- ホーム
- 広告募集中のメルマガ一覧
- ビジネス
- 詳細
経営戦略考-日経記事から毎日学ぶ経営戦略の原理原則
※メルマガ内容は省略されています。もっと詳しく見る
【経営戦略考11/09/06】陳列状況の情報データベースを販売>ビジネスの3要素すべてをカバーする
配信日:2011年09月06日
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■■■■■■■■■■■■ 今日の教訓 ■■■■■■■■■■■■
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
あなたの企業では、自社のビジネスを構成する3要素のそれぞれに
ついて、十分な分析がなされているだろうか。商品や顧客だけでな
く、売り方(販売システム)という要素も非常に重要だ。それぞれ
にきちんと目配りし、自社のビジネスを統合的に理解・分析した上
で、業績向上の対策を練ろう。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■■
■■ 経営戦略考−日経記事から毎日学ぶ経営戦略の原理原則
■■ http://www.senryakukou.com/
■■
━━━━━━━━━━━━━━━━ 2011/09/06(通巻2115号)━
Mag2:19077 melma!:4866 E-Magazine:4435 自社配信:7768
【合計36146】
──────────────────────────────
広告掲載のご案内 → http://entrelect.co.jp/ad.html
バックナンバー → http://backnum.cbz.jp/?t=tn38&b=nm23&m=q836
──────────────────────────────
発行者のブログ → http://ameblo.jp/senryakukou/
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■■
■■ 陳列状況の情報データベースを販売
■■
━━━━━━━━━ 情報源:日経産業新聞 2011.09.06【5面】━
ビジネスとはつまるところ、何(商品)を誰(顧客)に売るかの組
み合わせです。
したがって、ビジネス=商品×顧客と表現すると、わかりやすいで
す。
ですが、より的確にビジネスを定義するには、「売り方(販売シス
テム)」という要素も見過ごしてはなりません。
良い商品をつくり、的確に顧客ターゲットを設定しても、それだけ
ではビジネスは成り立ちません。
なぜなら、商品と顧客とを、適切に結びつけるような「売り方」が
必要だからです。
商品・顧客・販売システムを最適に組み合わせることで、最大の成
果を上げることができるわけです。
6日付けの日経産業新聞に、「調査会社最大手のインテージは、小
売店の売り場に関するデータベースを作って販売する事業を始める」
という記事が掲載されています。
具体的には「全国のドラッグストアなどの小売店を定期的に覆面調
査し、商品ごとに陳列棚に占める面積や販促物などの情報を収集、
分析する」のだそうです。
小売店の売り場の陳列状況は、ビジネスにおける「売り方」を意味
しており、ビジネスを構成する3要素のうちの一つです。
ですので、「売り方」の最適化を考える上で、この取り組みは、お
おいに意義があると言えます。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■■
■■ ビジネスの3要素すべてをカバーする
■■
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
記事は、「小売店のデータベースとしては、POSシステムのデー
タが一般的。(中略)ただPOSでは販売数などの結果は分かって
も、その原因を分析するのは難しかった」と解説しています。
ビジネスの成果=商品×顧客×販売システムだとすると、POSシ
ステムは、この方程式の左辺を明らかにするだけです。
「ビジネスの成果」は商品・顧客・販売システムの掛け算で生まれ
るものですから、それら3要素をそれぞれ見ていかなければ、的確
な分析はできないわけです。
これら3要素のうち、商品については十分に研究が尽くされている
ように思います。
顧客についても、そのニーズや購買行動を生む要因について、さま
ざまな形で調査されています。
「売り方(販売システム)」についても、いろいろな角度から研究
はなされています。ですが、今回の記事の取り組みは、より精緻な
分析をするのに寄与することでしょう。
この記事の元となったインテージのプレスリリースを読むと、「将
来的には、各メーカー様が独自に小売業様から提供を受けている
POSデータと、当レポートを組み合わせたソリューションなどの展
開や店頭コーザルデータを活用したソリューション分野をさらに強
化していく予定」とあります。
http://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000064.000001551.html
これにより、ビジネスの各要素の個別データを統合して分析するこ
とが可能になるわけです。
ビジネスで成果を生むには、常に商品×顧客×販売システムの組み
合わせで考えていく必要があります。そうすることではじめて、成
功へ向けての因果関係が明らかになるからです。
ビジネスは、商品・顧客・販売システムの3要素の組み合わせで成
果を上げていくものです。それら3要素について、それぞれに十分
な分析がなされているかどうか、チェックしてみることが大切でしょ
う。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
▼▼▼ 耳より情報 ▼▼▼
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
9月のセミナーは、ベストセラー『40代を後悔しない50のリスト』
著者の大塚寿先生がご登場です!
大塚先生が1万人以上の体験談から導き出した「後悔リスト」をもと
に、人生を充実させるための具体的な解決法を教えていただきます。
人生をより豊かなものにするため、先人達に学ぶチャンスです。
※詳細&お申込み
→ http://k.d.combzmail.jp/t/q836/a0w3e4x0cimqmqb06odjG
40代は、人生の折り返し地点です。
この40代の10年間は、人生最大の転換期と言えます。
仕事においては、自由度が出てきて、自分の裁量で動かせることや、
自分のセンスを発揮できる機会が多くなってきますし、周囲からも
稼ぎ頭と見なされ、仕事の醍醐味を味わえる、もっとも脂ののった
時期と言えるでしょう。
しかし、自分のことだけ考えていればいいわけではなくなってしま
うのも、またこの時期なのです。
部下の管理、親の介護、子供の進路・・・
これまで気にしてこなかった、自分以外の世界と真剣に向き合わね
ばいけません。関わる世界が広がり、守るべきものも増えます。
しかも、トライアルアンドエラーが許された20代・30代とくらべて、
人生を大きく左右する決断を迫られることが多くなるのです。
「40代」と銘うってはいますが、生き方・働き方の本質についての
お話です。
現在40代の方はもちろん、年齢に関わらず、多くの方に聞いていた
だきたいお話です。
※詳細&お申込み
→ http://k.d.combzmail.jp/t/q836/a0w3f4x0cimqmqb06oGX0
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
意見・感想・質問等 → senryakukou@mori-office.com
購読登録・解除 → http://www.senryakukou.com/mlmg/mlmg_apply.html
──────────────────────────────
発行元:合資会社 森オフィス http://www.mori-office.com/
発行責任者:森英樹 hank@mori-office.com
──────────────────────────────
『まぐまぐ』『melma!』『E-Magazine』並びに自社配信システムを
利用しています。
──────────────────────────────
知人・友人への転送、社内での回覧はご自由にどうぞ。その際は、
全文を改変せずに転送・回覧ください。(C) Copyright 1999-2011
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━