ダメ上司を見習え! 3分で分かる仕事が楽しくなる秘訣

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「必要がない」 特定の部下を辞めさせたい上司

配信日:2009年06月22日

こんにちは、グッチ55です^ー^


前回は、自分好みの部下を過大評価するダメ上司の物語をご紹介しました。

当然、人間ですから、自分と考え方が合う部下や、歩調が合う部下がかわいいと感じるものです。

その部下が、部下同士でも好かれて評価されている場合はいいですが、
そうではない場合は、その評価に疑問を感じる部下がいることだと思います。


個人的に、評価をしている分にはいいでしょうが、
あえて口に出すことではないでしょう。

平等に評価をしていれば、自然と必要とされる部下が頭角を現し、
上司からわざわざ評価をしなくても、
周囲が評価をしていくことでしょう。



ブログにも立ち寄って下さいね^^お待ちしています。
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http://gesellschaft.seesaa.net/

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ぜひ、ご意見・ご感想を聞かせて下さい。
あなたが出会ったダメ上司の話を教えて下さい。
教えていただいた話から、グッチ55が物語を作り、
紹介させていただきます。
↓↓↓↓↓
http://form.mag2.com/keniogiaho
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さて、今回はどのような上司が登場するでしょうか?


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◇ ダメ上司を見習え! 3分で分かる仕事が楽しくなる秘訣 第17回
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このメルマガは上司と部下がおりなす物語を紹介します。

主人公である外村勝之が、様々な企業で働き、様々な上司と出会います。
いくつもの出逢いから外村は、自分が成長するためのヒントを得ていきます。

外村を支えるのは澤田康介。
澤田は外村と同じ立場、異なる立場にたって外村を支えていきます。

この2人が出会う上司は、良い面も悪い面も持った上司たちです。

この上司たちとのやりとりから

□部下から見た問題点
□部下として今どうすべきか
□自分が上司になった場合はどうしたらいいのか

の3つを学ぶことにします。


注意して頂きたいことがあります。

このメルマガは上司をバカにし、あざ笑うためのものではなく
上司を反面教師とし、将来の成長につなげるための物語であることです。



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◇ ケース: 「必要がない」 特定の部下を辞めさせたい上司
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登場人物 
上司A(押登社長)
部下A(外村)
部下B(澤田)
部下C(安見)
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 僕は今の会社に中途採用された。以前勤めていた会社の社長は、
今の会社の社長と友達であり、僕を薦めてくれた。
前の会社は縮小傾向にあったため、優秀(?)な僕を成長が止まらない今の会社に移してくれたのだ。

不思議な転職だった。


押登:「どうだ新しい会社は?」

外村:「お疲れ様です。慣れれば問題ないと思います」

押登:「そうか。急に会社がかわることになって、苦労が多いだろうが君のやる気をもってすれば、きっと成長していけるはずだ」

外村:「はい。ありがとうございます」



僕という人間を以前勤めていた社長からよく聞いてくれているため、
今の社長は僕のことをよく知っている。

期待されていることが分かって、
僕のモチベーションにつながったのは間違いない。


しかし、転職して2週間ほど立ち、
周囲のメンバーと打ち解けてくる頃になると、ある先輩のことが気になりだした。



外村:「安見さんって、何年勤めてらっしゃるのですか?」

安見:「僕? 僕は今年3年目だよ。外村君は入ったばっかなのに、仕事が出来るよね」

外村:「いえいえ、そんなことはないです」


 僕は徐々に安見さんの仕事が遅いことが分かるようになった。
周囲の雰囲気を見ていると、安見さんは仕事が出来ない奴という雰囲気で業務が進められている。



 僕は今の画一的な仕事が問題だと感じていた。
人には向き不向きがあって、不向きなことをどれだけやっても、なかなか伸びていかないと思っている。



外村:「安見さんは、何をするのが好きなんですか?」

安見:「そうだね、料理でしょ、絵を描くことでしょ、あと動画を作ったりも趣味でやっているよ」

外村:「そうなんですか? すごいじゃないですか? その得意なことを仕事に取り入れられませんかね?」

安見:「無理だよ。僕は仕事が出来ないから、僕のやりたいことなんて出来ないよ」

外村:「そんなことないですよ。安見さんに合うことをすれば、出来ると思います」


僕たちの仕事は書類と向き合い、淡々と作業を繰り返すのが業務の8割を占める。
言ってしまえば、処理能力の速さが問われ、創造性を問われない仕事なのだ。


安見さんは非常にクリエイティブなところがあり、
ホームページを作ったり、絵を描いたりするのを趣味でやっているそうだ。

いくつか作った作品を見せてもらったが、すごかった。
仕事で作った作品ならば大したものではないのかもしれない。
しかし、趣味であれだけのものを作るのは正直すごいと思った。


