃないでしょ
A:じゃなんなんだ?
B:経営統合でしょ
A:えっ、合併と統合は別もんか?
B:全然ちがいますよ。合併は二つの会社が合体して一つになるわけ
  で、市町村合併みたいなもんですよ
A:統合は?
B:二つの会社がひとつの持株会社を作ってお互いにその傘下に入る
  わけですよ。ひょっとしたら将来、合併が待っているかもしれま
  せんが、まずは一緒にやってみようよ、という時には統合の方が
  互いに会社が残るわけで、いいでしょ
A:なるほどな、じゃあ、なんだな。ひらたくいえば結婚の前に同棲
  しようということか?
B:う〜ん・・・・・、ひらたく言いすぎでかえってわかんないです
  よ先輩
A:それにしても今回の破談は、あれだな。薩長同盟のときの竜馬役
  がいなかったってことだな
B:お、さすがっすね。こっちは歴史のことがうといんでコメント控
  えます

●B君の言うとおりで統合と合併は別ものである。

さて、この統合破談のとばっちりを受けたのはアサヒビールで、両社
の破談発表後に大きく株価を下げてしまった。
株式市場では、そもそも今回の経営統合はキリンに対して好意的では
なく、その反動でアサヒビールが高く買われてきた。
※昨年の統合発表後の食品株指数比で、キリンは1%アップに対しアサ
 ヒは17%アップ

●統合してもキリンはすぐには良くならない、むしろ混乱すると思わ
れていたフシがある。結局、その統合が破談になってキリンも下げた
がアサヒビールまでもが失望売りをくらった格好だ。

●今後、こうした経営統合の話題が増えるだろう。

大会社はもちろんのこと、中堅・中小企業の経営者も自社の生き残り
と成長をかけて、経営統合という選択肢を考えておくのが常識になる
はずだ。
経営不安の会社を救済するのが経営統合ではなく、強者と強者が手を
組む時代が始まっている。

●しかし、かつて経営統合を発表したが、その後、破談となった会社
はかなりある。

以下、この10年強における大会社同士の統合破談の例。

富山化学工業と三井製薬工業、セガとバンダイ、東海銀行とあさひ銀
行、大正製薬と田辺製薬、近畿日本ツーリストと日本旅行、住友化学
工業と三井化学、キョーリン製薬と帝人、セガとナムコ、花王とカネ
ボウ、ビックカメラとエディオン、日本製紙グループ本社とレンゴー
などなど。

●だが、こうした破談会社でも、その後は他の企業と統合するケース
がほとんどだ。

「単独では生き残れない」というトップの危機感から、国内企業はも
とより、世界中から統合相手を模索するようになるのだろう。

あなたも「経営統合」について、まずは研究だけでもされてはいかが。


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