「社長の言霊」ピンチ脱出法と問題解決方法

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★社長の言霊★第79号★宇宙一愛される会社の社長(人を雇う覚悟編)

配信日:2009年07月08日

コネなし、金なし、人脈なし、学歴なし、最高!
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            社┃長┃の┃言┃霊┃
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          ピンチ脱出法と問題解決方法

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          Vol.79 2009/07/08 発行  

     起業して自力で稼ぎたいけど、どうすりゃいいんだ?
   長く会社経営やってるけど、今までのやり方ではダメなのか?
    その答えは、実践している社長の本気の言葉に学ぼう!

          【宇宙一愛される会社の社長】
            (人を雇う覚悟編)


■ごあいさつ
___________________________________

こんにちは、発行者の中野です。

いままでいろんなお仕事をさせていただいているのですが、先日、友人である
シービージャパン株式会社の社長、井上勝雄さんのご依頼で革新的な「歯磨き」
をプロデュースするお手伝いをさせていただきました。

詳細はこちら↓
http://plaza.rakuten.co.jp/iyashirochi/diary/200907010000/

この商品の最も斬新な特徴は「朝用」と「夜用」に別れているという点です。
夜と朝では、求められる機能や成分が違う。だからいっそ分けてしまおう!
というのがその理由。

この商品が、mixiニュースで取り上げられたそうです↓
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=885854&media_id=58

この話題の商品、こちらで購入できます↓
http://item.rakuten.co.jp/cbj-store/nativeworks01/

ちなみに井上勝雄さんは、このメルマガにも過去二度、取材させていただいた
方です。かつおさん、おめでとう!本気で開発したかいがありましたね。(^_^)


ここから本題です。
今週は早くも株式会社ライブレボリューションの代表取締役社長である増永寛
之さんシリーズの最終回です。どうぞお楽しみ下さいませー。

※過去の社長取材のお話はバックナンバーでどうぞ!
■バックナンバー→ http://blog.mag2.com/m/log/0000170107
___________________________________




■このメルマガはこんな方にお薦めです■━━━━━━━━━━━━━━━━

 ・出世を目指しているビジネスマンの方
 ・アンテナビンビンの経営者の方
 ・野心あふれる起業家予備軍の方
 ・向上心旺盛な学生さん
 ・ネタを探しているコンサルタントの方
 ・更なる飛躍を狙う個人事業主の方
 ・時代の変化についていけないベテラン経営者の方


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 【1】 優秀な人の共通点

 【2】 ブッチ率と学歴の関係

 【3】 編集後記「企業とは、学校であり第二の家庭でもある」



┏━━━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃【1】┃優秀な人の共通点                      ┃     
┗━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

中野///ライブレボリューションさんの、超難関の入社試験に受かる人って
     どんな人でしょう? 何か共通点はあるんでしょうか?

増永社長/それはありますね。基本的には頭がいいのと、人柄がいい。頭がい
     いかどうかっていうのは、当然筆記テストやればだいたいわかるん
     ですけども、人柄でとくに注意しているのが、自分が生きていて何
     かをやるって時に、人のためにやってるのか、自分のためにやって
     るのかということが非常に大きくて、95%は全部自分のためです
     ね。

中野///まだ歳も若い方々ですしね。

増永社長/えぇ。多くの人は自己成長って言葉をすごく使うんですけど、何で
     成長したいの?って聞いたら自分が金持ちになるとか、自分が成功
     するとか、そんな話ばっかりで、これがその会社のためにとか、社
     会のために得心する人は基本的にいないんです。

中野///僕も20代前半では、そんなことは考えてなかったですよ。

増永社長/そうしないと生きて行けないんでーとかそんな話ばっかりで、そう
     いうところをなぜスキルアップしないといけないかと言うと、本質
     的にはビジネスパーソンであれば、お客様によい仕事をするとか、
     お客様に儲かってもらう、幸せになってもらうとか、そのためのス
     キルアップであって、自分の給料あげるためとか、自分がリストラ
     されないためっていうのは論外なんです。そんな発想は・・・

     僕らはまったく逆で、困っているお客様とか、もっとよいサービス
     をほしいと思っているお客様のために、自分でも見きれていない才
     能とかスキルを伸ばして、提供するというやり方で、結果としてお
     金を貰っています。

中野///それらをクリアしている人っていうのは、新卒者でありながら、も
     うほとんど経営者レベルの器じゃないですか?

