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【BBBvol.181】サムスン式 仕事の流儀 5年で一流社員になる

配信日:2012年06月03日

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ビジネスブックバンク


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vol.181 2012.06.03 SUN     info@businessbookbank.com

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■ビジネスブックバンクのアップグレード版はこちら
http://cs-x.net/bbb/c/00005.html

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こんにちは!BBB(ビジネスブックバンク)発行人の山村です。

今日は大学時代からの友人が東京に来ていたので、池袋で飲んできました!
なんでも腹を割って話せる関係というのは本当にありがたいものですね。


さて、本日ご紹介する一冊は、サムスンSDIのPDP
(プラズマディスプレイ)事業本部に入社し、
現在はAutoGen専務理事のムン・ヒョンジンさんの、
『サムスン式 仕事の流儀』です。


サムスングループの売上高は韓国のGDPの2割以上。

日本の電機大手8社(パナソニック、ソニー、日立、シャープ、
東芝、三菱電機、NEC、富士通)の営業利益の合計より、
サムスングループ営業利益の方が大きい。

そんな話は枚挙に暇がありません。


確かに近年、インド、カンボジア、タイ、ベトナム、中国、韓国と
行きましたが、ほとんどのホテルのテレビはサムスンやLGでしたし、
量販店やデパートでは、日本の家電は隅に置かれていて悲しかった・・・。


そんなサムスンが知りたくなり手に取った一冊です。


読了後の感想は、「サムスン成長するわけだ・・・」でした。

というのは、おそらく戦後の高度経済成長中の日本も
全く同じ状態であったのだと思うからです。


本書に書いてあることは、至極当たり前のことばかりです。

・時間を守る
・報告をしっかりする
・会議を活かす
・服装に気を配る
・献身的に仕事をする
・スピートを意識する
・人間関係に配慮する
・結果にこだわる 等々・・・


それを当り前だと切り捨てるのは簡単です。
でも、大切なのは、そのあとの2つのことではないでしょうか?


1つ目は、『当り前のことを、続けること』。

だれもが当り前のことはわかっているんです。
でも、誰でもできることを、誰もできないほどに
やり続けることができないから、当り前のことを
やっているだけで大きな差別化となるんですね。

そして、それを実現するための仕組みが
整っているのも重要です。

例えば、サムスンでは研修が大切だということが分かったが、
忙しい人ほど参加しない、という事実があったため、
研修への参加自体を評価に組み込む、などの仕組み化をしています。



2つ目は、『物事の意味を、再定義すること』。

最近では、長時間労働や、上司や会社の意向に沿うことなど、
多くのことが否定的に捉えられてしまう一面があります。

でも、たとえば本書では、、残業については、

「会社がダイナミックに動いている証拠あるいは、
 停滞期を抜け出そうと全力をつくしているということ」

であると捉えていますし、
忠誠心については、ゴマスリではなく、

「結果を出すためのコミュニケーションプロセスであり、
 その中で自己成長を志向するチャレンジ精神」

であると書かれています。



もちろん、概して日本企業よりも結果に対して報酬等の
見返りが大きく、それがサムスンマンのモチベーションと
なっているのも事実だとは思いますが、

このようにすべてを前向きに捉えて生まれる
圧倒的なエネルギーを仕事に投下して前進していく力は、
想像を絶するものがあると思います。


僕は、本書はビジネスパーソンの考え方を鍛える良書だと
思いますので、絶対に読んだ方がいいと思います。

具体的な業務ノウハウ本ではありませんので、
話題のサムスンと、その企業体について知りたいと言う
人、成長志向の人に特にオススメします。


激烈なプロ意識、献身、労力。そして、圧倒的な結果志向。
その大切さに改めて気付かされました。


では、本日もどうぞお付き合いくださいね。




※どんなことでも結構ですのでどしどしメールください☆
必ずご返信します。(お時間がかかるかとは思いますが・・)
info@businessbookbank.co.jp

