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【経営戦略考11/05/31】「魂作って仏入れず」では意味がない>育児支援制度が生きるためには

配信日:2011年05月31日

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■■■■■■■■■■■■ 今日の教訓 ■■■■■■■■■■■■
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あなたの企業が採用している制度や業務は、「“仏”作って“魂”
入れず」になっていないか、チェックしてみよう。それらの運用・
実行にあたっては、十分にその目的が認識された上で取り組まれて
いなければならない。

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■■   「魂作って仏入れず」では意味がない
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━━━━━━━━━ 情報源:日経産業新聞 2011.05.31【23面】━

人に何かを教える際、相手がどれだけ理解しているのか、時々不安
に思うことがあります。

質問をして確認することもできますが、間違っていないのにも関わ
らず、微妙にポイントがズレた答えが返って来たりすることがあり
ます。

たとえば、お客様への提出書類の印刷に不備があり、行が斜めになっ
てしまっていたことがありました。

「お客さんに出す書類なのだから、きちんと行が水平に印刷された
書類に作り直してください」

「はい、行を水平にすればいいんですね」

このような会話で私が感じる微妙な違和感、理解していただけるで
しょうか。

確かに行を水平に印刷すればよいのですが、それが本質なのではあ
りません。お客様へ提出する資料は、きちんと作らなくてはいけな
い、というのが本質です。

ですので、

「はい、行を水平にして、きちんとした書類にいたします」

とでも答えてくれれば、安心できます。

形だけ「やりました」みたいな仕事をされると、本当に悲しく思い
ます。「魂作って仏入れず」では、何の意味もありません。

仕事でも何でも、本来の目的が何かを踏まえ、それを十分に意識し
ていれば、自然と“魂”が入るものではないでしょうか。

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■■   育児支援制度が生きるためには
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31日付けの日経産業新聞に、イー・アクセスが「昨年3月、育児支
援制度を整備した」という記事が掲載されています。
−日経産業新聞 2011.05.31【23面】

記事によれば、「社内でアンケート調査を実施し、従業員のニーズ
を探った」とのことで、形だけではない、“魂”を入れた取り組み
が窺えます。

同社の人事部担当者は「なるべく社内の手続きを少なくし、誰もが
取得しやすいようにした。制度ありきでなく、いかに運用できるか
が重要」と説明しています。

この説明にも、目的を踏まえた制度づくりへの取り組み姿勢がみら
れます。

制度を利用した社員の方は、「制度はもちろん、大事だが、上司や
同僚などの協力に感謝しないといけない。柔軟な発想を持った多様
な人材がそろうからこそ、制度が生きる」とコメントしています。

この方は、自身の産休中、「上級管理職が自分の役職を兼務してく
れた」のだそうです。そのため、「産休後も同じポジションに戻れ」
ました。

上級役職者が制度利用者の役職を兼務することまでは、制度で定め
られてはいないと思われます。

ですが、上級管理職の柔軟な判断で、制度の趣旨に沿った選択がな
されたと考えられます。

イー・アクセスは「従業員のワークライフバランスでも業界の先頭
集団を目指そうとしている」と記事は説明しています。

制度づくりのプロセス、制度の内容、運用する人材、のいずれもが、
育児支援制度という“仏”に、同社の目指すところの“魂”が込め
られているわけです。

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▼▼▼ 耳より情報 ▼▼▼
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ただいま、週末起業の夏の祭典「夏の大交流会」の参加者を募集し
ています。

この交流会、週末起業に興味のある人、始めたい人、始めている人
などが、300名程度集い、丸一日交流するイベントです。

交流会だけでなく、大小18のセミナーが開催されます。ノウハウだ
けでなく、仲間も見つかる場として、多くの起業家が参加します。

今年は、ソーシャルメディア、特にフェイスブックがテーマです。

すっかり話題のフェースブックですが、人びとの出会いや、かかわ
り方、ひいては起業のしかたまで変えてしまいそうな勢いです。

そんなソーシャルメディアを、どう味方につけるのか・・・

これが、今後の週末起業のカギを握ります。

ただ、フェイスブックは、リアル世界で対面していることが前提の
交流です。

知り合いの有無が、決め手になります。知り合いでもない人に、
一方的にメールを送りつける、従来のやり方は通用しません。

だから、日ごろから地道な交流をしておくことが必要です。

しかし、週末起業を理解している仲間、共感できる仲間、温かく見
てくれる仲間を見つけることは容易なことではありませんね。

だから、つい孤独な戦いになってしまうのです。これではやる気は
続きません。

そんなわけで、私たちは、日ごろから、週末起業を志す人の仲間作
りの場をコーディネイトしているのです。

その場作りの、年に一度の総決算が、この「夏の大交流会」です。

すぐに申込みをして、“あなたの”人的資本の基盤を確立してくだ
さい。そして、あなたの起業体制を鉄板なものにしてください。

※詳細&お申込
http://k.d.combzmail.jp/t/q836/a0k7psv0aisvgx2mnt

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