職人醤油通信
※メルマガ内容は省略されています。もっと詳しく見る
[職人醤油通信vol.14]職人とお客様とのコミュニケーションの仕組みづくり
配信日:2009年01月07日
-----------------------■職人醤油通信 [2009.01.07]vol.14
職人醤油.comの高橋万太郎です。こんにちは。
2009年もスタートしました。
本年も「職人醤油.com」をよろしくお願い申し上げます。
現在、25蔵42種類の醤油をラインナップさせていただいておりますが、
47都道府県の醤油ラインナップに向けて、
各地の蔵巡りを継続していきたいと考えています。
併せて、
○ 蔵のある地域情報や、造り手である職人の情報の発信
○ 職人とお客様とのコミュニケーションの仕組みづくり
に取り組んでいきたいと考えています。
●
現在全国に醤油メーカーは約1,600社あります。
単純計算で一県に34メーカーがある計算です。
多くの方が、
「えっ!そんなにあるの?!」
という印象ではないでしょうか・・・
元々、醤油はそれぞれの地域で生産されて、
その土地で消費されていたものでした。
車のない時代に、
液体である醤油を大量に運ぶことは、
大変な労力が必要とされました。
そのため、今でいうところの、
「地産地消」が当たり前だったのです。
醤油の大産地である
千葉県(野田・銚子)や兵庫県(龍野)などは、
江戸や大阪といった大消費地が近くにあり、
河川を利用した水運に適した土地でした。
産地の条件として、
輸送手段も大きな要因だったと思います。
地産地消のスタイルは、
生産者と消費者が同じエリアにいます。
日々、お互いに顔を合わせることができる環境です。
子供が一升瓶を抱えて、
「醤油くださいな〜!」という光景が
よく見られたと聞いています。
その日々の会話の中で、
「今年の醤油は美味しかった!」
「去年と味が変わったけど、何かあったのか?!」
などと会話をすることが、
職人の喜びの一つでありました。
それも、非常に大きな・・・
●
それが、電話で注文を受けて、
トラックで商品を運ぶようになると、
お客様のダイレクトな感想を
聞く機会が減少していきました。
インターネットの通信販売の場合は、
顔はおろか、声すら聞かずに、
商品だけが行き来しています。
「醤油を造っていて一番の喜びは何ですか?」
の問いに、
どの職人も口を揃えるのが、
「美味しい醤油ができた時。
そして、お客様から美味しかったよって言ってもらえた時。」
と答えます。
一年以上、黙々と醤油に向かい合っている職人にとって、
お客様の声が、どれ程の「頑張りの原動力」となっているかを、
聞けば聞くほど、そのような交流の仕組みを作っていきたいと感じています。
その一環として以下のページを更新しました。
その中に、ご感想をお送りいただける案内を記載しています。
是非、率直なるご感想を、お送りいただけますと幸いに存じます。
職人醤油をご購入いただいた方へ
http://www.s-shoyu.com/thanks.htm
●
最後に、ご案内を一つ。
1月9日(金)16:00くらいから、
以下のラジオ番組で「職人醤油.com」を取り上げていただけるそうです。
私自身が出演するわけではないのですが、取材をしていただきました。
ニッポン放送「高嶋ひでたけの特ダネラジオ」
http://www.1242.com/tokudane/
お時間ある方は、是非お聞きいただけますと幸いです。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
[編集・発行]職人醤油.com http://www.s-shoyu.com/
----------------------------------------------------