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ダメ上司を見習え! 3分で分かる仕事が楽しくなる秘訣
※メルマガ内容は省略されています。もっと詳しく見る
「勤務中だぞ」 やる気の出ない残業を強要する上司
配信日:2009年06月08日
こんにちは、グッチ55です^―^
前回はワンマン経営をするダメ社長の物語でした。
中小企業の社長は、ワンマンな人が多いと思います。
ワンマンだから小さい会社でも生き延びていけたのです。
社長の力がないと会社の売上があがらないのです。
しかし、
もう一歩大きくなる会社、
企業として一般人にも知られるようになる会社の場合は
社長が違います。
決して、ワンマンではありません。
役員会に出席して重要事項について話合うとき、
ワンマン経営の社長の場合、役員会という形だけにこだわるが、
決定事項は全て自分が握っている。
しかし、
大きくなる会社の社長は、役員全員で意見を出し合い
議論し、自分の意見を柔軟に変えていきます。
他の役員、従業員のアイディア、意見を吸い上げることは
当たり前なのです。
ワンマン経営の場合、
いずれ優秀な人材はその場からいなくなると思います。
自分の意見が全部押しつぶされるような場所では
力は出し切れません。
人を信用し、任せることが出来る社長のもとに集まった
社員は良い働きをし、社外にもいい影響を及ぼすことだと思います。
自分の考えを大事にし、譲らない場面も必要ですが、
柔軟に人の意見を受けいれる余裕があれば、
さらに良いのです。
あなたも自分の意見が受け入れられたとき、嬉しいですよね?
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ぜひ、ご意見・ご感想を聞かせて下さい。
あなたが出会ったダメ上司の話を教えて下さい。
教えていただいた話から、グッチ55が物語を作り、
紹介させていただきます。
↓↓↓↓↓
http://form.mag2.com/keniogiaho
★★・‥…―━━━―…‥・・‥…―━―…‥・・‥…―━━━―…‥・★★
さて、今回はどのような上司が登場するでしょうか?
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◇ ダメ上司を見習え! 3分で分かる仕事が楽しくなる秘訣 第15回
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このメルマガは上司と部下がおりなす物語を紹介します。
主人公である外村勝之が、様々な企業で働き、様々な上司と出会います。
いくつもの出逢いから外村は、自分が成長するためのヒントを得ていきます。
外村を支えるのは澤田康介。
澤田は外村と同じ立場、異なる立場にたって外村を支えていきます。
この2人が出会う上司は、良い面も悪い面も持った上司たちです。
この上司たちとのやりとりから
□部下から見た問題点
□部下として今どうすべきか
□自分が上司になった場合はどうしたらいいのか
の3つを学ぶことにします。
注意して頂きたいことがあります。
このメルマガは上司をバカにし、あざ笑うためのものではなく
上司を反面教師とし、将来の成長につなげるための物語であることです。
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◇ ケース: 「勤務中だぞ」 やる気の出ない残業を強要する上司
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登場人物
上司A(牛竹社長)
部下A(外村)
部下B(澤田)
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僕はマーケティング会社に勤め、主に「集客」をテーマとしたグループで仕事をしています。
昼間はテレアポに追われ、隙間を見つけ見込み客リスト、DMの作成などデスクワークをしています。
テレアポとは、簡単に言えば見込み客に電話でお会いする約束を取ることです。
これが結構なストレスなのです。そのストレスを抱えたまま、
集めた情報の整理やら、顧客リストの順位付けなど、細かい仕事が続きます。
僕の会社の理念のひとつに
==========================================
== 「今日出来る仕事は今日中に片付ける」 ==
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というものがあります。先代の社長が考えたものらしく、
ちょっとした仕事でも後回しにせずに、すぐに手をつけて片付けようという意味らしい。と、入社した時に聞きました。
外村:「はぁ、今日も残業か」
澤田:「はぁ、俺も」
外村:「なんだか俺たちため息が多いよね」
澤田:「そりゃね、これだけ毎日残業してりゃさ、家帰っても何も出来ないし、休みの日は疲れて寝てばっかりだし」
外村:「今日電話した顧客のリスト作成したんだけど、目がショボショボするよ」
澤田:「気があうね、俺も目が痛い」
18時を越えるとこんな会話が続き、二人で目薬をして、椅子に座ったまま背を伸ばし息抜きをする。
外村:「この仕事明日やってもいいと思うけど」
澤田:「そうだよね。でも、誰も帰ろうとしないよね」
外村:「はぁ。帰りて〜」
澤田:「さすがに夜に細かい仕事すると疲れるよね」
外村:「疲れる。まじ勘弁してほしい」
澤田:「帰りて〜」
僕の会社の理念
