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ダメ上司を見習え! 3分で分かる仕事が楽しくなる秘訣
※メルマガ内容は省略されています。もっと詳しく見る
「社会とはそういうもんだ」 なぜ働くかの質問に答えられない上司
配信日:2011年05月23日
こんにちは、グッチ55です^^
先日、10年ぶりにボーリングをしました。
10年前は、上手って言われましたが、
今回は散々でした^^;
日々運動はしているものの、
普段使わない筋肉を使ったため、
5日ほど筋肉痛がとれませんでした・・・。
スコア200を目指して、頑張ります!
さて。
前回は、時間を厳しく管理する上司が登場しました。
私は、時間で管理されている時に、
2通りの上司に出会いました。
一人は、前回の上司のような人です。
もう一人は、時間で管理しているのに、
無理してでも休ませようとする人です。
前者は、時間で人を買っているという感覚なのでしょう。
後者は、その人の時間を借りているという感覚なのでしょう。
前者の人にとって、私の時間は、その人のものです。
後者の人にとって、私の時間は、私のものです。
私が、その上司のために働こうと思えたのは、後者でした。
短期的に見た場合は、前者のほうが良いと思います。
長期的に見た場合は、後者のほうでしょう。
皆様はどうでしょうか?
皆様の出会った良い上司、悪い上司を教えて下さい。
→ m_gucci55☆yahoo.co.jp(☆を@にかえて下さい。)
今日は、良い物語ですよ^^
さて、今回はどのような上司が登場するでしょうか?
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◇ ダメ上司を見習え! 3分で分かる仕事が楽しくなる秘訣 第93回
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このメルマガは上司と部下がおりなす物語を紹介します。
主人公である外村勝之が、様々な企業で働き、様々な上司と出会います。
いくつもの出逢いから外村は、自分が成長するためのヒントを得ていきます。
外村を支えるのは澤田康介。
澤田は外村と同じ立場、異なる立場にたって外村を支えていきます。
この2人が出会う上司は、良い面も悪い面も持った上司たちです。
この上司たちとのやりとりから
□部下から見た問題点
□部下として今どうすべきか
□自分が上司になった場合はどうしたらいいのか
の3つを学ぶことにします。
注意して頂きたいことがあります。
このメルマガは上司をバカにし、あざ笑うためのものではなく
上司を反面教師とし、将来の成長につなげるための物語であることです。
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◇ ケース: 「社会とはそういうもんだ」 なぜ働くかの質問に答えられない上司
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登場人物
上司A(松羽常務)
部下A(外村)
部下B(澤田)
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桜のつぼみが開き始め、春を迎えようとしていた。
先日、大学の卒業式を終え、新社会人としてスタートをきった。
早朝、僕は自宅近くの川べりを歩き、桜を見ながら物思いにふけっていた。
初めてランドセルを背負ったこと、中学生になり詰襟の学生服を着たこと、
高校受験、大学受験に合格した時に、母親が涙を流して喜んでくれたこと。
幸せな22年間を過ごせたことに感謝をした。
土手で横になり、しばらくすると、携帯のアラームが鳴った。
「そろそろ時間か」
今日は、入社式がある。
僕は自宅に戻り、面接で何度も着たスーツに袖を通した。
ワイシャツは昨日、アイロンをかけておいた。
昔は、母親が全部やってくれたが、今は自分で全てをしなければならない。
鏡を前に、襟を正し、ネクタイを締めた。面接に行く前は、
ここで気合が入ったものだが、何だか、力が入らなかった。
「今日、本当に会社行くのかな・・・」
自然と、そんな言葉が漏れた。
小学校、中学校、高校、大学の入学式の日はドキドキしながらも、
それ以上にワクワクしたものだ。しかし、今回は何だか違う。
電車を乗り継いで、会社に着き、
偉い人たちの、話を聞き、無事1日が終わった。
「今日、何していたんだろう・・・」
帰りにコンビニで弁当を買い、それを夕食にした。
「何か、おいしくないな」
テレビではお笑い番組をやっていた。
笑い転げるくらい面白かったが、急に明日のことが気になりだした
「明日の朝、ゴミを出さなきゃ。分別の仕方ってどうやるんだ」
「何か宿題を出されていたな。やらなきゃ」
「靴下あったっけ・・・アイロンかけなきゃ」
やらなければならないことが次から次へとわいて出てきて、
全然休めなかった。全部やり終え、時計を見ると12時を回っていた。
すぐにベッドに入り、眠りにつこうとした。
「今日、何か楽しいことあったっけ・・・」
次の日、目覚ましがなる前に、目が覚めた。
「朝食を作らなきゃ」
ご飯のことが、最初に頭に浮かんだ。
何だか、やらなきゃいけないことばかりで嫌になりかけた。
「自分で決めたことだ。頑張ろう」
自分にそう言い聞かせ、ベッドから起き上がった。
朝食を食べながら、朝のニュースを見ていた。
芸能人の華やかな仕事が取り上げられていた。
正直、うらやましかった。
それに比べて、自分は・・・。
「会社を休んだら、どうなるんだろ・・・。風邪ひいたことにしようかな」
一瞬サボることが頭を過ぎった。
何十社と面接を受けて、ようやく掴んだ大切な内定。
今では、大切に思えていない。
本当に、やりたいことなのか。
たまたま、内定をもらった会社に決めたにすぎない。
悪いことばかりが頭を駆け巡りそうになったため、
冷たい水で顔を洗い、タオルで顔を覆った。
「頑張ろう」
こんな日が、3ヶ月続いた。
今では、仲の良い同僚も出来た。ご飯は毎日コンビニの弁当ではなくなった。
ゴミ出しも、洗濯も、アイロンも、嫌じゃなくなった。
初めての給料で親にプレゼントもした。
3回の給料をもらい、通帳残高が増える喜びを感じた。
バイトで貯めるよりも、多い金額がたまっていく。
でも、何だか自分にはしっくりこなかった。毎日が楽しいとは思えなかった。
