- ホーム
- 広告募集中のメルマガ一覧
- ビジネス
- 詳細
経営戦略考-日経記事から毎日学ぶ経営戦略の原理原則
※メルマガ内容は省略されています。もっと詳しく見る
【経営戦略考11/07/11】最先端品への生産シフトを加速>「選択と集中」の意義と根拠
配信日:2011年07月11日
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■■■■■■■■■■■■ 今日の教訓 ■■■■■■■■■■■■
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
あなたは、ビジネスに取り組む上で、どのように「選択と集中」を
図ろうとしているか、明確に説明することができるだろうか。ナン
バーワンを目指すには「選択と集中」がどうしても必要であり、そ
の明確な根拠も示されなければならない。じっくりと考えてみよう。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■■
■■ 経営戦略考−日経記事から毎日学ぶ経営戦略の原理原則
■■ http://www.senryakukou.com/
■■
━━━━━━━━━━━━━━━━ 2011/07/11(通巻2103号)━
Mag2:19412 melma!:4878 E-Magazine:4434 自社配信:9079
【合計37803】
──────────────────────────────
広告掲載のご案内 → http://entrelect.co.jp/ad.html
バックナンバー → http://backnum.cbz.jp/?t=tn38&b=nm23&m=q836
──────────────────────────────
発行者のブログ → http://ameblo.jp/senryakukou/
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■■
■■ 最先端品への生産シフトを加速
■■
━━━━━━━━━ 情報源:日本経済新聞 2011.07.10【7面】━
戦略の要諦は、「選択と集中」だと言われます。
となると、戦略が策定された状態というのは、何に「選択と集中」
するのかが、明確になっていることを意味します。
一般的には、これから成長するであろう分野や、自社が競合に対し
て競争優位性を確保できそうな分野が「選択と集中」の対象になり
ます。
逆に、利益がジリ貧になっていたり、どうしても競合他社に対して
遅れをとってしまっているような分野は、「選択と集中」の対象ど
ころか、撤退の候補になります。
現実の経営の世界では、時代の流れと共に、「選択と集中」の対象
を変えていくことをしていかなければなりません。商品や事業の
「ライフサイクル」に合わせ、それをしていきます。
「選択と集中」の対象を、そのようにシフトしていくには、それに
伴う投資が必要になります。資金はもちろんのこと、組織の資源を
再配分するエネルギー、そして“勇気”や“大胆さ”も必要です。
後になって、それをしなかったがために、どうにもならない窮地に
陥ることがありますし、逆に、その時の勇気ある決断が、結果とし
て活路を拓くことになったと認識することもあります。
10日付けの日本経済新聞には、「半導体大手がデータ記憶用半導体
であるメモリー分野で、最先端の微細化技術を使った製品への生産
シフトを加速する」という記事が掲載されています。
記事によると、「エルピーダメモリは2012年3月末までに最先端製
品の生産比率を現在の約5倍に高める。東芝は7月中旬に最先端品
に生産を特化した工場を稼働、9月には6割に高める」とのことで
す。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■■
■■ 「選択と集中」の意義と根拠
■■
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
「選択と集中」の、典型的でわかりやすい事例であり、日経記事で
はよく見かける表現です。
「御社の戦略は?」と尋ねられた際、いつまでに●●の比率を▲▲
に高める、といった回答ができれば、「選択と集中」が明確に意識
された状態だと言えます。
もっとも、そのように言うのは簡単ですが、その結論に至るまでに
は、十分な議論・検討が必要です。
今回のケースについても、その「結論」の根拠となる事柄が、いく
つか記事で説明されています。
エルピーダの場合、回路線幅で世界初の25ナノメートルを達成し、
「微細化技術の開発競争で世界の先頭に立った」と共に、「少ない
工程数で生産する手法を開発」、「ライバル企業よりも低コストで
最先端品を生産できる体制を整えた」とのことです。
最大のライバルの韓国サムスン電子は「25ナノメートルの量産開始
