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【経営戦略考11/07/11】最先端品への生産シフトを加速>「選択と集中」の意義と根拠

配信日:2011年07月11日

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■■■■■■■■■■■■ 今日の教訓 ■■■■■■■■■■■■
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あなたは、ビジネスに取り組む上で、どのように「選択と集中」を
図ろうとしているか、明確に説明することができるだろうか。ナン
バーワンを目指すには「選択と集中」がどうしても必要であり、そ
の明確な根拠も示されなければならない。じっくりと考えてみよう。

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━━━━━━━━━━━━━━━━ 2011/07/11(通巻2103号)━
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■■   最先端品への生産シフトを加速
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━━━━━━━━━ 情報源:日本経済新聞 2011.07.10【7面】━

戦略の要諦は、「選択と集中」だと言われます。

となると、戦略が策定された状態というのは、何に「選択と集中」
するのかが、明確になっていることを意味します。

一般的には、これから成長するであろう分野や、自社が競合に対し
て競争優位性を確保できそうな分野が「選択と集中」の対象になり
ます。

逆に、利益がジリ貧になっていたり、どうしても競合他社に対して
遅れをとってしまっているような分野は、「選択と集中」の対象ど
ころか、撤退の候補になります。

現実の経営の世界では、時代の流れと共に、「選択と集中」の対象
を変えていくことをしていかなければなりません。商品や事業の
「ライフサイクル」に合わせ、それをしていきます。

「選択と集中」の対象を、そのようにシフトしていくには、それに
伴う投資が必要になります。資金はもちろんのこと、組織の資源を
再配分するエネルギー、そして“勇気”や“大胆さ”も必要です。

後になって、それをしなかったがために、どうにもならない窮地に
陥ることがありますし、逆に、その時の勇気ある決断が、結果とし
て活路を拓くことになったと認識することもあります。

10日付けの日本経済新聞には、「半導体大手がデータ記憶用半導体
であるメモリー分野で、最先端の微細化技術を使った製品への生産
シフトを加速する」という記事が掲載されています。

記事によると、「エルピーダメモリは2012年3月末までに最先端製
品の生産比率を現在の約5倍に高める。東芝は7月中旬に最先端品
に生産を特化した工場を稼働、9月には6割に高める」とのことで
す。

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■■   「選択と集中」の意義と根拠
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「選択と集中」の、典型的でわかりやすい事例であり、日経記事で
はよく見かける表現です。

「御社の戦略は?」と尋ねられた際、いつまでに●●の比率を▲▲
に高める、といった回答ができれば、「選択と集中」が明確に意識
された状態だと言えます。

もっとも、そのように言うのは簡単ですが、その結論に至るまでに
は、十分な議論・検討が必要です。

今回のケースについても、その「結論」の根拠となる事柄が、いく
つか記事で説明されています。

エルピーダの場合、回路線幅で世界初の25ナノメートルを達成し、
「微細化技術の開発競争で世界の先頭に立った」と共に、「少ない
工程数で生産する手法を開発」、「ライバル企業よりも低コストで
最先端品を生産できる体制を整えた」とのことです。

最大のライバルの韓国サムスン電子は「25ナノメートルの量産開始
は早くても今年12月になる見込み」であることから、この機に一気
に市場を押さえるべく、思い切った「選択と集中」をすることが理
にかなっています。

また、「利幅の大きな最先端品分野の量産を加速し、収益を安定さ
れる必要があった」という背景もあります。より儲かる製品に「選
択と集中」することも、セオリー通りです。

さらに、「微細化競争で先頭を走る」ことにより、「技術で世界の
トップに立つ企業同士の“強者連合”に参加し、情報を共有できる
のもメリット」だとしています。

二番ではダメで、ナンバーワンにならなければ意味がないというの
は、まさにこのようなことを言うのでしょう。(ナンバーワンより
オンリーワン、とおっしゃる方もいますが、オンリーワンは同時に
ナンバーワンでもあります)

まとめると、自社が勝ち得る(ナンバーワンになり得る)分野であ
ること、それを実現するにはスピードが必要であること、ナンバー
ワンになることが非常に魅力的であること、が「選択と集中」の意
思決定の根拠になっているわけですね。

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▼▼▼ 耳より情報 ▼▼▼
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スキルアップへ向け、いろいろと勉強しているビジネスパースンは、
多いですね。

限られた時間の中で、何を勉強するのが最も効果的なのでしょうか?

「選択と集中」の観点で、考えてみるとよいでしょう。

どんなにスキルアップのための勉強をしても、それを十分に発揮す
ることができなければ、「宝の持ち腐れ」になってしまいます。

では、どうすれば、それらスキルを十分に発揮することができるよ
うになるのでしょうか?

私自身、いろいろと考えてみましたが、詰まるところ、それは、

 「コミュニケーション能力」

に尽きるのではないでしょうか。

どんなにポテンシャルが優秀でも、コミュニケーション能力にハン
デがあると、いわゆる「残念な人」で終わってしまいます。

銀座コーチングスクール(GCS)のウェブサイトでは、

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考えてみれば、スキルアップ、あるいはキャリアアップの目指す究
極は、「自分自身が変わること」「人生が変わること」かも知れま
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