IT業界の裏話
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[IT業界の裏話-0326]中国当局によるプログラム盗用は起きる
配信日:2009年06月22日
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2009年6月22日発行(5000部)
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■■ IT業界の裏話−−−−−−−−−−−−−−−−−−−No.326
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--> バックナンバー:http://it-ura.seesaa.net/
どうも、吉澤準特です。
地球温暖化を阻止するためにIT業界も色々な取り組みをしています。
チームマイナス6%やグリーン調達、グリーンITなど。
しかし、そもそも人類の産業革命以降の活動と
地球温暖化が無関係だったとしたら、
こういった活動は不要になるのでしょうか?
こんな疑問を持たせる原因になったレポートを
NASAが2009年6月に発表しました。
NASAの見解として、
地球温暖化or寒冷化はすべて太陽の活動に左右されており、
人類が産業革命以降に排出した温室効果をもつガスの影響は
ほとんどないそうです。
翻訳文はこちらをご覧下さい。
→ http://it-ura.seesaa.net/article/121973809.html
▼ INDEX ▼
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■ 注目記事 :中国当局によるプログラム盗用は起きる
7月からのPC検閲ソフト義務化で分かったこと
■ Hot Topic :コンサルティング業界の就職・転職
■ レポート提供
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■ 注目記事 :中国当局によるプログラム盗用は起きる
7月からのPC検閲ソフト義務化で分かったこと
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中国といえば、プログラムコードの全公開を企業に強制しようとしている
ことで騒がれていますが、今回、コンシューマー向けにも恐ろしい仕掛け
を用意していたことが明らかになりました。
以下、Yahooニュース一部引用です。
『中国で販売するパソコンに当局指定の“検閲ソフト” 搭載が7月1日
から義務づけられる問題で、国内外のパソコンメーカーや販売店、ネ
ットユーザーに混乱が広がっている。ポルノなど有害サイトへの接続
を遮断するとされるソフトだが、「搭載後のパソコン全体の品質を保
証できない」と日系メーカーは困惑している。
ユーザーが組み立てるキット型パソコンの場合は搭載を免れるなど、
問題も数多く残された中での“見切り発車”に、国内のネット上では
批判が渦巻いている。
検閲ソフト搭載の義務化は、工業・情報化省が5月19日付で関係部
門に通達した。「グリーン・ダム・ユース・エスコート」と名付け、
青少年保護をうたってはいるが、有害サイトの定義はあいまいで、
“フィルター” には政府や共産党を批判するサイトや発言も引っかか
る可能性が高い。
同省が4170万元(約5億9200万円)で国内企業に発注したと
されるソフトには、米ソフト開発会社のソリッド・オーク・ソフトウ
エアが13日、「ソフトの開発コードが盗用された」と主張し、差し
止めを請求する考えを表明した。』
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090620-00000131-san-int
つまり、中国でPCを購入すると、もれなく当局による検閲が行われるとい
うことです。民主主義国家でこれをやると人権侵害になりますが、中国は
他の国とは違うということを再認識させられるニュースですね。
今のところ自作PCは適用外ということなのですが、大多数の中国国民は共
産党仕様のPCを購入せざるをえない状況だと思います。
まあしかし、「上に政策あれば、下に対策あり」という言葉がある中国で
す、きっと抜け道は多数用意されることでしょう。
ところで、実は私がこの記事で一番気にしているのは、引用箇所の最後の
文。ソリッド・オーク・ソフトウェアの開発コードを盗用した可能性があ
るとのことで、このエントリーの冒頭で触れた中国当局へのソースコード
強制開示が実現すると、こういった盗用が多発することが容易に考えられ
ます。
(中国がジャイアニズム全開で理不尽な情報公開制度を実施)
→ http://it-ura.seesaa.net/article/117995133.html
中国との取引があるIT企業は、2010年までに真剣になってチャイナリスク
を考えるべきだと思いますよ。
(コメントやブックマークはこちらのリンク先へ)
→ http://it-ura.seesaa.net/article/121862697.html
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■ Hot Topic :コンサルティング業界の就職・転職
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昨今、IT業界の人気低下が叫ばれていますが、依然として求められる人
材のレベルの高さは変わっていません。むしろ、さらに高いレベルが必
要とされていると言えます。
そんな中、業界でハイレベルな人材を育成し続けているコンサルティン
グファームの出身者というのは、内外から非常に高い市場価値が認めら
れており、20代で1000万円を超える年収を得る人材もかなり多いです。
しかし、コンサルティングファームへの就職・転職難易度はかなり高く、
何も準備しないままでの内定獲得は困難でしょう。当日の雰囲気にのま
れてしまって力を発揮できなかった、ちょっとしたテクニックを知らず
に残念な結果になってしまったという方も多いでしょう。
もったいないことです。
もしもそのとき、採用を左右する明確な基準が分かっていれば、きっと
また状況は変わっていたはずです。しかし、それは採用面接官だけが知
ることであり、決して採用面接を受ける側から知ることはできません。
これはあまりにも不公平ではないか、そう私は考えています。
面接を受ける側も面接を行う側も、それぞれ何を判断基準にしてこのよ
うな選考を行っているか、それを明らかにした上で良い人材の獲得をす
べきではないか、一人の人間としていずれの側も同じ土俵で話し合うべ
きではないか。
情報の非対称性を面接に持ち込むことに何のメリットがあるのでしょう。
私は少なくとも、いずれも同じ土俵に立って、どのような指標で評価を
しているかを明らかにすべきだと思っています。その方が、結果として
コンサルティングファームの門戸を叩く方全体のレベルアップに繋がる
はずです。
だからこそ、私はこのような情報を皆さんにお伝えしたいと強く考えま
した。
まだまだ取り組み始めたばかりの試みですが、
早期に参加して頂ける方には情報をどんどん提供したいと思います。
http://www.canter.jp/it-ura/infotop/it-ura-a01_prod_it-cons.php
ビジネスプロフェッショナルを目指したい方、お待ちしております。
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編集後記)
NASAのレポート、とても気になってます。