増永社長/そうですねえ。意識としては・・・。でも残念ながら、たぶん世の
     経営者のほとんどは気づいていない事だと思います。

中野///はぁー、たしかに・・・

増永社長/はい、残念ながら。

中野///そもそも経営理念がない中小企業があまりにも多いことに、起業後
     はびっくりしましたけどね。

増永社長/はい、そういうのが理解できているか、あるいは素で生きていたら
     そうだったっいう人ですね。

     要するに何のために勉強するの?というと、たいてい試験に受かる
     ためとか、学歴つけるためっていう人がほとんどなんですけど、こ
     れやって両親の老後のために力をつけるんだとか、そういう人だっ
     たらまた違うわけじゃないですか。勉強しがいが。

     自分のためなのか、自分以外の人のためなのか、そこがやっぱり決
     定的に違うのです。

中野///僕は想いや人柄を具現化する仕事をしているので、とてつもない数
     のヒアリングを普段行っているのですが、あるとき気づいたんです。
     人柄の良さを見抜く質問を。これ共通してる・・と。

     お父さん、お母さんを両方とも心から尊敬してる人は、経営者であ
     れば会社の業績が良い確立が高いですし、会社員であれば若いのに
     出世しているんですよ。

     このことを紐解いていくと、間違いなくそういう人は、良い両親か
     ら、いい教育を受けて育ってきていると思います。それって自分を
     正しく信じられているという自尊心につながっていると思うんです
     よね。

     逆に親を否定してるってことは、自分の一部をも否定しているって
     ことになるので、地力が付きにくいんです。一歩踏み出せないとい
     うか・・・
     このような質問は、入社テストに含まれていますか?

増永社長/ええ。普通はベンチャー起業に就職する時って、親が反対しますか
     ら。当社は優秀な人たちだけを内定するんですけども、彼らのレベ
     ルなら、他の有名企業でも合格する力を持っているので、基本的に
     最初は親御さんから反対を受けるんです。

     そこで当社は、最終面接の前に親と話してもらのですが、ちゃんと
     説明してOK出してくれる親なのかってこととか、あるいは説明して
     納得して、今度は応援してくれて前日でも頑張れーって言ってくれ
     る親なのかとか、そういうのはすごく大事で、そういう親のお子さ
     んがいいんです。

     だけど、それが出来ない人ってやっぱりいるじゃないですか。そう
     いう人って、面接していても全然響いてこないんです。要するに親
     から信用されてないし、それまでの生き方次第では、信用されなく
     ても仕方がないと思うこともあります。

中野///ん−・・・それって半分ぐらい親の責任なんですかね?

増永社長/うーん、半分ぐらいですかね? 良い親に巡り会ったからいい子に
     なるとも限りませんけれども、やっぱり良い親からいい子が生まれ
     やすいものでしょうね。

中野///まぁ、確率は大きいですよね。

増永社長/ですし、本人の20年間の生き方を、基本的には親が見てるはずな
     ので、そこで信頼を得られないってことは、君には何かが足りない
     のでは?と、思うこともあります。




┏━━━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃【2】┃ブッチ率と学歴の関係                    ┃     
┗━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛


中野///なるほど、よくわかりました。
     あと一つ、地頭がいいというのは、やっぱり学歴と比例するもので
     すか? 面接に学歴が低い人は来ませんか?

増永社長/あまり来ないですね。

中野///やっぱりそれは比例するものですか?どうしようもないですかね?

増永社長/比例するのかどうかは分かりませんが、何万人も溜まってる今まで
     のデータを解析して、面白い傾向が分かったんです。それがブッチ
     率というものです。

中野///ブッチ率??

