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経営戦略考-日経記事から毎日学ぶ経営戦略の原理原則
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【経営戦略考12/04/17】JR大阪駅周辺で銀行の実験店>細分化すれば柔軟に対応できる
配信日:2012年04月17日
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■■ 経営戦略考−日経記事から毎日学ぶ経営戦略の原理原則
■■ http://www.senryakukou.com/
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━━━━━━━━━━━━━━━━ 2012/04/17(通巻2160号)━
Mag2:18160 melma!:4801 E-Magazine:4434 自社配信:6583
【合計33978】
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バックナンバー → http://backnum.cbz.jp/?t=tn38&b=nm23&m=q836
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発行者のブログ → http://ameblo.jp/senryakukou/
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■■ JR大阪駅周辺で銀行の実験店
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━━━━━━━ 情報源:日本経済新聞 2012.04.17【兵庫46面】━
交渉事においては、オール・オア・ナッシングではなく、どのあた
りで妥協点を見出すかがポイントです。
要求がすべて通るのが理想ではありますが、それが難しい場合でも、
すべてをあきらめる必要はありません。
部分的にでも要求を通すことができれば、交渉としては、まずまず
の成功だと言える場合も多いでしょう。
そのような交渉を行なうには、交渉の対象物を細分化しておくこと
が前提となります。
そうでないと、オール・オア・ナッシングになってしまいます。
対象物を細分化しておくことで、オール・オア・パーツ・オア・ナッ
シングを可能にするわけです。
細分化する、すなわち部分に分けるという考え方は、いろいろな状
況で応用が利くでしょう。
17日付けの日本経済新聞(兵庫版)に、「JR大阪駅周辺で16日、
銀行の実験店が相次いで産声を上げた」という記事が掲載されてい
ます。
どのような実験店かと言うと、「みずほ銀行は平日なら午後7時ま
で窓口で対応する店舗を開業。あおぞら銀行も移転をきっかけに運
用相談に専念する支店を設けた」とあります。
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■■ 細分化すれば柔軟に対応できる
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銀行と言えば、午後3時で閉店してしまうというイメージがありま
す。
午後3時という早い時間に閉店してしまうのは、窓口が開いている
時間に受け付けた業務をその日のうちに処理する都合上、そのよう
にする必要があるからです。
オール・オア・ナッシングの発想ですと、それ以上、どうしようも
ありませんが、業務を細分化すると、どうなるでしょうか。
あおぞら銀行では、上述のように、「運用相談に専念する支店」を
開業することを発想しています。
つまり、銀行の業務を細分化し、「運用相談」業務を取り出して、
一つの支店にしたわけです。
午後3時閉店は「出納業務」に合わせた方式ですが、だからと言っ
て、「運用相談」業務まで、それに合わせる必要はありません。
業務を細分化することで、そのような“柔軟”な対応が可能になる
わけです。
これは、冒頭で述べた「交渉事」と通じるものがあります。
お客様からの要望を受け、商品やサービスのうち、細分化された一
部分を独立させるといったことは、よくみられます。
顧客からの要望も含め、交渉や対応を求められるのは、頻繁にある
ことです。
そのような時のために、「細分化」の発想しておくと、きっと備え
になるでしょう。
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■■■■■■■■■■■■ 今日の教訓 ■■■■■■■■■■■■
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あなたの企業が提供する商品・サービスや、取り組んでいる業務は、
どのように細分化できるか、よく考えておこう。そうすれば、交渉
を含め、いざという時、柔軟に対応することがしやすくなるはずだ。
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