経営戦略考－日経記事から毎日学ぶ経営戦略の原理原則

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【経営戦略考11/09/20】高齢者も単身者も求める生活支援＞新しいコンセプト事業を生む

配信日：2011年09月20日

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■■■■■■■■■■■■ 今日の教訓 ■■■■■■■■■■■■
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あなたの企業が提供している商品・サービスは、どのような新たな
顧客層を開拓できる可能性があるか、考えてみよう。それぞれの顧
客層に提供している共通の価値に着目すれば、新たなコンセプト事
業に進化させていく可能性を見出せるかもしれない。

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━━━━━━━━━━━━━━━━ 2011/09/20（通巻2120号）━
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■■　　　高齢者も単身者も求める生活支援
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━━━━━━━━━ 情報源：日経産業新聞 2011.09.20【19面】━

国民の生命と財産を守ることが、国の使命だとされています。

自由主義社会においては、ある程度の格差が生まれるのは避けられ
ないとしても、弱者を救済する機能もまた、国が持つべきだと言え
るでしょう。

商品・サービスを開発・提供する上でも、弱者を思いやることが
必要となります。

ターゲットを“上級者”や“専門家”に絞り込んでいるのでなけれ
ば、基本的には「説明しなくても、これくらいはわかるだろう」の
ような姿勢ではなく、“最も弱い者”のレベルに合わせることです。

20日付けの日経産業新聞に、大東建託社長・三鍋伊佐雄氏の言葉が
紹介されています。

「高齢者も単身サラリーマンも求める生活支援はそう変わらないは
ずだ」。

高齢化社会を迎え、介護は大きなビジネスになっています。

三鍋社長は、さらに「食事の用意や掃除、買い物代行などの需要が
増える」とみる一方で、それらは「30代の単身世帯からも同じ需要
が出てくるはずだ」とも述べています。

つまり、高齢者という“弱者”を支援するようなビジネスは、必ず
しも“弱者”とは言えない層にも支持される、と考えているわけで
す。

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■■　　　新しいコンセプト事業を生む
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介護以外でどのように高齢者を支援するかを考えると、家事代行サー
ビスの必要性が浮かび上がってきます。

一方、誰が家事代行サービスを必要とするかを考えると、高齢者以
外の、「30代の単身者」が顧客像として浮かび上がってきます。

発想が生まれるプロセスとして、なかなか興味深いです。

ＡはＢを必要としている。だからと言って、Ｂを必要としているの
はＡだけではなく、Ｃも必要としている。

このようなロジックになるでしょうか。

ＡがＢを必要としていることを発見すれば、Ｂを事業化して成功す
ることができます。

それだけで満足セず、他にＢを必要としている存在はいないかと考
えを進めると、Ｃという新たな顧客層を発見し、それもまた成功す
る可能性があるわけです。

新規事業Ｂに参入するかどうかを判断する際は、顧客層としてＡだ
けでなく、Ｃも期待できるとなれば、意思決定をしやすくなります。

新規事業あるいは起業ネタを考える上では、そのような発展性を視
野に入れることは、不可欠です。

ちなみに大東建託の三鍋社長は、高齢者と「30代の単身世帯」の双
方に求められるものとして、「生活支援型賃貸住宅構想」を描いて
いるとのことです。

事業Ｂが、ＡにもＣにも共通に提供する価値を「生活支援型・・」
と表現することで、単なる高齢者向けの便利サービスにとどまらな
い、新しいコンセプト事業を生み出していることに、注目すべきで
すね。

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▼▼▼ 耳より情報 ▼▼▼
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これが本物の「お客様の声」です。

銀座コーチングスクール広島校で受講された方のご協力により、
「生の声」を収録させていただきましたので、ご紹介します。
（それぞれ40秒〜１分半程度です）

▼ A.N.さま≪感動しました！≫
http://k.d.combzmail.jp/t/q836/a0yd96x0ciwfbne07gTbI

▼ K.R.さま≪銀座コーチングスクールを選んでよかったです！≫
http://k.d.combzmail.jp/t/q836/a0yda6x0ciwfbne07gJHy

▼ M.H.さま≪コーチングは希望の光に感じます！≫
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▼ M.R.さま≪眠っていたものを開花させたように感じます！≫
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▼ S.K.さま≪さっそく、仕事でも売上UPに貢献できました！≫
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▼ Y.S.さま≪自分のやりたいこと、方向性が定まりました！≫
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▼ Y.T.さま≪私自身、変われました！家族も円満になりました！≫
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