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がんばれ社長!今日のポイント
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がんばれ社長!号外PR版 11/04/04「■社長におくる一冊・・・『人生を変える80対20の法則』」
配信日:2011年04月04日
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【推薦図書号外】
『がんばれ社長!今日のポイント』 2011年4月4日(月)臨時発行
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■社長におくる一冊・・・『人生を変える80対20の法則』
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●「あいかわらず "貧乏ヒマなし" ですよ」などと謙遜する社長がい
る。社交上のあいさつの一部なのだが、時々、それが謙遜なんかでは
なく、事実そのようになっている人がいる。
チラッと手帳を拝見すると、予定とTO-DOでまっ黒になっているのだが、
業績が全然伸びていない社長がいるのはなぜだろう。
何が重要で何が重要でないかが混乱しているのだ。重要なことも重要
でないことも同じくらいの情熱と時間を割いてしまっているのだ。
●社長にとって重要なことは、業績を伸ばすこと。
だから業績に直結することにもっと時間を割こう。今期の業績につな
がることをやり、次に来期以降の業績につながることをやる。
その次にはじめて業績に間接的につながることをやる。業績につなが
らないことは断じてやらない。そうした割り切りが社長には必要だ。
・本当に重要な20%の時間は何か
・本当に重要な20%の商品は何か
・本当に重要な20%の客先は誰か
・本当に重要な20%の社員は誰か
・本当に重要な20%の仕事は何か
それらに即答できるようになろう。
そこに集中的に時間やエネルギーやお金を投じよう。
●「80対20の法則」の元をただせば、イタリアの経済学者ヴィルフレ
ド・パレート(Vilfredo Federico Damaso Pareto)が発見した「パレ
ートの法則」である。
結果の80%は20%の原因で得られる。
約100年前に活躍した学者であるから、相当歴史ある法則なので知名度
は抜群だ。しかし「80対20の法則」を自社の経営に活かしているのを
見る機会は意外に少ない。
●この本に、こんな一節がでてくる。
「数量の拡大だけを追求していると、地獄に突き進むことになる。付
け足しのような製品や顧客が増え、管理が複雑になっていく」
実例として米国コーニング社をあげ、50対5の法則を提唱している。
50対5とは、顧客・製品・仕入れ先の50%は売上げや利益に占め
る比率が5%以下であることが多いという法則である。
この50%を取り除くことが複雑さを減らすカギになる。全然利益に
ならないことに半分もの時間を割いているなんて信じたくないが、実
際にあり得ることだ。
●この本、実は280ページもある。
12年前、最初に本書を手にしたとき、どうして「80対20の法則」を伝
えるだけでこんなにもページ数が必要なのか疑問に思った。
ところが読み進めるうちに第3部「実践・生活篇」に130ページが割か
れ、そちらに著者の面目躍如たるメッセージがある。
●「楽して儲けて楽しむ」、そうした快楽主義をすすめているのだ。
プロセスの努力が好きな私はそこに違和感があった。だが、それこそ
本書の主眼、努力主義やプロセス主義からの脱出をうながすものであ
ると知る。血液型A型のコツコツ派の社長よ、本書を読んでほしい。
●しかも経営者は、「伸ばす」「増やす」「始める」ことばかりに関
心が偏りがちである。本書の一読をきっかけに、「減らす」「やめる」
ことにも大いに意識を払おう。それがあなたの生産性を飛躍的に高め
るきっかけになる。
★『人生を変える80対20の法則』(リチャード・コッチ著、阪急コミ
ュニケーションズ)
⇒ http://e-comon.co.jp/pv.php?lid=2920
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<お知らせ>
毎月第一・第三月曜日は推薦図書の号外をお届けします。(休日の際
は翌営業日)
原則は武沢特選書を一冊(時には複数)ご紹介しますが、「PR号」に
なる場合もあります。そのときには、きちんと明記いたします。
お楽しみに! 発行人:武沢 信行
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