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ダメ上司を見習え! 3分で分かる仕事が楽しくなる秘訣
※メルマガ内容は省略されています。もっと詳しく見る
「あんたはやりなさいよ」 特定の社員をいびる上司
配信日:2011年03月22日
東北地方太平洋沖の地震で犠牲になられた方々の
ご冥福を心から祈ります。
毎日の悲惨なニュースを見て、心が痛むばかりです。
しかし、経済の発展を止めないように
自分の出来ることを継続してやることも
与えられた役目なのだと思い、メルマガを再開します。
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メルマガの紹介!
人見知りの人は必見です。
人とコミュニケーションをとることが仕事上、必須である私でさえ
人間関係に苦労することがあります。
三宅さんは優しい言葉で、分かりやすく人見知り克服のヒント
を与えてくれます。一度、読んでみて下さい。
ココ→ http://www.mag2.com/m/0001258230.html
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こんにちは、グッチ55です^^
前回は、同じことを何度も確認する上司が登場しました。
この上司は非常に良い上司に思えます。
細かいところまで気を使って確認をとってくれる
上司はなかなかいません。
この上司とは逆に、しっかりと指導しない上司が
以前出ていたと思います。
しっかりと指導する上司も
しっかりと指導しない上司も
どちらもダメ上司として描くことが出来ます。
これは非常に重要なことで、
自分の心の持ち様でどうにでもなるのです。
さて、今回はどのような上司が登場するでしょうか?
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◇ ダメ上司を見習え! 3分で分かる仕事が楽しくなる秘訣 第87回
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このメルマガは上司と部下がおりなす物語を紹介します。
主人公である外村勝之が、様々な企業で働き、様々な上司と出会います。
いくつもの出逢いから外村は、自分が成長するためのヒントを得ていきます。
外村を支えるのは澤田康介。
澤田は外村と同じ立場、異なる立場にたって外村を支えていきます。
この2人が出会う上司は、良い面も悪い面も持った上司たちです。
この上司たちとのやりとりから
□部下から見た問題点
□部下として今どうすべきか
□自分が上司になった場合はどうしたらいいのか
の3つを学ぶことにします。
注意して頂きたいことがあります。
このメルマガは上司をバカにし、あざ笑うためのものではなく
上司を反面教師とし、将来の成長につなげるための物語であることです。
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◇ ケース: 「あんたはやりなさいよ」 特定の社員をいびる上司
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登場人物
上司A(坂場社長)
部下A(外村)
部下B(澤田)
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中学の社会の授業で、江戸時代に「えたひにん」という身分が
あったことを勉強した。
それは「士農工商」に分類されない最下層の身分を示す呼び名である。
身分の低い人を置くことで、
その他の人たちに優越感を与えようというものだと教えてもらった。
「えたひにん」と呼ばれる身分の人は、現在では当然にいない。と、いうのが真実だが、
最近そうは思わなくなってきた。
なぜなら、現代社会では会社の中に「えたひにん」の扱いをされるものがいるのだから。
外村:「おはようございます、あれ、今日も寝ぐせありますよ!」
澤田:「あ〜おはようございます。そう? あ、ホントだ。直してくる」
私の1年先輩社員の澤田さん。先輩面しない、とても優しい先輩である。
怒ったところを見たことがない。
だが、上司からの評価はひどい。
あるとき、女性の坂場社長と、澤田さんと私で客先へ出向くことがあった。
ソフトのサポートをするのが主な仕事なのだが、システムの不具合が指摘され、
その調査に向かった。先方は担当の木下さんが対応してくれた。
木下:「どうも、わざわざ来ていただき、ありがとうございます」
坂場:「いえ、ご迷惑おかけしています。さっそくですが、不具合を説明していただけますか?」
木下:「はい。どうぞ、こちらへ」
澤田さんと私で不具合の原因を解明し、社長に説明した。
社長がお客様に説明し、事なきを得た。その帰り道でのこと。
坂場:「2人とも、今日はありがとう。助かったわ」
外村:「何もなくて良かったです」
坂場:「そうね。今日のことをしっかり報告書にしてまとめておいてね」
外村:「はい。分かりました。僕がやっておきます」
坂場:「いや、外村君はいいわ。澤田君がやっておいてくれるかしら」
澤田:「え、はい。分かりました」
外村:「いや、僕が戻ってすぐにやりますよ」
坂場:「そんな甘やかさなくていいのよ。澤田君がやって」
僕はそれ以上の言葉が見つからず、3人には不穏な空気が漂った。
澤田さんと私の立場を考えた場合、当然、私がやる仕事のはずだったため、
私には違和感があった。
