塾経営者必読！個別塾のストラテジー

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第44回【個別塾のストラテジー】

配信日：2009年08月24日

「塾活性化のヒント」は、実はあなた自身の中にあるのです！

さあ！ 今日もひとつずつ一緒に再確認していきましょう。

あなたの塾を通じて、あなたとあなたの大切な人が
もっともっと幸せを感じるために…。

ありがとう！

あなたに出会えて感謝！です！

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　　　　　　第44回「個別塾のストラテジー」

　
文責：個別教育総合研究所代表 石山裕一

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こんにちは！

個別教育総合研究所の石山裕一です。



今回はこれから塾を始めようと思っている方のために、

塾の物件の選定についてお話ししようと思います。



一般的に塾というのは立地を選ばない業態だと言われます。



そのせいか、ご相談を下さる方の中にも、非常にお気楽に

出店場所を決められる方が少なくありません。



「いい物件だったから…」

「賑やかな場所だから…」

「広さの割りに安いから…」



つまり、どんな場所でも営業していくことが可能な職種が

学習塾だと思われているわけですが、果たしてそうでしょ

うか？



私は決してそうではないと考えています。



確かに飲食店や物販店と比較して考えれば、塾の立地条件

というのはそれほど難しいものではないかもしれません。



しかし、だからと言ってまったくもって安易に決定できる

ものかといえば、やはりそういうわけにはいきません。



やはり塾には塾の、見るべき立地条件というものが厳然と

してあるというのが私の考えです。



当たり前といえば当たり前ですが、一つ目のポイントは

「人口」です。



そんな馬鹿な！と思われるかもしれませんが、場所を決め

る際に対象となるエリアの人口をあまり調べずにスタート

される方は決して少なくないのです。



確かにそれなりの都会でスタートすることを考える場合には、

さほど神経質にならなくてもたいていの場所には十分な人口

（ターゲットになる世代の人口）が存在していると思います。



それほど大きな街でなくとも、ターミナルになっている駅の

周辺などであればそれなりの人口がいるでしょうし、周辺の

居住人口だけでなく乗降客も対象になることを考えれば、さ

ほど不安はないでしょう。



しかし、そういう場所は当然のように大手を初めとした競合

他塾が乱立していることは間違いありませんし、賃料も馬鹿

になりません。物件の保証金（敷金）もそれ相応の金額が必

要になるでしょう。



そこで、そういう一等地を避けて出店しよう、ということに

なったときに、安易に次の候補地を決めて、その対象エリア

の「人口」をしっかりと把握しておくことを怠ってしまうと、

後々苦労することになってしまいます。



もちろんあなたの塾が他には到底真似のできない、顧客にと

っての圧倒的な価値（独自能力）を備えているのであれば、

たとえ対象地域に十分な人口がなくとも遠方からお客様は

わざわざ通ってくださることでしょう。



けれども、あなたの塾にそこまでのものがないとしたら、出

店を決める前に「対象エリアの人口」はしっかりと調査して

おかないといけません。



他の条件がどれほど良くても、肝心のお客様がいないのであ

れば商売として話にならないのは言うまでもありませんよね。



では、人口はどうやって調べればいいのでしょうか。



それは地方自治体がそれぞれまとめている「人口統計」を元

に調べればよいのです。



人口統計には、市町村ごとだけでなく、もっと小さな単位の

行政区や小学校区ごとに「年齢別人口統計」というものがあ

ります。



それをあなたが出店を検討している地域ごとに詳しく見てい

けば、通塾可能な範囲にどれだけの対象となる年齢層の人口

がいるのかを調べることが出来ます。



ちなみに地域ごとの人口統計は、親切な自治体であれば市役

所や区役所などのホームページに地区別年齢別人口統計まで

アップしてくれているところもありますし、していないとこ

ろでも役所の窓口に行って申し出れば冊子になったものを、

500円程度で販売していたりしますので、そこで入手が可能

です。



大手の学習塾チェーンなどではMarket Analyzerなどの商圏

分析ソフトを使われているところもありますが、正直そこまで

は必要ありません。



あなたが出店を考えている場所の通塾可能エリア、そのエリア

に対象となる年齢層の人口がどれだけあるのかをしっかりと掴

んでおくことが大切です。



あとは、商圏が重なるところにある競合を調べて、それぞれの

競合の集客状況を調査してさえおけば、出店する前にある程度

の予測は可能になるでしょう。



さて、人口ともう一点、物件選定の際に注意すべきことがある

のですが、少し長くなってしまいましたので続きは次回にお話

していきますね。



では、今日はこの辺で！









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最後まで読んでくれてありがとう！

あなたと、あなたの大切な人たちに、
素敵なことがスコールのように降り注ぎますように！

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　《　石山裕一　》

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