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【新規開拓＆集客のネタ帳10000連発】デフレが変えたもの

配信日：2009年08月20日

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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　2009-08-20 vol.00082

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　　　　　　　　　　　　　-　本日の目次　-

　　∵　お勧め情報コーナー
　　∵　本日の「新規開拓＆集客のネタ」…「デフレが変えたもの」
　　∵　作者の一言

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●本日のネタ………「デフレが変えたもの」
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昨日の23時過ぎ。ＴＶ東京系列のWBS（ワールドビジネスサテライト）を何気
なく見ていた。番組の中の特集として「検証 ゼロ年代 第一夜 デフレとの闘
い」というものをやっていたので、見ていた方も多いと思う。

ゼロ世代、つまり2000年〜2009年。この10年どういう時代であったのか？を
検証しようというのが大きなテーマだ。まず、番組では1999年登場したものを
検証。それは「SONY AIBO」「APPLE iBook」「ゲームのシーマン」「HONDAの
スポーツカーS2000」などの紹介であった。

中でも「SONY AIBO」。当時の発売価格が25万円。画期的なオモチャだったが、
2006年その販売を中止した。復活？今、TOMYが19800円で同様のオモチャがあ
るのに、AIBOの復活はあり得ない！と、当時のSONYの社長であった、出井社長
が登場して語る。また、99年登場したNTT docomoのｉモード。「ここまで世の
中を変えてしまうとは、当時誰も思わなかった」とiモードの開発者だった
夏野氏が出てきて語っていた。

その後、解説者が登場。ゼロ年度は一旦、2003年〜2007年に景気は回復してき
たかの様に見えていたが、それは、中国の成長が好調であり、アメリカのサブ
プライムが機能しており、これらに後押しされた日本からの輸出産業が好調で
あったためだったと解説。そして、それは2008年、リーマンショックで一旦終
了。「やはり内需の拡大が必要ですね」っていうところで番組のコーナーは終
了することになる。

今日も、続きがあると思うので、見れたら見たいものである。

さて、デフレが変えたもの。って、表面的には、こんな感じであったのだろう
と思うが、マインド的にはどういう変化があったのだろうか。

おそらくだが、僕の感想は「物質的な豊かさは、もうイイかな？」って思う時
代になってきたのじゃないかと思う。

象徴的なものは、六本木ヒルズのレジデンス。
今回の芸能人大麻事件でも、何回か登場している、六本木の超高級賃貸マンシ
ョンだ。多分、今でも小さい部屋でも家賃40万円を下らないと思う。

かつて、ホリエモンが活躍していた2000年初頭。六本木ヒルズに憧れている時
代もあったと思う。若手起業家はいつかは、僕も六本木ヒルズに住むんだ！と
憧れをもっていた時代が確かにあった気がする。しかし、今日、そんなマンシ
ョンに住むことが憧れだった時代から、別にそんなマンション住まなくっても
良いんじゃない？っていうマインドに変化して行っていると思う。

そんなところに住むこと自体、カッコイイとは思わなくなっているのではない
かと思う。僕の友人なんかも、都心を離れて、少しでも時間が空けばサーフィ
ンが楽しめる湘南や半分自給自足をするために埼玉の奥で野菜作りに励んだり
している。

そう、ライフスタイルを重視した生活だ。

もっと、身近な例としては、僕の周りだけかも知れないが、デフレの影響だろ
うか？メールの返事が早くなったり、丁寧になったりしている感じがする。
昨日も仕事関係で、ある偉い大学教授にメールを送ったら１時間位で返事が返
って来てビックリした。
それは、

○昔と比べて仕事量が減っている。
○ひとつひとつの仕事や人間関係を前よりも大事にしなきゃと思っている。

っていうことなのだろうか。

さらに、デフレが変えたものを考えてみる。
僕の感覚で言えば、例えば下記の様なものと思う。


・高級料亭よりも安くて親切な居酒屋
・六本木の高級マンションよりも湘南のサーフィンが出来る民家
・フェラーリよりも地球と財布に優しいプリウス
・自動車よりも安価で健康に良い自転車移動
・高級ワインよりも500円のワインと家族の会話
・ブランドＴシャツよりもユニクロＴシャツ
・1500円ランチよりも美味しい298円弁当。
・銀座の高級クラブよりも渋谷のガールズバー
・毎日胃が痛い年収1000万円よりも比較的楽に稼げる年収600万円の生活
・外食よりもうちご飯
・コンビニでお茶を買うよりも水筒持参
・高級万年筆よりも書きやすい100円の水性ボールペン
・オーダースーツよりも青山の２着３万のスーツ
・国産和牛よりも300円130gのOGビーフ（実は昨日ダイエーで買った・笑）
・都心の高級ホテルのロビーよりも木漏れ日あふれる公園のベンチ

ETC……。

と考えれば「デフレもまた良し！」ということなのだろうか。
皆さんは、どう思われるだろうか？


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●作者の一言
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