澤田さんは上司からの指示に対して、全く反抗せずに素直に従っている。
それが原因なのかは分からないが、社長を含めた数人の偉いほうの上司から、
「厳しい指導」を受けている。
澤田さんは会社に戻って、すぐに報告書をまとめた。
しかし、すぐに提出せずに、別の仕事をしていたら、
タイミングが悪く、社長がやってきた。
坂場:「澤田君、報告書はまだなの?」
澤田:「あ、え、いや・・・」
突然の社長の登場に、澤田さんは何も言葉が出ずに、あたふたしていた。
坂場:「まだ、書いていないのね? そういうものはすぐに取り掛かるものなのよ」
澤田:「はい、すいません。すぐに提出します」
いつも上司から攻撃されているためか、
澤田さんは萎縮してしまって、何も言えなくなっている。
ある日の会議でのこと。
坂場:「・・・ということだから、お客様のサポートの依頼があったときには、
必ず1日の使用頻度を確認してくれるかな」
社長の発言に対して、全員が返事をし、うなずいていた。
坂場:「澤田君も分かった? 電話がかかってきたら、必ず確認するのよ。分かったね?」
澤田:「は、は、はい」
他の社員に対しては何度も確認しないが、
澤田さんにだけはしつこいくらいに確認していた。
私が同じことをされたら、「もう分かったって!」って言っていただろう。
私を含め社員からは、澤田さんは上司からいじめられているように見えていた。
何か事があるごとに、上司は澤田さんに対して、キツく当たる。
決して、「期待の裏返し」ではなく、自分たちのストレスを発散しているようにさえ見えた。
また、逆に、澤田さんがひどい扱いをされているため、
別の社員には余裕が生まれていることも事実である。
最近、澤田さんが辞めてしまった場合は、その対象がどの社員になるのかという噂で社内では盛り上がっている・・・
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□ 部下から見た問題点
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澤田は、上司から厳しい指導を受けていました。
その指導は澤田だけに向けられており、
傍から見ても、異様な光景でした。
しかし、その原因は外村含め誰にもわかりません。
そのため、周囲は次いつ自分が標的になるのかと怯えるしかありませんでした。
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□ 部下として今どうすべきか
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会社を辞めるしかありません。
「自分の鬱憤を弱い者いじめで解消する」
上層部全員がそのような腐った根性の持ち主ならば、辞めるのが得策です。
体育会系など業界の特徴というものもありますので、
転職するならば、出来るだけ異業種の方がよいかもしれません。
ただし、転職を考える前に、1度自分を振り返ってください。
本当に自分に非が無かったのでしょうか。
非がある場合は、転職してもまた同じことを繰り返すかもしれません。
周囲をいらいらさせる言動や行動は無かったでしょうか。
ただ、自分の周囲に与える影響は自分ではわからないものなので、
周囲の人に、自分の悪いところを言ってもらうのも1つの手かもしれません。
また、目立つだけでなく、大人しいだけでも標的になってしまいます。
逆らわなさそうな奴は、弱い者に見られてしまいます。
そのような時は、頼りになる人に助けを求めてもよいかもしれません。
残るにせよ、転職するにせよ、まず周囲の人に助けを求めてください。
そして、客観的に自分と会社の関係を判断してもらい、
自分の悪いところを直すか、会社に見切りをつけるかじっくり考えてみたらどうでしょうか。
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□ 自分が上司になった場合にどうすべきか
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レッテル貼りがいじめの始まりです。
「あの子は使えない」「あいつには仕事は任すな」
そんな自分の主観が、部下への態度につながります。
自分の態度が部下を傷つけないよう、
「できない」とレッテルを貼らないように気をつけてください。
「できないできない」と人の能力を制限しては、本当に出来なくなってしまいます。
そうではなく、「できる」ことを覚えておくようにしましょう。
「あの子は○○が得意」「あいつは○○が出来る」
など、出来ることを覚えてあげるようにすれば、部下は自信が付き、
能力を伸ばしていきます。
また、部下の能力を覚えることで、適材適所、部下の能力を最大限引き出すことが出来ます。
部下を成長させ、能力を引き出し、売り上げを伸ばす。
それが、管理職の醍醐味ではないでしょうか。
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ぜひ、ご意見・ご感想を聞かせて下さい。
あなたが出会ったダメ上司の話を教えて下さい。
教えていただいた話から、グッチ55が物語を作り、
紹介させていただきます。
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http://form.mag2.com/keniogiaho
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