できる！企画書・独立開業計画書の作り方

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マーケティングは変化する！

配信日：2011年03月31日

No.180

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『できる！企画書・独立開業計画書の作り方』

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■1　マーケティングは変化する！
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前回は、マーケティングの基本的な考え方が、
　山を登るのとよく似ている、
ということを書かせていただきました。

そして、マーケティングは決して難しくない！、と言うことも。


確かにマーケティングは、難しく考える必要はないのですが、
その前に、知っておいてもらいたいことを今回はお話します。

それは、

「マーケティングは時代と共に、変化している！」ということです。


要は、時代の要請や、消費者のニーズによって、
マーケティングの考え方も変化してきているのです。


第二次戦争後の、経済復興期の日本では、
同じ商品を大量に生産し、安価で販売していくことが
マーケティングの主流でした。
（これを生産志向のマーケティングと呼びます）


だんだん、経済が豊かになり、物があふれてくると、
いかに売上を伸ばしていくか、そのためにどのように販売戦略を
立てていけばよいかという動きが出てきました。
（これを販売志向のマーケティングと呼びます）。


今日では、企業側の都合のみを考えるのではなく、
マーケティングの中心に、お客様を据える
「顧客志向のマーケティング」、
更には、地球環境に配慮した「エコ・マーケティング」
の考えが強まっています。


このように、マーケティングは、
時代や経済の状況などによって、変化しています。

ですから、マーケティングを考えていく場合は、
経済、社会の動きを理解しておくことが、大切になってきます。


「景気が悪い」、「モノが売れない」という声をよく聞きますが、
いずれも売り手側の発想をしているだけかも知れません。

そうではなく、時代の変化を敏感に感じ取り、、
顧客が満足する商品/サービスを提供していく努力を積み重ねて
いくことで、お客様から支持される確率が高まってくるはずです。




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■　編集後記
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経営で大切なことの一つは、「リスク管理」です。

万一のリスクを想定しての事前の準備と
予想外の事態が発生した時の、適切な動き・対応です。


とりわけ、今回の東日本を襲った大震災は、
想定外の事態がたくさん発生しています。


こうした時の鉄則は、現場の人が動きやすいよう、
本社や本部がサポートに徹し、人、もの、情報などを
速やかに、提供していくことです。

間違っても、現場のことが分からないのに、
本部が横槍を入れたり、余計な業務を押し付けたり、
判断を遅らせることがあってはいけません。


こうした点から見てみると、政府や東電の動きは
「お粗末」としか言いようがなく、
時には、怒りさえ感じることがあります。



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