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■■■本日のCONTENTS
……………………………………………………
  ○書籍紹介・CHECKPOINT
  ○本書の目次
  ○編集後記
  ○広告・ご献本について
……………………………………………………

ご意見、ご要望、なんでも結構ですので、
いつでもご連絡くださいね!かならず返信します。
info@businessbookbank.com


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■■■今週の書籍紹介
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・サムスン式 仕事の流儀 5年で一流社員になる
・ムン・ヒョンジン (著), 吉原育子 (翻訳)
http://cs-x.net/bbb/c/00250.html




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■■■チェックポイント B B B C H E C K P O I N T
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■本物のエキスパートになるための「1万時間の法則」
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サムスンの仕事の流儀を本格的に学ぶ前に、
「なぜ5年目がそれほど重要なのか」をまず押さえておこう。

もちろん「最初の5年なのだから重要なのは当然」という
漠然とした意見も、間違いではない。


本物のエキスパートになるための「1万時間の法則」
というものを知っているだろうか。

1日3時間ずつ10年間取り組めば、その分野の仕事に「精通」し、
誰もが認める専門性を身につけることができる、という意味だ。


これを1日3時間ではなく6時間にすると、
「1万時間の法則」に該当するのは、ちょうど5年目ということになる。


1日のうち、職場にいる時間は、だいたい9時間前後だろう。

そのうち昼休みや雑談、打ち合わせの準備、来客への対応、
業務の後片付けなんどの付随的な業務時間を差し引くと、
自分の仕事に専念できる時間はおよそ6〜7時間になる。

「エキスパート」になるための1万時間とぴったり重なるわけだ。

このように5年という時間は、単に「最初の5年」というだけでなく
「専門家として確実に成長できる5年」という意味もあるのだ。




■時間を制する者が、成果と利益を制す
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会社では、あらゆることが「時間」と結びついている。

出社「時間」もあれば、担当プロジェクトを
仕上げなければならない「時間」もある。

会議には会議の「時間」があり、
出張にも出張の「時間」がある。

売上や利益も、月別、期別、年別に仕分けされ、
「時間」をもとに計算される。

業務の開始と終了も「時間」できっちりとスケジューリングされ、
決められた「時間内」にすべてが決定される。

時間がすべてだと言っても過言ではない。


一度スタートしたら最高の成果を上げなければならないサムスンが、
これほど時間にこだわる理由もそこにある。

時間を制する者が成果と利益を制し、
時間を先取りする会社がビジネスの勘所を押さえ、
市場をリードすることができるのだ。

だからこそ、時間に関してだけは、けっして大目に見たり、
親切にしたりしてはいけない。


「まあ5分くらい」
「30分くらい待っていてくれるんじゃないか」。

こうした甘えた考えは、ビジネスマンにとって
もっとも警戒すべき考え方だ。




■個人イメージが企業イメージを左右する
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サムスンでは社員の服装について、
かなり厳格なドレスコードを設けている。

それにはいくつかの理由がある。

まず、ビジネスの相手にいい印象を与えるためだ。

「自分は、服装こそぱっとしないが、仕事はスマートにこなす」と
主張したい人もいるだろう。

けれども、相手はそんなことまでは頭にないし、
初対面の印象だけで判断して、
一方的に誤解したイメージを積み重ねていくものだ。


実際に服装がそこまで仕事に影響を与えるのだろうかと
疑問に思うかもしれないが、仕事外の部分が
仕事に影響を与えることはいくらでもある。


想像してみてほしい。

同じ報告書や成果物を持ってきても、
ぱりっとセンスよく着こなして発表するのと、
しわくちゃのワイシャツやアイロンのかかっていない服装で
発表するのとでは大きな差がある。

仕事に対する信頼度は、服装とも関係があるのだ。

それどころか、法廷でも、容疑者の外見が
判決にも影響を及ぼすとまで言われている。


そうなると一人の人間のイメージが与える影響は、
けっして無視できないことになる。




■理解し合える信頼関係の基盤を築くことが大事
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「信頼の基盤」は、「関係」という面から理解できる。

