繁盛する店の法則 流行らない店の法則

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【 繁盛する店の法則 流行らない店の法則 】<第109号>

配信日:2009年06月30日

━━ 第109号 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

   繁盛する店の法則 流行らない店の法則     
 −そのやり方だから売れない!もうからない!−  2009/6/30

               関連サイト:http://www.hanjou-shop.com/

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お待たせしました。

無料レポート第二弾、完成しました。

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【今号の内容】

 ◇ このマガジンの主旨・・・ちょっとだけ変えています。

 ● メインテーマ:<第109話> パブロフの犬!?

 ◎ おしらせ
 ◇ 編集後記

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◇このマガジンの主旨(ちょっと変わりました)

 店内を覗くのに、なぜお客様は入店しないのか?
 店舗スタッフの行動は、お客様にどう見えているのか?
 お店の構造は、どのようにお客様に感じられているのか?

 そんな疑問の答えを導き出す、
 「お客様視点、スタッフ視点の重要ポイント」をお伝えします。

 気づいて実践すれば、もっと簡単に繁盛があなたの手に。
 経営者・店舗責任者のあなたが気づかなければ・・・
 
 なんて恐ろしいことでしょう!

 テクニックの前に「お客様の視点」。
 テクニックの前に「物事の本質」。

 これを見極めてくださいね。


━ メインテーマ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

● 【第109話】 パブロフの犬!?

     対象:小売              レベル:★★★★☆

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 対象  小売   :冷やかし客のある通常の小売店
     飲食・専門:買う気でお客様が来る店舗 例:飲食店、美容室
     共通   :いずれにも共通する

 大切ポイントの気づきレベル ★★★★★:基本編
               ★★★★☆:初級編
               ★★★☆☆:中級編
               ★☆☆☆☆:上級編

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店に入ると、

「いらっしゃいませ〜!」

と入口脇のカウンターにいるスタッフの声。


その声に応えるように、

 「いらっしゃいませ〜〜〜!!!」
 「いらっしゃいませ〜〜!!」
 「いらっしゃいませ〜!」
 
と店内のあちらこちらで作業をしているスタッフの声が、
店内に響き渡ります。



店内の奥に進み、商品をいろいろ見始めました。



見ている傍の棚で作業をしているスタッフ。


「いらっしゃいませ〜!」の声が店内に聞こえると、

「いらっしゃいませ〜〜〜!!!」

と応えました。


その間、スタッフ氏は、
作業の手を休めることなく、顔は陳列棚を向いたままです。



【 うっ、うるさい!!! 】

スタッフ氏。
作業を終えたようで、棚から離れると、
こちらに向かって歩いてきました。

そして、私とすれ違いました。


・・・「無言」で!

   軽く会釈をするわけでもなく。

   スタスタと去っていきました。


『ええ〜〜〜っ!!!』



  店内のあちこちから聞こえる
   「いらっしゃいませ〜!」が五月蠅く感じられます。

  陳列棚の前で、
   「いらっしゃいませ〜!」とでかい声を出している、
   スタッフにケリを入れたくなります! 



【 パブロフの犬か!(ツッコミ) 】

「いらっしゃいませ〜」に呼応するのは、
マニュアル型の指導結果なのでしょうね。


スタッフ氏は、みんな『パブロフの犬』状態です。


  店のどこかで「いらっしゃいませ〜!」との声が発せられたら、
  一度は「いらっしゃいませ〜!」と元気に応えなければならない。
  その間、作業の手は止めなくて良い。


そう教え込まれ、条件反射をしている状況なのでしょう。


お客様と店内ですれ違った時のことは、
きっと教えられていないし、
マニュアルに記載されていないのでしょう。


 「いらっしゃいませ」
 「こんにちは」

と発する気は、さらさら無いようです。


「軽く会釈をする」なんてことも、
教えられていないのでしょうね。



お客様が来店しているから、
  挨拶をしているわけではないのです。

マニュアルに書かれている、
そう教えられているから、
  声を発しているだけです。

声を出さないと、
  きっと店長などから叱責されるから、
  評価に関わるから、
  だから声を出しているのです。



【 本質を 】

流通業の中には、
「いらっしゃいませ〜!」に呼応して、
店内のスタッフがみんなで「いらっしゃいませ〜!」と叫ぶことを、
賑わいを演出する方法として推奨しています。


それはそれでよ〜っくわかります。


し・か・し。。。


これをテクニックとしておこなうと、
今回のお話の店のようになってしまいます。


「いらっしゃいませ」に呼応することが目的となり、
店内でお客様とすれ違っても、
「いらっしゃいませ」でもなければ、会釈もしない。


『スタッフの心がお客様に全く向いていない』
という事です。


店でのスタッフの作業内容は、
おこなうべき内容とテクニックだけを、
教えている場合がほとんどです。


それをおこなうべき理由、
目的に触れることは、、、ありません。


  スタッフは、『パブロフの犬』と化し、
    『お客様への意識』がない中、
    単に店内作業を繰り返し、
    お客様の不興を買うことになります。


件の店。

店自体のサービス内容が飽きられてきている、
と言うことはありますが、
土日でも以前に比べ、お客様は減ってきています。


『五月蠅くて、落ち着いて商品を選ぶ気にならないから』


私の知人、友人の間でも、もっぱらの評判です。


本質に帰ってみましょう。
本質を考えてみましょう。

来店したお客様に、

  スタッフはどんな気持ちで接するのか?
  そのために何をするのか?
  どのような行動をするのか?