宝の持ち腐れだ。



外村:「ちょっといいですか、澤田さん」

澤田:「どうした?」

外村:「安見さんのことなんですが」

澤田:「安見さんがどうした?」

外村:「安見さんは今の業務に向いていない気がするんです。他の業務に移れば、長所が発揮されて良いと思うんです」

澤田:「同じくそう思うんだけど、多分無理だろうな。外村君が入ってくる前に幹部が裏で会話しているのを聞いたんだ」



******

押登:「給与の査定についてだが、安見君の給料は下げることは出来ないのか?」

幹部:「と、申しますと?」

押登:「あの子の出来からいって、今の給与は高いと思うんだが、どうだ? 生産性はとれているか?」

幹部:「社長のおっしゃることはよく分かりますが、わが社の給与規定からは、そういった措置をとると問題になります」

押登:「そうか。パートであれば問題ないが、正社員としては必要ないな」

******



外村:「え〜、マジで。だから幹部の人たちって安見さんに厳しい態度とっていたの!」

澤田:「かなり厳しいよね。同じミスしても他の人には怒らないくせに、安見さんの場合は必要以上に怒るよね」

外村:「やっぱりそう思ってたんだ? 何か気になっていたんだよ。何で安見さんばっかり集中攻撃されてんだろって」

澤田:「まるで、辞めろって言わんばかりだよ」

外村:「ひどいよ。安見さん自信なくしちゃってるもん。
この会社は安見さんを生かす方向ではなくて、辞めさせる方向に向いているんだね」


それから3ヶ月後に安見さんは辞表を提出した。


それから、押登社長含め幹部が安見さんの愚痴を言い始めることになった。


安見さんの得意とする能力を活かせなかったのか。
処理能力だけを見て、人の全能力だと判断しても良いものか。
僕は幹部が人を大切にしない態度をみて、この会社に不安を覚えた。




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□ 部下から見た問題点
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外村は、押登社長の安見に対する評価に疑問を抱いています。
押登社長は部下を一側面しか見ていないのではないか、他の側面からも評価すべきではないか、と感じています。

このことがきっかけで、自分の査定に対しても不満を持つかもしれません。
そして、その不満が他の社員にも広がる可能性もあります。



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□ 部下として今どうすべきか
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部下の力で経営陣の査定基準を覆すのは難しいでしょう。
もし、耐えがたい不満があるのなら、転職しましょう。

しかし、転職の前にまずどのような行動を評価しているのか、基準は何なのかといった情報を出来るだけ入手しましょう。

一度、経営陣の視点から自分を見てみるのは、自分の成長の糧となります。

その後に、転職するのか、会社の評価基準を満たす模範的社員を目指すのかを選択してみてはどうでしょうか。




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□ 自分が上司になった場合にどうすべきか
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部下の隠れた能力に気づけることは、一つの武器となります。

人は誰でも、自分のことをきちんと見てくれる人を信頼します。
つまり、部下の能力をきちんと評価することで、上司は部下から信頼を得るのです。

また、的確な人員配置にも役立ちます。
仕事の割り振りは、上司の指導力の見せ場となります。
その際、部下の能力を把握しておくことで、見事な采配を振ることが出来るでしょう。





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□ 編集後記
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「こんなことで転職しなきゃいけないの?」

「いや、耐え難い場合のときだけ。評価基準が嫌で、辞める人はいると思うよ」

「それはその人の能力が足りないからじゃないときもあるもんね。
物語にあるように、向き不向きがあるから不向きな部分を評価されると厳しいよね」

「自分が上司になった場合どうすべきかに書かれていることは、何か当たり障りのないコメントだけど・・・どうなの?」

「意外とこういう当たり前のことを気づくのも大切だよ」

「そうだよね。部下を評価するのではなく、自分の評価につなげることしか発言しない上司いるもんね」

「『俺がすごいんだよ』っていう雰囲気かもし出している人いるね」

「そんな上司がっかりだよ」

「思っていても、言ってはいけないよね。部下に伝わったらダメだよね。こういう上司の物語も作れそうだね」

「それじゃ、その物語は次回以降のお楽しみで」


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