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【経営戦略考11/07/27】ゲーム感覚の人材育成システム>物事を俯瞰して眺める

配信日:2011年07月27日

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■■■■■■■■■■■■ 今日の教訓 ■■■■■■■■■■■■
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あなたは日頃、どれだけ自分を俯瞰的あるいは客観的に眺めること
ができているだろうか。視点が変われば、物事の見え方も変わって
くる。見え方が変われば、何をどうしたらよいのかについて、以前
よりもはっきりと見えてくる可能性がある。

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━━━━━━━━━━━━━━━━ 2011/07/27(通巻2108号)━
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■■   ゲーム感覚の人材育成システム
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━━━━━━━━━ 情報源:日経産業新聞 2011.07.27【23面】━

コーチングを受けるメリットの一つは、コーチの的確な質問により、
自分を客観的に眺められることです。

自分自身のことについて考える際、どうしても視野が狭くなり、考
えが迷路にはまり込んでしまうことがあります。

そのような時に必要なのは、冷静になって、自分自身を俯瞰して眺
めてみることです。

これを常日頃意識していれば、自分自身をコーチング、すなわちセ
ルフコーチングをすることも可能です。

あるいは、自分自身を俯瞰的(客観的)に眺めることができるよう
なツールがあると、よいかも知れません。

27日付けの日経産業新聞に、「フィットネスクラブ運営のティップ
ネスは、店舗のスタッフが、ゲーム感覚で自分のキャリアパスを把
握できる人材育成システムを8月に導入する」という記事が掲載さ
れています。

記事によれば、「取得した技能や知識をグラフに表示。どの職務の
経験が豊富か、管理職に就くにはどんな知識が必要かなど一目でわ
かり、自分をゲームのキャラクターに見立てて『育てる』意識を持
ちやすくなるという」とのことです。

自分自身を「ゲームのキャラクターに見立て」ることも、自分自身
を客観的に眺めることになります。

自分自身を客観的に眺めれば、何をどうすればよいのかも、よりはっ
きりと見えてきます。

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■■   物事を俯瞰して眺める
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ティップネスの場合、「業務に必要な技能や知識」が200項目以上
もあるそうです。

「それらの取得状況を半年ごとの人事面談の際にパソコンから入力」
し、「項目ごとに考課者から認定を受ける」ことになっています。

これはちょうど、ロールプレイングゲームで、自分の分身のキャラ
クターにアイテムを取得させていくのに似ていますね。

ゲームに慣れ親しんだ世代には、なじみやすい仕組みだと言えるの
ではないでしょうか。

ですが、ゲームに熱中するくらいの意欲をもって、自分自身のスキ
ルアップに取り組んでくれるとしたら、かなりの成果が上がるもの
と期待できます。

“非ゲーム世代”の人は、ゲーム仕立てにしないと頑張らないのか
と、嘆くかも知れません。

ですが、視点を逆にして考えることもできます。

ゲームクリエイターの人達は、ゲームを飽きずに利用してもらうた
めに、さまざまな工夫を凝らしています。キャラクターにアイテム
を取得させていくことも、その一環です。

そう考えると、企業の教育担当者側も、スタッフが意欲的にスキル
取得をするために、ゲームクリエイターがゲームを開発する熱心さ
をもって取り組んで、しかるべきではないでしょうか。

物事を俯瞰して眺めることには、このように、立場を変えて考えて
みることも含まれるはずです。

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▼▼▼ 耳より情報 ▼▼▼
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 教えても教えても覚えてくれない・・・

 まったくやる気が見えない・・・

 いつまでも上司や先輩に頼りきり・・・

 言われたこと以外できない、やろうともしない・・・

あなたの周りに、こんな困った部下・後輩はいませんか?

人材育成は、会社組織の中で働く人なら、誰しも頭を悩ませる問題
です。

人材は会社の資本そのものです。スタッフ1人1人が、責任感とこだ
わりをもって、積極的に仕事を楽しんでいる・・・そんな職場なら、
おのずと成果も上がりそうですね。

「そんな優秀な社員ばかり揃えるのは難しい」

そう思われるかもしれませんが、そんな一流の人材を、自社で大量
に育成している企業があります。

それがディズニー(オリエンタルランド)です。

驚くべきことに、ディズニーで働いているスタッフは、なんと大半
がアルバイトなのです。

アルバイトスタッフの総数は18,000人で、そのうち約半数が毎年入
れ替わるそうです。

毎年入社する、スキルや経験がない9,000人の新米アルバイト達を、
一体どうやって一流スタッフに育て上げているのでしょう?

というわけで、ディズニー流人材育成の秘訣を学ばせていただきます。

※詳細
http://k.d.combzmail.jp/t/q836/a0qn5hw0bitywt8n0ty5C  

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