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【経営戦略考11/09/21】テイジン未来動物図鑑>説得ではなく親しみやすさ

配信日:2011年09月21日

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■■■■■■■■■■■■ 今日の教訓 ■■■■■■■■■■■■
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あなたの企業では、自社の商品・サービスを説明するにあたり、ど
のようなアプローチをとっているだろうか。論理による説得のほか
に、相手にとっての親しみやすさを打ち出すことを考えてみよう。
小難しい理屈よりも、その方が支持を得やすいかもしれない。

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━━━━━━━━━━━━━━━━ 2011/09/21(通巻2121号)━
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■■   テイジン未来動物図鑑
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━━━━━━━━━ 情報源:日経産業新聞 2011.09.21【7面】━

わかりにくいものをわかりやすく説明するには、かなりのスキルが
求められます。

専門用語を使わず、なるべく平易な言葉で説明する、といった工夫
や配慮は、どうしても必要でしょう。

相手にとってなじみのある事柄を起点にして説明するというのも、
一つのテクニックです。

できれば「たとえ話」を用いるとわかりやすくなるのですが、何に
たとえるのが適切か、それをみつけることに苦労します。

ならばいっそのこと、開き直って、全く関連性のないものに無理や
りなぞらえてしまうという手も、ありかも知れません。

21日付けの日経産業新聞に、「帝人は商品の用途や事業の特徴を架
空の動物になぞらえてアピールする広告に取り組んでいる」という
記事が掲載されています。

これは、「テイジン未来動物図鑑」と呼ばれるもので、たとえば
「同社の環境リサイクル事業をアピールするためにつくった」とい
う「クルクルリサイクラゲ」のほか、軽さが特徴の「炭素繊維をモ
チーフにした」という「カルイカルイルカ」、衝撃に強い「ポリカー
ボネート樹脂をイメージした」という「ショウゲキツヨイノシシ」
といった動物たちがいます。

これらの狙いは「『事業内容が分かりづらい』というイメージを払
拭するためだ」そうです。

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■■   説得ではなく親しみやすさ
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「分かりづらさ」は「親しみにくさ」にもつながりますが、親しみ
やすい動物を登場させることが、その解決策になっています。記事
は「未来動物図鑑シリーズは親しみやすさに力を入れた」と説明し
ています。

これら架空動物が登場するCMは、「テイジン未来動物LABO」
のサイトで閲覧することができます。
 → http://www.teijin.co.jp/animal/

CMでは、たとえばイルカが軽々と空を飛んでいく等、対象となる
素材の特徴が視覚的に表現されることで、分かりやすさを演出して
います。

とは言え、軽量の炭素繊維とイルカとの間には、基本的に関連性は
なく、「カルイ(軽い)」の語呂合わせで「イルカ」が選ばれたに
過ぎません。

「たとえ話」を含め、説明にあたり別のものを引き合いにするにあ
たっては、少なからず関連性を求めるのが“常識”です。

今回のケースは、無理やりとも思える関連づけの仕方ですが、「とっ
つきやすい」動物を間に立てることで、分かりづらいという「イメー
ジを払拭」することには、成功しているようです。

記事によれば、「外部調査機関が実施した帝人のイメージ調査では、
特に技術力や先進性の分野でスコアが上昇している」、「企業の好
感度も高まっており」、新卒の「エントリー数が増加傾向」と、効
果のほどが現れています。

わかりにくいものをわかりやすく説明するのが難しい場合、関連性
だの論理だのとらわれず、「親しみやすさ」を打ち出していくのは、
一つのソリューションになるようです。

相手に論理的に説明して「理解させよう」「説得しよう」とするの
ではなく、親しみやすさで相手に寄り添っていくの効果的であるこ
とは、人間関係でも言えることでしょう。

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