社会人になりきれていないのではないか。漠然とした不安だけが残っている。
ある日、会社で新入社員とベテラン社員がディスカッションする場が設けられた。
新入社員の悩みを話し合おうというものだった。
その場には、会社でNo.3の松羽常務も参加することになった。
新入社員からはいろんな質問が飛び交った。
「社会人として、身につける必要のあることって何ですか?」
「とっておいたほういい資格って何ですか?」
「先輩方は英会話教室に通っていますか?」
「ボーナスは何に使っていますか?」
「車はあったほうがいいですか?」
「スーツは何着必要ですか?」
「どうやったら昇進できますか?」
「給料はどうやって決められているのですか?」
「有給はとってもいいのですか?」
社会人としての基本的な疑問がたくさんあった。
ただ、僕はそんなことはどうでも良かった。
議論の場が終わりを迎えようとしていたとき、僕は初めて発言した。
「正直悩んでいることがあります。社会人になってから、
毎日が楽しくありません。なぜ僕はここで働いているのか分からないのです。
先輩方の働く意味を教えていただけませんか」
今まで盛り上がっていた場が静まり返った。
意味の分からない質問をするな、という目線が痛かった。
すぐに場の空気が読めていない発言を後悔した。
しばらく沈黙が続き、松羽常務が口を開いた。
「いい質問だな。働く意味か。若いころは私もそのようなことを考えたもんだ。
今なら一言で答えることが出来る。社会とはそういうところなんだ。
学生とは違う。社会は楽しさを求めるところではない。
君もいずれ、環境に慣れ、疑問をもたなくなる。
そうなって初めて一人前の社会人といえるようになる」
僕はすぐに聞き返した。
「疑問をもたなくなってしまったら、いけないのではないでしょうか?
疑問を疑問と思わなくなるってことは、
自分の意思がなくなったことを意味するように思います」
松羽常務もすぐに答えた。
「社会とはそういうもんだ。いずれ君にも分かる」
まだ、聞きたいことがあったが、周囲の目線が痛かったため、
これ以上、質問することが出来なかった。
偉い松羽常務からの返事を受け、
結局、社会とはどのようなものか分からず、余計に混乱し、
漠然とした不安は消えなかった。
それからしばらく、「いずれ君も分かる」、この言葉が頭から離れなかった。
いずれ分かった時、僕はどうしているのだろうか。
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□ 部下から見た問題点
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私たちは生きるために働いています。
松羽常務はその大前提を忘れています。
はるか昔、人間は自分で食糧を用意し、
自分で寝床を用意する時代がありました。
狩りをし、穴を掘り、木を伐り、、、
生きていくためには、「働く」しかなかったのです。
そして、いつしか多人数の共同作業が始まり、
作業は分担され、「社会」が形成されました。
それでも、生きていくには働くしかありません。
時が経つにつれ、「社会」は改善され、誰もが健全に過ごせるようになり、
働かなくても簡単には死ななくなりました。
それが「生きること」の希薄さを生んでいます。
もともと「働く」ということは「生きる」ということです。
その大前提を誰もが忘れてしまいます。
「働く意味」は「生きる意味」です。
外村が本当に知りたいのは「生きる意味」なのです。
それに対し、松羽常務は「生きる意味など考える必要は無い」と言い放ちました。
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□ 部下として今どうすべきか
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「生きること」自体が希薄になり、今や「生き方」が問われる時代です。
品性の欠けた人間は、「生き方比べ」をします。
「どれだけ貯金があるのか」
「どれだけ人脈が広いのか」
「どれだけ人生が充実しているのか」
そんなことをしたところで、何の意味もありません。
「生き方」に上も下も無いのです。
人のことなど気にせず、自分がどういう「生き方」をしたいのか考えてみてください。
そのために「自分が本当は何をしたいのか」を考える必要があります。
自分が本当は何をしたいのか。
自分はどのように生きたいのか。
そして、自分の「生き方」「生きる意味」が見つかったのなら、
「働く意味」など簡単に分かるようになります。
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□ 自分が上司になった場合にどうすべきか
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人は「より良く生きる」ために、お金を奪い合います。
しかし、いつしか「お金を得ること」が目的となり、
何のためにお金がほしいのかわからなくなってしまいます。
お金は使うためにあるのです。
人は年が経つにつれ、目的が矮小化していきます。
「楽しく生きたい」⇒「お金がほしい」⇒「出世したい」
⇒「上司に認められたい」⇒「仕事ができるようになりたい」
⇒「勉強したい」⇒「時間がほしい」
そして、何が目的なのか分からなくなります。
出世することに必死になり、楽しく生きることを忘れてしまうのです。
「生き方」を忘れないようにしないといけません。
それは自分自身のためです。
そして、自分の「生き方」を忘れなければ、
部下の「生き方」も見つけてあげることが出来るかもしれません。
★★・‥…─━━━─…‥・・‥…─━─…‥・・‥…─━━━─…‥・★★
ぜひ、ご意見・ご感想を聞かせて下さい。
あなたが出会ったダメ上司の話を教えて下さい。
教えていただいた話から、グッチ55が物語を作り、
紹介させていただきます。
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http://form.mag2.com/keniogiaho
★★・‥…─━━━─…‥・・‥…─━─…‥・・‥…─━━━─…‥・★★
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