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ほとんどのキュレーションメディアがパクリ記事な理由

配信日：2018年07月27日

こんにちは。中田です。
いつもありがとうございます。

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■ほとんどのキュレーションメディアがパクリ記事な理由

うちも外部ライターに記事を依頼するからわかるんですけど、
いいライターを探すのはなかなか骨が折れる仕事です。

まず取り扱ってる商品やその分野に関する知識がある人と
ライティング能力がある人という2つの条件が必要なのですが、
それをクリアする人となるとかなり絞られる。

さらに、上記2つの条件をクリアしたとしても
いい記事が上がってくるかというと
それはライターさんのやる気次第みたいなところがあるわけです。

最近ではクラウドソーシングが活発になったこともあり、
ちょっと型を覚えたくらいでライターって名乗ってたりする人も多い。

深みがある専門知識があるわけでもなく、創意工夫もない。

それどころか、他の記事から文章パクってくる人もいたりする。
ライターから言わせれば、「リライト」の感覚なのでしょうけど、
独自の考えが記事の根幹になければただのパクリです。

逆に、独自の考えがある人は
最初は拙くても未来はあると思います。
磨くと輝くダイヤに変わる可能性があるのです。

でも、スピード重視でリライトばかりしてる
ライターはいつまでもダイヤに見せかけたプラスチックです。

ところで、旅行系のサイトはひどいですね。
以前にもキュレーションサイトが問題になりましたけど
まともなサイトが何一つとしてないところに問題の根深さがあります。

まず旅行基地を書くのに
ライター自身が「現地に行ってない」のが
丸わかりなんですよね。

どこかしらに元記事があるわけですが、
キュレーションサイトはどこもみんなパクリなので、
元記事に辿り着くまでに時間がかかる。

それくらい二重三重のパクリが横行しているわけです。

前にキュレーションサイトを見て、
「海辺のおしゃれなレストラン」に行ってみたら、
結婚式場だったことがあります。

もしやと思って他のキュレーションサイトも見たら、
やっぱりどこもレストランって書いてある。
入れないじゃねーかってなりましたね。

他にもそんなことがありましたが、
挙げだすとキリがありません。

いかに旅行系サイトがロクでもないかということです。

パクリ行為は問題外として
そもそもライターの質自体も10年間上がってないと思いますね。

なぜなら、10年前に流行った記事の作成方法が
1つも進化してないからです。

10年前からブログ記事の構成は
これをずっと踏襲しているんですね。

1. 記事タイトル
2. アイキャッチ
3. 冒頭の本文
4a. 見出し
5a. イメージ画像
6a. 本文
4b. 見出し
5b. イメージ画像
6b. 本文
4〜6を繰り返す
7. 最後の本文

10年以上前だったら
ただ長文がダラーって続く構成が多かったので、
上のような構成は新鮮でしたし、
見出しやイメージ画像などが文章を締める役割もあったわけです。

でも、今は構成だけ残って
中身がゼロになってしまった。

要するに、テクニックだけ踏襲する人が増えて
記事の中身は後回しとなった。
ほとんどリライトと称するパクリばかりになったのです。

おもしろ系の記事だってそうです。
オモコロのパクリばかりじゃないですか。

なぜこうもパクリばかりになるのか。

いや、記事の書き方のテクニックだけをパクって、
中身には独自性があっておもしろいんならいいんです。

でも、世の中のライターと称する人って
"流行り"のテクニックだけなんですね。
もはや流行ってもないですけど。

これだけテクニックに偏るなら、
いっそのことアイキャッチもイメージ画像もなしにして、
本文だけっていうのも新鮮でありなんじゃないか。

昔みたいに本文だけで勝負するっていうスタイル。
もうそこからやり直さないとだめですね。

テクニックは
根本がしっかりしていてはじめて活きてくるものです。

あくまでも飾りですから。
今や飾りだけで中身がなくなってるんですね。

ランディングページも
まともなコピーを書ける人の割合は
どんどん低くなってる。
最初からテクニックに走る人が多いですからね。

テクニックもいいんですが、
まず最初にコピーなりライティングなりを学ぶなら、
ごまかし抜きにして勝負して、テクニックは後から学ぶほうが
今の時代はいいのかもしれませんね。


それではまた。


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