==========================================
== 「今日出来る仕事は今日中に片付ける」 ==
==========================================
なぜかこの理念が「残業してまでも仕事を終わらせろ」に変わっているようだ。
先輩たちが誰も帰ろうとしないから、僕たちも帰れない。
入社したての時は良かった。仕事を早く覚えたくて、残業しても新しいことばかり学べて楽しかった。
しかし、仕事を覚え、仕事の優先順位も分かってくると、
今日までにやるべき仕事か、
明日やればよい仕事か
が分かるようになってくる。
“今日やるべきではない仕事”を、残業してまでやるとなるとモチベーションがあがらない。
外村:「あ〜今日は本当に疲れた。早く帰って寝たい」
こんな日でも残業して、“今日しなくても良い”仕事をやっていくことになる。
ある日。
外村:「澤田さんは昨日何時までやっていった?」
澤田:「昨日は23時だったかな。外村さんは?」
外村:「俺は23時前には帰ったよ。疲れが溜まって、やる気が出ないよ」
澤田:「だよね。どんだけ頑張って仕事しても残業していかなきゃいけないから、何かやる気がなくなるよ」
外村:「何で誰も帰ろうとしないんだろ」
澤田:「本当だよ」
外村:「ちょっと息抜きにブログに日記書こう」
澤田:「俺も、株の値動きのチェックしよう」
頑張っても、頑張らなくても、残業しなければいけない状態がうちの会社である
昼間集中して仕事をして、終わらせて定時で帰れるならいい。
しかし、1日で終わるような仕事の量ではない。
お昼をすぎ夕方に近づく頃に、周囲を見渡すと、仕事をしているフリをしている人が何人もいる。
牛竹:「お前ら勤務中だぞ!」
怒号が飛び、一斉に各自見ていたホームページを閉じ、
仕事に取り掛かる。僕はこの風景を何度も見てきた。
牛竹社長こそ、「残業してまでも仕事を終わらせろ」と言う張本人だ。
仕事は長い時間するものなのか。
疲れた日は早く帰って、明日に備えたい。
やる気のある日は、残業してまでも長い間仕事をしたい。
こんな風に考える僕はわがままだろうか。
今日も、23時まで残業が続きそうだ。今日中に帰れるだけ、幸せなのだろう。
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□ 部下から見た問題点
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外村は、残業を半ば強制されていることに不満を抱いています。
さらにその残業も何もしていない無駄な時間が多くなっています。
無駄な時間を強制させられていることで、
時間を有効活用する意識が薄れ、仕事の効率が悪くなっています。
また、今回の問題点の原因が経営方針にあることから、
会社の経営自体にも疑問を抱くことになるでしょう。
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□ 部下として今どうすべきか
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残業というのは、予定の遅れだけでなく、
しばしば職場の雰囲気に強制される時があります。
他の社員が残業していて、先に帰るのが気まずかったり、
上司がもうちょっとやってこうと提案してきたりします。
それらの残業は、確かに能率も悪く無意味かもしれませんが、
出来る限り従った方がよいでしょう。
従わない場合、上司から協調性無しと査定されることもあります。
残業を回避することは難しいです。
それならば、その時間を勉強なり、職場改善なりに有効活用し、
上司からの評価を上げておくことに尽力してはどうでしょうか。
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□ 自分が上司になった場合にどうすべきか
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一日の仕事の終了条件は、時間ではなく、成果によるべきです。
「あと何時間頑張っていこう」ではなく、
「今日はここまでやっていこう」と言うようにしましょう。
そうすれば、部下も明確な目標にやる気が上がり、
時間を有効活用するようになります。
時間の有効活用は、部下の成長にとって大事な勉強なのです。
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□ 編集後記
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「部下としてどうすべきかでは、残業しろって言っているけど、しなくてもいいんじゃない? 終わったら帰ればいいじゃん」
「確かに最初試してみてもいいかもね?」
「そうだね」
「試してみて上司の反応見て決めればいいと思う」
「顔色を伺うってことだよね?」
「うん。上司ってさらに上司の指示を受けて部下を動かすから、
直属の上司の上司はさらに上の上司の意見を反映していることがよくある」
「だから?」
「上司の顔色を伺おうぜ」
「でも、それじゃ何も変わらないじゃん」
「うん、だからダメ! 上司の顔色を伺っていたら! 自分が出来るなら、
上司が文句言えなくなるくらい有能であれば、やってやったらいいんじゃない」
「まとまらないね(苦笑)」
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