悪代官のビジネス寺子屋

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悪代官のビジネス寺子屋　第２６回　仕事に困ったら家事をする【２６】　

配信日：2009年06月12日

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　　　　　　　　　　　　　第２６回　仕事に困ったら家事をする【２６】　
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メルマガご登録の皆様、こんにちは。

梅雨入りしました。
じめじめとした季節が始まりました。
でも、実は梅雨入りした時期になると、蛍の繁殖期になります。
田舎暮らしの私は、梅雨は蛍が見られるものだと考えているので、
それはそれで楽しみにしています。

湿気が多い川沿いでも、蛍を見ると涼しく感じます。
楽しいことを見つけることは人生を豊かにしますね。

前回は、簡単なお菓子でも違いは作れるというお話しでした。
今回は、料理上手だから飲食店ができる訳ではないというお話しです。
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☆　商売とは似て非なり。
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料理は商売に繋がりやすい家事です。
繋がりやすいということは、家事と仕事との違いがはっきりしない。

なぜでしょう？
料理上手の奥様の仕事とシェフとの違い。
採算性は奥様のほうが上回ることも多いはず。

でも、開業できるかかと問えば、出来ない。

実は簡単な話なのです。

誰に食べさせるか。
そして、食べさせる人の幅の広さなのです。

家族に食べさせるのですから、当然、範囲は狭く、好みも分かっています。
そうなると、冷蔵庫の余り物や、スーパーの特価品でも好みの味付けができます。
万が一失敗しても、文句をつけられたら、「自分で作れ！！」なんて言えたりします。

ところが、シェフの場合、そうはいかない。
広い範囲のお客様の舌にあわせないといけない。
つまり、誰が食べてもおいしいと感じる料理を常に作ることが義務なのです。
常にとは、どんな材料でも、どんな設備でも、一定のレベルを越えることです。
失敗がゆるされません。
失敗＝お金をいただけない　もしくは　二度と来店していただけません。

家庭料理といっても、家庭の感じがするのであって、
本当に家庭の味ではありません。失敗がない（はず）ので料金をいただけます。

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会社の中で専門でも、会社の外の専門とは勝手が違いますよね。
本当の意味で専門というのは、その仕事でお金をいただける状態です。
片手間でできる範囲の仕事では、お金はいただけません。

お金をいただける精度を考えないといけませんよね。
来週は料理には欠かせない材料についてのお話しです。
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発行者　悪代官（「夢」「感」「動」プレゼンテーター）※社内事情により匿名

某エンターテインメント会社に勤務。
自己の体験を元に、悩める社会人へのエールを送っています。

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