塾経営者必読！個別塾のストラテジー

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第38回【個別塾のストラテジー】

配信日：2009年07月04日

「塾活性化のヒント」は、実はあなた自身の中にあるのです！

さあ！ 今日もひとつずつ一緒に再確認していきましょう。

あなたの塾を通じて、あなたとあなたの大切な人が
もっともっと幸せを感じるために…。

ありがとう！

あなたに出会えて感謝！です！

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　　　　　　第38回「個別塾のストラテジー」

　
文責：個別教育総合研究所代表 石山裕一

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こんにちは！

個別教育総合研究所の石山裕一です。




学習塾では、常日頃接する対象は子供たちです。



業者さんや他の先生方との接触はもちろんあるでしょうが、

顧客として日々関わることになる対象は子供たちだけである

ことがほとんどです。保護者との接触機会というのは、子供

たちとの接触の頻度と比べるとかなり限られています。



なので、どうしても注意は子供たちに向きがちで、なおかつ

そこで完結してしまうことがほとんどです。



しかし、そもそも入塾のときには我々は誰と話をしたでしょうか？

誰にご納得いただけるようにと努めたでしょうか？

子供たちの授業料をお支払いくださっているのは誰でしょうか？





もちろん、子供たちは塾にとって大切なお客様です。

しかし、教室を信頼し大切なお子様をお預けくださっている

保護者の方も、我々にとって子供たち同様に大切なお客様で

あることに間違いはありません。



どちらがより大切、ということは一切なく、お子様と保護者

の双方どちらも塾にとっては大切な顧客のはずです。



そう考えたとき、子供たちに対するのと遜色ないと自信を持

って言えるだけの関わりを保護者の方に対して持つことがで

きているでしょうか？



これは何も、保護者にも勉強を教えて授業を受けてもらいま

しょう、と言っているわけではもちろんありません。



保護者が我が子に対して望んでいるのは、「我が子が意欲を持

って楽しく勉強に取り組み、夢と目標を持ってそれをクリア

しながら、自信を持って自らの人生を切り拓いていくことの

できる力を身に付けて幸せを掴み取ってくれること」です。



そのマイルストーンの一つとして、成績の向上や受験の合格

への支援を塾に求めておられるわけです。



それを受けて、塾は子供たちに対して、「意欲の向上」「勉強

の仕方」「夢や目標を持つこと」「自立の実現」「成績の向上」

「受験の合格」を実現する為に日々関わっています。



では、その子供たちへの関わりに見劣りしないだけの関わり

を保護者との間に実現していくということは、いったいどう

いうことなのでしょうか？





それは、我が子が「意欲の向上」「勉強の仕方」「夢や目標を

持つこと」「自立の実現」「成績の向上」「受験の合格」を実現

するその過程、塾の具体的な支援の内容と経過を、出来る限

り頻繁にお伝えする機会を持つことです。



そして、ご家庭でのご様子などをお伺いし、保護者の悩みや

不安に共に向き合い、ときにアドバイスし、ときにご支援の

申し出をする。そして、それを実行に移すことです。





塾は、子供たちとは日々関わりを持つことが可能です。特に

接点を持とうと意識せずとも、通塾している限り子供たちは

授業があれば通ってきてくれますし、自習に声を掛ければ教

室に足を運んでくれます。



コミュニケーションの機会はいくらでも確保できるでしょう。



しかし、もう一方の大切な顧客である保護者に対しては、こ

ちらから積極的に行動を起こさない限り、接触の機会を持つ

ことは出来ません。



そして、塾の先生方の中には、保護者との接触をあまり好ま

れない方も少なくないのが実情です。



ともすれば、「子供が楽しく通ってくれているのだからいいだ

ろう」「成績は上っているのだから問題ないだろう」と考えて

しまい、気が付けば面談のときにしか保護者と話をしていない、

という状況になることも珍しいことではありません。





保護者も子供たちも等しく塾にとっての顧客である、という

考えからは、この状態が決して好ましいものではないことが

お分かりいただけると思います。



入塾さえしてくれれば、塾にとってあとは保護者はあまり用

のない存在なのでしょうか？



毎月黙ってきちんと授業料を納めてくれてさえいれば、塾に

とって保護者は放って置いても構わない存在なのでしょうか？





子供たちだけではなく、保護者もまた、塾にとってはコミュ

ニケーションを欠くべからざる大切な顧客なのだという視点

を、今一度確認してみて下さい。





もしかしたら、そこからあなたの塾の強力な武器が、見えて

くるかもしれませんよ。





では、今日はこの辺で！






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最後まで読んでくれてありがとう！

あなたと、あなたの大切な人たちに、
素敵なことがスコールのように降り注ぎますように！

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　《　石山裕一　》

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