は早くても今年12月になる見込み」であることから、この機に一気
に市場を押さえるべく、思い切った「選択と集中」をすることが理
にかなっています。
また、「利幅の大きな最先端品分野の量産を加速し、収益を安定さ
れる必要があった」という背景もあります。より儲かる製品に「選
択と集中」することも、セオリー通りです。
さらに、「微細化競争で先頭を走る」ことにより、「技術で世界の
トップに立つ企業同士の“強者連合”に参加し、情報を共有できる
のもメリット」だとしています。
二番ではダメで、ナンバーワンにならなければ意味がないというの
は、まさにこのようなことを言うのでしょう。(ナンバーワンより
オンリーワン、とおっしゃる方もいますが、オンリーワンは同時に
ナンバーワンでもあります)
まとめると、自社が勝ち得る(ナンバーワンになり得る)分野であ
ること、それを実現するにはスピードが必要であること、ナンバー
ワンになることが非常に魅力的であること、が「選択と集中」の意
思決定の根拠になっているわけですね。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
▼▼▼ 耳より情報 ▼▼▼
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
スキルアップへ向け、いろいろと勉強しているビジネスパースンは、
多いですね。
限られた時間の中で、何を勉強するのが最も効果的なのでしょうか?
「選択と集中」の観点で、考えてみるとよいでしょう。
どんなにスキルアップのための勉強をしても、それを十分に発揮す
ることができなければ、「宝の持ち腐れ」になってしまいます。
では、どうすれば、それらスキルを十分に発揮することができるよ
うになるのでしょうか?
私自身、いろいろと考えてみましたが、詰まるところ、それは、
「コミュニケーション能力」
に尽きるのではないでしょうか。
どんなにポテンシャルが優秀でも、コミュニケーション能力にハン
デがあると、いわゆる「残念な人」で終わってしまいます。
銀座コーチングスクール(GCS)のウェブサイトでは、
「コミュニケーションが変われば、人生が変わります。」
と謳っています。
実際、GCSでクラスを修了された方の多くは、アンケートに、
「自分自身が変わった」「新しい自分を発見できた」
と回答しています。
※詳細データ → http://k.d.combzmail.jp/t/q836/a0d8pfw0bigde457jsjId
考えてみれば、スキルアップ、あるいはキャリアアップの目指す究
極は、「自分自身が変わること」「人生が変わること」かも知れま
せんね。
ぜひ、GCSのコーチングに触れてみてください。
◆コーチングとはどういうものなのか、知識だけでなく体感して
みたい方には、「コーチング体験講座」がお薦めです。
※詳細・申込
→ http://k.d.combzmail.jp/t/q836/a0d8qfw0bigde457jsZHN
◆メールで手軽にエッセンスを学びたい方には、「GCSメールセ
ミナー」(購読無料)はいかがでしょうか? 毎日1通、1週間
で完結します。
→ http://k.d.combzmail.jp/t/q836/a0d8rfw0bigde457jswO5
◆「GCSメールセミナー」の無料レポート版、「プロコーチにな
るための6ステップ」もどうぞ。
→ http://k.d.combzmail.jp/t/q836/a0d8sfw0bigde457jsABI
◆本格的に学び始めたい方は、まずは【クラスA−基本スキル編】
を受講ください。 週末の2日間で学べます。
→ http://k.d.combzmail.jp/t/q836/a0d8tfw0bigde457jsUfs
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
意見・感想・質問等 → senryakukou@mori-office.com
購読登録・解除 → http://www.senryakukou.com/mlmg/mlmg_apply.html
──────────────────────────────
発行元:合資会社 森オフィス http://www.mori-office.com/
発行責任者:森英樹 hank@mori-office.com
──────────────────────────────
『まぐまぐ』『melma!』『E-Magazine』並びに自社配信システムを
利用しています。
──────────────────────────────
知人・友人への転送、社内での回覧はご自由にどうぞ。その際は、
全文を改変せずに転送・回覧ください。(C) Copyright 1999-2011
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━