増永社長/要するに、会社説明会とか面接の予約をしたんだけど、ブッチする
     人たちの確立のことです。

中野///なるほどね。(笑)  

増永社長/連絡無しに断る、来ないっていう人。それを出して並べたら、一番
     少ないのが東大なんですね。
     やっぱり学歴順ですね。有名大学から少ないです。

中野///そうなのかー・・・嫌な話だなーそれ。ハハハハ・・・

増永社長/そもそも聞いたことの無い大学の人たちの中には、面接設定してる
     のに来ないのですから受かる訳が無い。必然的に内定確率は低くな
     ります。

中野///内定確率は圧倒的に東大がトップなんですか?

増永社長/そういうわけではありません。

中野///たまには三流大学の人間も、頑張って入ってきますか?

増永社長/もちろんあります。しかし地頭の良さと、学歴が比例するかどうか
     はわかりません。でも少なくともブッチ率は比例しています。

中野///数字にして総体的に見たらそうなってしまう・・・それもまた、親
     とかも関係してくるんですかね?

増永社長/かもしれないですね? 僕らは基本的に学歴でスクリーニングしま
     せんし、面接中に学歴を気にすることは一切ないんですけど、内定
     するのはちゃんとした大学の人が大半ですね。それは客観的にそう
     いう事実であって、学歴が低い人を僕は否定はしませんけども、一
     般的にみたらそうなるということです。

中野///随分突っ込んで聞いてしまいましたが、僕自身が高卒なので、学歴
     が低い人にも希望の光をあててあげたかったんですよ。まっ、現実
     は受け入れなくてはいけませんが・・・

増永社長/学歴が低い人が全員ダメなのかっていったら、そうじゃないじゃな
     いですか。

中野///そうですね。

増永社長/その中にもいい人は絶対に一人、二人いるわけで、その一人にひっ
     かかっていればいい話なわけです。
     僕が思うのは、自分で会社を作ると、だいたい一年目で半分ぐらい
     会社無くなりますとか、10年で一割しか残りませんっていう話あ
     るじゃないですか。

中野///ええ。

増永社長/その中でも、一人に残る会社、一社になるってすごく大変だなって
     思ったんですよ。統計的にみて失敗する確率の方が高いわけです。
     自分は9年会社やってますけども、そう言われるだけの大変さをや
     っぱり感じます。

     でもだからといって、その失敗する側の一人になっちゃいけないわ
     けですよ。だから客観的に見れば、会社なんてやったら潰れるじゃ
     んって言われるんだけど、それは学歴低かったら、お前生きるのダ
     メじゃんって言われるのと同じで、だけどそうじゃない会社は一社
     ぐらいはあるよねとか。そうじゃない人は一人ぐらいいるよねとか。

     そこに入ってればいいんですよ。そこに入るためには、努力が必要
     ですね。

中野///そうですね。努力は絶対必要ですね。厳しくも、優しくも、世間は
     努力の部分はちゃんと見てくれているというか・・・そう感じるこ
     とはあります。
 
     最後に読者の皆さんに、何か一言いただけますでしょうか?

増永社長/残念ながら、社員を一人雇い入れるということが、どれほど重いこ
     とか、深く正しく理解している経営者は、そう多くはいないと思っ
     ています。
  
     一人の社員を預かると言うことは、ある意味その家族全員の人生を
     含めて一生背負うということです。雇う側の我々企業には、その覚
     悟が必要なのです。だから私は、一緒に働く人を選ぶことに一切の
     妥協をしたくないのです。

     起業以来、理想を追い求めて走り続けてきた私ですが、苦楽を共に
     したくなる素晴らしい仲間たちと一緒に、理想の実現を追求してい
     る今の環境が、とても幸せなことだと思っています。

中野///著書のタイトルにある「宇宙一愛される経営」ですが、初めは大き
     すぎるテーマと感じていましたが、増永社長のお話しを聞いている
     と、それを目指すこと自体が、人生を賭ける価値のある素敵な事だ
     と思えてきました。

