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【新規開拓&集客のネタ帳10000連発】橋下徹の交渉術

配信日:2009年08月27日

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                        2009-08-27 vol.00087

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             - 本日の目次 -

  ∵ お勧め情報コーナー
  ∵ 本日の「新規開拓&集客のネタ」…「橋下徹の交渉術」
  ∵ 作者の一言

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●本日のネタ………「橋下徹の交渉術」
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橋下大阪府知事。就任以来、大阪府庁改革など、一定以上の評価があり、大阪
府民からも絶大な支持を受けている。さらに、最近であれば、中田横浜前市長
達と組んで、自分達の主張を自民党、民主党などのマニュフェストに入れ込ん
だ功績はスゴイの一言だ。この辺は全国のTV報道でも、取り上げられていた
ので、ご存知の方も多いと思う。

では、彼の交渉術は、一体どの様な思考のモノなのだろうか。と非常に興味深
いものがあると思っていた。

実は僕。過去、橋下氏と仕事をしたことがある。
それは大阪市さんからの依頼で、あるセミナーを企画。セミナー講師として、
橋下氏をブッキングしたことがあったのだ。当事は、橋下氏がTVで大活躍す
る、少し前の時期で一弁護士として来てもらったのだ。

セミナー依頼を受けて頂き、事前打ち合わせも終了。本番一週間前、主催者で
ある大阪市の担当者から、参加者に配布するレジュメを要求される。僕は橋下
氏の事務所に電話連絡。あいにく本人がおらず、彼の事務所のスタッフにこと
づけを依頼。すると、数時間後、彼から、凄い剣幕の電話が…。主だった内容
は、下記だったと思う。

⇒今回、行政の仕事で、自分にとっては破格値で仕事を受けた。
⇒その上、レジュメを要求するとは、何事だ(怒)!!
⇒自分がレジュメを作る際は、別料金を請求している。
⇒その金額は1枚○万円だ。それを払えないでしょ?
⇒それにレジュメがなくても、僕は参加者に満足してもらえる自信がある。
⇒心配は要らない。絶対に成功させてみせる。
そんな内容だったと思う。

結果、大阪市の担当者と相談して、それじゃ、レジュメなしでやってもらおう
じゃない。ということでやってもらった結果、橋下氏が言う通り、大成功のう
ちに終了した。「さすがだ…」

そんな橋下氏の交渉の秘訣は、どこにあるのだろうか?と前々からきになって
いた。すると、「最後に思わずYESと言わせる最強の交渉術」という彼自身が
書いた本があること発見。手にいれ、今週の頭にサクっと読んでみた。

中でも、彼らしいと思うのは、「力関係が決まる初対面の戦いは受けて立て」
というくだり。少し引用してみる。

(ここから)

   交渉の基本は、非常に原始的ではあるが物々交換であるとはすで
   に述べた。だが、味方と相手方の力関係によって、この交換レー
   トは微妙に変ってくる。

    (中略)

   10の主張を通したがために、相手方に30も譲歩しなければならな
   いことも出てくる。石ころ1個もらうために、金塊を積まなけれ
   ばならないのでは大変な交渉になってしまう。 私はこのお互い
   の力関係を決定づける、相手方との最初の対面を非常に重視して
   いる。

(ここまで)

つまり、橋下氏は言う。
初対面で、下になるポジショニングをしては絶対にいけない。それが彼の交渉
術の基本になっていると思う。

そう、誰に対しても、始めに、ガツンとかまして相手と対等、もしくは、上の
ポジショニングをキープしてから、交渉に入るというやり方の様だ。いや、強
く出るという意味もあるが、それだけではなく、ハードな交渉の場面で相手が
構えているところに「お忙しいところ、お時間をとっていただいてありがとう
ございます」。病後であれば「お加減はいかがでしょうか」といった、丁寧な
挨拶で出鼻をくじく。ということも紹介されている。

また、相手の事務所などのアウェーでは戦わない。もし相手型の家や事務所で
の交渉になったらトイレひとつ借りない。相手から出されたお茶やお菓子は食
べないなど、相手に弱みを見せない様にするために、様々な視点での取り組み
があることを紹介している。

その他……。
○一度オーケーしたものを「ノー」にしてこそ勝機がみえる
○ありえない比喩による論理のすり替え法
○相手方の「言っていない」を完封する記録の方法
○交渉は圧倒的に後攻が有利
○誠意という言葉のワナ
○交渉開始前にまとめておく四つのポイント
○ピンチを切り抜ける言い訳とは
○「知らない」「聞いていない」の使い方
○相手に考える間を与えないテクニック
○第三者をうまく利用して説得する
○対面前に相手方の情報がない場合

など、かけひきで絶対負けない実践テクニックが72項目紹介されている。
ビジネスマン、特に営業の現場では、交渉の連続のはずだ。営業成績の打率を
上げるためには、一度、読まれたら如何だろうか。

最後に思わずYESと言わせる
最強の交渉術
かけひきで絶対負けない実戦テクニック72
橋下 徹
http://bit.ly/11ZMTs

それにしても、すごい交渉人が知事になったものだ。と、つくづく思う。


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●作者の一言
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昨日、WBSで、Twitterの特集を組んでいましたね。まだまだビジネス活用は、
日本では、これからっていう感じですが、アメリカでは、ユーザーが4000万人
オバマ大統領が勝ったのはTwitterの要因も大きいと言われています。今回の
法改正では、間に合いませんでしたが、次回の衆議院選挙位には、このTwitter
利用も含めて、ネット上の選挙戦が繰り広げられるでしょうね。

それは、それで楽しみです。

塩見Twitterをフォローする ⇒ https://twitter.com/mark4033

ちなみに、昨日のWBSで「800人位、フォローが増えました!」って言っていた
女子は、この子らしいです。
http://twitter.com/mayumine

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