  お客様に違和感を感じさせない、
      筋の通った対応が何なのか?

そして、

本質、本当の目的から、店のスタッフに話してください。
理解できるようにしてください。

その上で、どのような行動をするのか?
その理由は、本質、本当の目的と、
どうのように関係しているのか?

その点をしっかり理解できるようにしてください。



今回はここまでです。
では、また次号でお目にかかりましょう。



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【 おしらせ 】

◆「秘密レポート」完成しました!

 内容は、、、お客様の視点で店を見る方法についてです。

 前編の入手はこちらから

 → http://www.hanjou-shop.com/reports/report02.html


◆メルマガ配信時の件名を変更します。

 前号でもお伝えしましたが、、、

 今号より、配信時の件名が、 メルマガ名称と号数のみの構成にします。

 わかりやすくする、メール振り分け設定等を容易にする事への対応です。
 ご注意くださいますようお願いいたします。


 新件名:【 繁盛する店の法則 流行らない店の法則 】<第110号>


◆次号は、通常通り、2週間後の火曜日 7月14日(火)の配信です。


                    Fからの『おしらせ』でした。


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【 編集後記 】

ネットでいろいろ調べると、
無料、あるいは有償で、それこそいろんな情報が手に入ります。

で、私も、いろいろ調べては、入手しています。
かけた金額は、、、内緒です。(笑)

まぁ、残念なのは、
ネット系の情報は溢れるばかりなのに、
リアルビジネスの良質のネタが、
驚くほど少ないって事です。

まぁ、これは世のセミナー等も同じ状況なのですが。。。


皆さんも、自分の仕事に関して、
ネットから情報を得たり、
セミナーに出たりされていることと思います。


で、情報を手に入れたとき、どうしていますか?

 「そうか!そうだったのか!いいことを聴いた」

 「そうだよね、やっぱり」

 「そうそう、そうすればいいんだ」

手に入れた時、こんな風に思うこと、ありますよね〜!


で、その後、どうしました?

・・・「いいことを聴いた」で終わる方。
   ネットの世界では、『ノウハウコレクター』と言います。

   ノウハウを手に入れるだけで、やらない人の事です。


あなたはどうですか?

「いいこと」と思ったことを、やってみましたか?
実際に行動してみましたか?

・・・しない人が、大半です。
   で、成果が出ないと嘆いています。


告白します。
私も、かつて『ノウハウコレクター』でした。

だから、投下したお金も、、、これは内緒。
でも、それなりの金額です。

しかし、ある時、思い切ってやってみました。
そうしたら、、、

 本当に成果を手にすることができました。
   もちろん、情報に書かれていた程ではありませんでしたが、
   ゼロではなく、ある程度の成果を手にしました。

 うまく行かなかったこともあります。
   しかし、いろいろ考えて手直しをしたら、
   やはり結果を手にすることができました。


正直に告白します。

 今でも手に入れてやらない事もあります。
 しかし、実際にやるようにしています。
 そうすると、いろいろなことが判ってきます。
 次のアイデアも浮かんできます。
 成果が出ない訳を考えて、手直しをすることもできます。


やってみないと判らないこと、いっぱいあるんです。

 レポートを読んで、それで満足しないでくださいね。
   読んで満足するなら、読まない事と変わりありません。

 メルマガを購読登録して満足しないでくださいね。
   読んで、考えて、実行してこそ、得る物があります。

 セミナーに参加して、それで満足しないでくださいね。
   知ったことを実行してみないと、
    セミナーの時間とお金が無駄になります。


実行しない限り、なにも手にすることができません。


学校での、算数の勉強を思い出してください。

 教科書の公理・定理を読んだだけで、
   あなたはテストで100点採れましたか?


 そんなこと、ありませんよね。


 公理・定理や考え方の説明の後、
  練習問題があり、さらに教科書の問題があり、
  それを実際に解くことで理解したでしょう。

 それでもテストでは100点、採れません。


よ〜っく思い出してくださいね。

理屈を知っていても、
それを役立てることは、叶わないのです。

実際に、やってみないと、判らないのです。


あなたがしなければならないこと。

それは、、、

   『実際にやってみること。』




今回も、最後までお読みくださり、ありがとうございました。



◎ご意見・ご感想・ご質問、「こんな事はどうなの?」といったテーマなど、
 どんなことでもメールください! 必ずお返事、書きます。
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