     本日は愛に溢れたお話しの数々、ありがとうございました。


┏━┓      
┃完┃    
┗━┛   




★中野のセミナー情報★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

6月・7月のセミナーはしばらくお休みしますが、8月から再開します。
一つは新ネタの「感動ヒアリング術」講座です。言霊名刺は、最初のヒアリン
グが完成度に直結するので、カウンセリングの要素を取り入れて、聞き方にか
なり工夫しています。泣かれる方や、元気が倍増する方が続出する聞き方のエ
キスを伝授いたします。
http://tinyurl.com/ks2msm


もう一つは言霊名刺の入門編セミナーです。今までは内容が濃すぎてヘトヘトに
体力と脳みそを使うプログラムでしたが、入門編は価格下げて、時間も短縮して、
参加しやすい設定のセミナーをご用意しました。使い方次第で、ビジネスでもプ
ライベートでも確実にコミュニケーションの役に立ってくれる「名刺」をもっと
有効に活用したいとお考えの方は、ご参加お待ちしております。

●東京開催
 http://kotodama-m.com/seminar/20090805.html
●大阪開催
 http://kotodama-m.com/seminar/20090806.html

 

編┃集┃後┃記┃━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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「企業とは、学校であり第二の家庭でもある」

全二回の増永寛之さんシリーズはいかがでしたでしょうか?僕は本物のお話
しに触れることができた幸せに、浸りきっております。

ちなみに増永さんは、夜のお付き合いは一切されませんし、年間に2回しか
講演をしないと決めておられるそうです。よって今回、直接会って聞かせて
いただいたお話しの価値が、どれほど高いものかは理解しているつもりです。

ところで株式会社ライブレボリューションを語る上で、忘れてはならないの
が、LR HEART というクレドの存在なのですが、これを作るに当たって
実際に大阪のリッツ・カールトンに宿泊し、人事部長さんからクレドの作り
方や浸透のさせ方等のアドバイスを受けたそうです。

このLR HEART、本家のものより完成度が高いという声もあるほどなのです
が、これが完成してからは会社の結束がより強固となり、業績も向上したそ
うです。
LR HEARTについては「宇宙一愛される経営」詳しく説明されているので、
是非読んでみてください。http://tinyurl.com/lxbggq

というかこの本、全ての経営者や、起業予備軍、学生さんに是非とも読んで
いただきたい。人生観が変わりますよ。後で読んだら、早く読むべきだった
と後悔しますよ。

あと、勉強ばかりしすぎて一歩前進できない方、勉強したことを生活やビジ
ネスに活用したい方は、こちらの本も超お勧めです。
仕事頭がよくなるアウトプット勉強法
価格:¥ 1,365(定価:¥ 1,365)
http://tinyurl.com/mhaw9w


ちなみに増永さんは、経営者のキャラや、事業内容に憧れて入社してくる人
はダメだとおっしゃっていました。その理由はここでは伏せますが、会社の
文化に共感してくれる人を採用すべきとのことです。それだけが、普遍的な
存在だからだと理解しています。

増永さんのお話しを聞いていたら、企業というものは、皆で成長しあう学校
のような存在でもあり、第二の家庭のような所だとも感じました。

昔はそんな風土の会社も、もっと沢山あったのかもしれませんが、大好きな
仲間と共に、愛される経営を実現する・・・
とても素敵なことだと思えました。

今回の取材、楽しかったー!

増永さん、本当に貴重なお時間をいただき、ありがとうございました。



ソウルプロダクツ代表 言霊マーケッター 中野 貴史
オフィシャルサイト→ http://kotodama-m.com
自己啓発できる名刺本→ http://tinyurl.com/kotodama
もう一つのマーケティング系メルマガ↓
https://i-magazine.jp/sm/p/f/tf.php?id=kotodama


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■発行周期    週1回発行(取材・編集中は間隔がかなり空きます)
■マガジンID   0000170107
■発行者     ソウルプロダクツ代表 中野貴史(言霊マーケッター)
         東京都中央区日本橋本石町2-1-1 ANOビル208号室
■サイト     http://kotodama-m.com
■ブログ     http://plaza.rakuten.co.jp/iyashirochi/
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