たとえば親子関係は、完全な信頼がベースになっている。

どちらかがとんでもない間違いをしたとしても、
両者の関係が一方的に壊れることはそうそうない。

相手の置かれた立場を「理解」して「許す」ことのできる関係が
できあがっているからだ。


一方、道で突然車にぶつけられるという事故にあったとしよう。

今でこそ保険処理がきくから争いにあることはないが、
昔はとりあえず「声の大きい者勝ち」だった。

相手がなぜそんな事故を起こしたかなど理解したくもないし、
許したり同情したりするなど不可能なことだった。

なぜなら相手への「信頼」が最初から欠けているからだ。


業務においても、よく知っている人がミスを犯したときと、
まったく知らない人がミスしたときでは、
こちらの出方もかなり違ってくる。

もし、基本的な信頼関係があれば

「あれ、どうしたんだろう?もしかして彼がミスしたのかな?」とか
「そんな人じゃないはずだけど、何か個人的な事情でもあるのかな?」

と思ったりする。

相手を理解できる信頼関係がすでにあるので、
ミスを責める前に問題の根本的な原因から一緒に探ろう
という態度になるのだ。


だが、こうした関係がまったくできていなければ、
それこそ「情け容赦なし」の事態を招くことになる。




■「精神的な内面の特技」を身につける
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自分が目標とする究極の夢をかなえるためには、
自分だけの「特技」がなくてはならない。

一般的に「ビジネスパーソンの特技」と言えば、
並外れた業務能力や英語力、
あるいは担当する分野の専門的な知識や情報を意味する。


当然それらも「特技」に含まれるが、
そうして表に見える部分以外のまた別の特技もある。

それは業務上の特技ではなく、「精神的な特技」で、
目に見えるものを圧倒する「内面的な特技」だ。

目に見える特技ばかりが重視されるあまり、
この精神的な内面の特技は無視されることも少なくない。


会社ではすべてが「成果と結果」で言い表わされるため
仕方のない面もあるが、
ときに精神的な特技は、窮地に陥った自分を救い出し、
目に見える特技が成しえない強力な推進力を発揮して、
状況を逆転させる力を持っている。




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■■■本日はこの書籍からの引用です
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・サムスン式 仕事の流儀 5年で一流社員になる
・ムン・ヒョンジン (著), 吉原育子 (翻訳)

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 http://cs-x.net/bbb/c/00250.html




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■■■ 本書の目次  
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・序章 サムスン入社前
 Introduction なぜ「5年」が大切なのか?

・第一章 サムスン1年目
 Beginner's STEP 基本で圧倒しろ

・第二章 サムスン2年目
 Intermediate STEP 誰にも文句を言わせない強力な仕事力

・第三章 サムスン3年目
 Advanced STEP 完璧主義と勝利へのあくなきこだわり

・第四章 サムスン4年目
 Relationship STEP すべては関係によって完成する

・第五章 サムスン5年目
 Dream STEP バージョンアップで自分だけの成功神話を

・付録 サムスンの評価法
 Appendix 幹部資質と面接における具体的な評価方法





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■■■編集後記
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実は、本書を読んだきっかけは、
僕が来週韓国に行くことにしたからでした。

元々は、妻が時計をなくしたので、
せっかくなら免税店で安く買ってきて、
ついでにのんびり一人旅する予定でした。

そんなとき、ふと家においてあった本書が目につき、
確かに気になる・・・と思って、
そのまま読みふけった・・・。というわけです。

韓国の大手企業で副社長をしていた友人に案内してもらうので、
いろいろ現場のサムスンも教えてもらおうかと思っています!


というわけで、来週は韓国でのんびりしていますので、
もし韓国にいてお時間ある人がいたら一緒に食事でもしましょう!
よかったらご連絡ください⇒ info@businessbookbank.com




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