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【経営戦略考11/06/07】仕事は上流から下流に流れる>本当に顧客に提供したい価値は何か

配信日:2011年06月07日

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■■■■■■■■■■■■ 今日の教訓 ■■■■■■■■■■■■
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あなたの企業では、どの上流を押さえることで、ビジネスとしての
旨みを享受することができるか、考えてみよう。そのためにはまず、
自社が顧客に提供すべき本当の価値は何なのか、明確に定義してお
くことだ。

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━━━━━━━━━━━━━━━━ 2011/06/07(通巻2091号)━
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■■   仕事は上流から下流に流れる
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━━━━━━━━━ 情報源:日経産業新聞 2011.06.07【5面】━

中小企業を対象とした戦略経営コンサルタントとして活動している
と、派生的にさまざまな仕事と関わるようになります。

本来なら、戦略を策定し、中期経営計画にまとめるところで仕事が
一段落します。

ですが、計画書が完成したので、後は自分たちでどうぞ、という訳
にはいかないのが、中小企業です。

計画の進捗状況をモニターする必要はありますし、計画書に盛り込
まれた様々な戦術課題をクリアしていくことのサポートもしていか
なければなりません。

管理会計システムや人事制度を見直すといった仕事もありますし、
他の専門コンサルタントを連れてきてプロジェクトを運営したりと
いったこともあります。

ひどい(?)時には、営業マン研修の講師を務めたことすらありま
す。

当時は若かったですし、営業の経験がないわけでもなかったので、
何事も修行と思って引き受けたものです。「戦略経営コンサルタン
ト」の“道”からは、外れていたかも知れませんが。

その時に悟ったのは、仕事は上流から下流に流れるということです。

戦略経営コンサルタントなら、クライアントの営業方針等を熟知し
ているので、多少邪道ではありながらも、営業マン研修の講師を引
き受けてもらおうと思う企業は存在します。コンサルタントとの信
頼関係といった面も影響するでしょう。

ですが、営業マン研修専門の講師に対して、自社の経営戦略のコン
サルティングを依頼することは、極めて稀と思われます。

もちろん例外はあるにしても、下流から上流に進出するのは、難し
いものです。その分、もし下流から上流に進出できれば、旨みのあ
るビジネス展開が実現します。

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■■   本当に顧客に提供したい価値は何か
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7日付けの日経産業新聞に、「ソフト開発のサイボウズは、自社の
業務ソフトと経営コンサルティングのサービスを組み合わせて販売
する新たな事業を始める」という記事が掲載されています。

このサービスは、インテグラート・リサーチというコンサルティン
グ会社と業務提携をして提供します。この会社は「企業内のチーム
ワークを向上させる、情報連携の課題を見付けるといった研修で実
績がある」のだそうです。

先述の上流・下流の話で言えば、コンサルティングは「上流」、業
務ソフトの提供は「下流」に相当します。

サイボウズとしては当然、上流への進出を狙っているはずです。
その真意を探るために、同社のサイトにアクセスし、当該記事のプ
レスリリースを確認してみました。

すると、「サイボウズは、単なるソフトウェアの提供にとどまらず、
“チームワークの向上”をお客様に提供する重要な価値のひとつと
して掲げています」とあります。

そしてさらに、「お客様に『チームワークの向上』を提供できる企
業となるよう、引き続き製品の研究、開発を進めてまいります」と
の記述もみられます。

現在の業務を、より高い次元でとらえると、そのような表現になる
わけです。川の流れと同じで、より高い場所が上流になります。

下流から上流への進出は、戦略方向の基本となっている業界もあり
ます。ただ、たとえば下流がソフトウェアだとしても、上流がどこ
なのか、必ずしも選択肢は一つではありません。

サイボウズの場合は、「チームワークの向上」という上位概念を掲
げることで、目指すべき上流を明確にしています。

もし上流を目指すなら、自社が本当に顧客に提供したい価値を、上
位概念で表現することが先決となるわけです。

※当該記事のプレスリリース
 → http://group.cybozu.jp/news/11060701.html

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