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経営戦略考-日経記事から毎日学ぶ経営戦略の原理原則
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【経営戦略考12/02/21】1カ月の休暇をとれる制度>自分の仕事を客観的に眺めてみる
配信日:2012年02月21日
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■■ 経営戦略考−日経記事から毎日学ぶ経営戦略の原理原則
■■ http://www.senryakukou.com/
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━━━━━━━━━━━━━━━━ 2012/02/21(通巻2147号)━
Mag2:18399 melma!:4834 E-Magazine:4433 自社配信:6638
【合計34304】
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広告掲載のご案内 → http://www.entrelect.co.jp/1201-03entrelect.pdf
バックナンバー → http://backnum.cbz.jp/?t=tn38&b=nm23&m=q836
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発行者のブログ → http://ameblo.jp/senryakukou/
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■■ 1カ月の休暇をとれる制度
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━━━━━━━━━ 情報源:日経産業新聞 2012.02.21【19面】━
昨年末に事務所を移転しました。
移転にあたり、かなり大量の書類を処分し、棚や机周りがスッキリ
しました。
書類の多くは電子ファイルでサーバに保管されているので、わざわ
ざ紙の書類を抱えておく必要はありません。
電子ファイルになっていない書類、大切な手書きのメモがある書類
については、複合機でスキャンし、PDF化してサーバに保管できま
す。
これにより、当社のペーパーレス化が、かなり進みました。
ペーパーレス化のために事務所を移転したわけではありませんが、
新しい事務所を広く使いたいという要請の下、“変革”を起こすこ
とができたわけです。
「書類の保管スペースを削減する!」といった制約が加われば、人
間、何らかの工夫をするものです。
それがイノベーションにつながったりもします。
21日付けの日経産業新聞に、「通信販売大手のフェリシモには、
1カ月の休暇を取ることができる制度がある」という記事が掲載さ
れています。
「週末の出勤で勤務した時間を積み立てていく方式」で、この休暇
を短期留学や海外旅行に使い、「発想力を磨く場」にしているそう
です。
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■■ 自分の仕事を客観的に眺めてみる
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1カ月も休暇をとれるというのは、何ともうらやましい限りですね。
とは言え、なかなかそれができないのは、自分がいないと仕事が回
らない、他の人には任せられない、と思い込んでいるからかも知れ
ません。
もしそれができるのなら、ちょっとしたイノベーションです。
フェリシモの場合、「休暇の過ごし方に制約はない」のですが、
「休暇の申請時には、詳細な引き継ぎ計画書を提出しなければなら
ない」ことになっているとのことです。
どれくらい“詳細”なのかはわかりませんが、記事によると「例え
ば、引き継ぐ仕事の具体的な内容、休暇中の業務予定、代行する同
僚の名前など」が書かれているのだそうです。
「かっちりとした計画書の裏面には、自由な書式で休暇中の過ごし
方をまとめる」とあるので、休暇をとること自体以外に、そのよう
な計画書をつくることが、裏にある大切な目的であるように思いま
す。
同社の社員は「必然的に自分の仕事内容を開示する必要があり、ワー
クシェアの発想にもつながっている」とコメントしています。
事務所移転で書類の“棚卸し整理”をするように、1カ月の休暇を
取得するにあたっても、仕事の“棚卸し整理”が必要になります。
この記事の取り組みの場合、特に、引き継ぎをされる他の社員の立
場に立った、仕事の“棚卸し整理”をすることが大切なはずです。
そうすることで、自分の仕事を客観的に眺めることもできるでしょ
う。
事務所移転に伴う書類の整理についても、自分だけがわかっていれ
ばよいのではなく、他の社員にもわかるような仕方であることが重
要ですね。
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■■■■■■■■■■■■ 今日の教訓 ■■■■■■■■■■■■
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あなたは、自分の仕事について、どれだけ客観的に把握することが
できているだろうか。1カ月の休暇をとることにして、引継書をつ
くってみよう。そうすることで、たくさんの気づきを得ることがで
きるはずだ。
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発行元:合資会社 森オフィス http://www.mori-office.com/
発行責任者:森英樹 hank@mori-office.com
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