中国株投資レッスン

読者数 1,000人~ 発行頻度 1週間/回 パソコン

広告価格帯 応相談(概算)

※メルマガ内容は省略されています。もっと詳しく見る

広告のお問い合わせ

  • メルマガ概要
  • バックナンバー一覧

米中貿易紛争、中国側の開放策発表で沈静化?!

配信日:2018年04月19日

───────────────[PR]─
《骨密度を高める特定保健用食品》
リピート率95%以上、累計販売本数
7000万本突破!手軽な骨対策!
http://i.mag2.jp/r?aid=Ma0749
毎日骨ケアMBP(R)
─[PR]───────────────


////////////////////////////////////////////////////////////////
                  2018年4月19日 第522号

     「中国株投資レッスン」

     TS・チャイナ・リサーチ株式会社 田代尚機 発行
////////////////////////////////////////////////////////////////


     目次
     1.『中国株二季報 2018年春号』の販売開始!!
     2. 米中貿易紛争、中国側の開放策発表で沈静化?!
     3.中国株有料メルマガに助言しています!!

1.『中国株二季報 2018年春号』の販売開始!!
 中国株投資の必携・必読書、二季報最新号の発売が開始されました。

 特集の“最高指導部人事と中国経済の行方”を執筆しました。

 詳しくはこちらをクリックしてご覧ください。
https://www.nikihou.jp/organ/nikihotscr.html

2.米中貿易紛争、中国側の開放策発表で沈静化?!
 米中貿易紛争というイベントも、そろそろ結末が見えてきたのでは
なかろうか。

 10日に行われたボーアオアジアフォーラム会議開会式で、習近平国家主席が
講演を行った。前週、米中の貿易紛争がヒートアップしたことで、
市場関係者は習近平国家主席が何を話すのかに大いに注目した。

 テーマは「開放によってともに繁栄を作り出し、イノベーションによって
新たな未来を切り開こう」である。講演内容原稿は5500字を超えるもので、
かなりのボリュームである。

 挨拶、ボーアオアジアフォーラムのこれまでの成果などに続いて、過去40年
の中国における改革開放の歴史を紹介している。次に、未来に向かって、
我々は「何をすべきか」を主張している。さらに、中国は国際社会に
向かってどういう風に行動するかという点を示している。

 投資家にとって重要なのは後ろの方に書かれている。開放を拡大する中で、
中国は以下の重大措置を行うとしている。それは次の4点である。
1.市場アクセスを大幅に緩和する
2.さらに吸引力の高い投資環境を作り出す
3.知的財産権保護を強化する
4.輸入を主体的に拡大させる

 1.の内容を詳しく見ると、「今年、我々は我々の意思を示すいくつかの象徴的な
措置を打ち出すだろう。サービス業、特に金融の面で、昨年末、銀行、
証券、保険などの業界における外資持ち株比率制限の開放について重要な
措置を発表したが、今年はそれを実行に移す。同時に開放の度合いを強める
必要があり、保険業界の開放を進め、外資金融機関の設立制限を緩和、
外資金融機関の中国での業務範囲を拡大し、中国金融市場における提携領域を
拡大する。製造業の面では、基本的に開放しているが、制限が残るのは、
自動車、船舶、航空機などの少数の産業である。これらの産業では既に、
開放のための基礎は準備できており、次の段階として、特に自動車産業に
おいて、できるだけ早く、外資比率制限を取り払う必要がある」としている。

 4.については、「中国は貿易黒字を目標とせず、輸入の拡大を切に願っており、
経常項目収支を均衡させようとしている。我々は自動車輸入関税を相当幅
引き下げ、同時に一部のそのほかの輸入製品の関税を引き下げるつもりである」
などとしている。

 WTO加盟当時から、一貫してアメリカが主張しているのは、金融市場の開放で
ある。金融産業はアメリカにおいて最も強い産業である。経済規模が大きく、
経済成長の早い中国は、世界でも資金需要が大きく、アメリカの金融機関に
とって、最も攻め込みたい市場である。多層からなる資本市場を形成し、
国際化、自由化を進めるとしておきながらも、これまでも驚くほどの交渉力で、
のらりくらりとアメリカの要求をかわし続けている。資本市場の開放は
自らのペースを崩すことなく、非常にゆっくりとした速度で進められている。

 中国人民銀行の易網総裁は、同じくボーアオアジアフォーラム会議の分会に
おいて、貨幣政策の正常化といったテーマで講演を行っており、今後の
金融市場開放について、より具体的な話をしている。

 まず、基本方針として、以下の3点を挙げている。
1. 市場アクセスについては国民待遇+ネガティブリスト方式とする
2.金融業の対外開放、為替メカニズムに関する改革と資本項目の兌換性に
関する改革をお互いに調整しながら、同時に推進する
3.開放と同時に、金融リスクの防止を重視し、金融の監督管理能力と開放の
程度をうまく釣り合う形とする

 6月30日までに大部分の措置を実施するとした案件は以下の6点である。
1.金融資産管理会社の外資持ち株比率制限を撤廃し、内外の資本を同じように
扱う、外国銀行が中国において支店と子会社を同時に設立することを許可する
2.証券会社、基金管理会社、先物会社、生命・損害保険株式会社の外資持ち株
比率の上限を51%とする、3年以降、制限を取り払う
3.外資企業の合弁証券会社は国内で1社だけとする制限を取り払う
4.さらに一歩進んで、本土、香港の株式市場の相互流通メカニズムを改善する
5.条件を満たした外国投資者が中国において保険代理業務、保険評価業務を
営むことを許可する
6.外資に保険ブローカレッジ会社の経営を開放し、内外機関を同一に扱う

 年内に実施する案件は以下の5点である。
1.信託、金融リース、自動車金融、通貨ブローカレッジ、消費金融などの
銀行業の金融領域に外資を導入する
2.商業銀行が新たに発起設立する金融資産投資会社、理財会社の外資
持ち株比率制限を撤廃する
3.外資銀行の業務範囲を大幅に拡大する
4.合弁証券会社の業務範囲に対して単独とするといった制限を撤廃する
5.外資保険会社が設立前に2年間、代表処を設置しなければならない
といった制限を取り払う

 そのほか、上海ロンドンストックコネクトが年内には実施できそうなこと、
これまでに発表している銀行カード決済機構とノンバンク決済機構の
市場参入制限の開放、外資金融サービス会社が行う信用評価サービスの
制限の緩和、外資投資による信用調査機関に対する国民待遇などを秩序立て
て進めるとしている。

 いろいろ細かい点が書いてあるが、いつも通り、重要なところには踏み
込んでいない。例えば、証券業務で言えば、外資企業が独資で証券ビジネスが
できるわけではない。A株のブローカレッジ業務が自由にできなければ、
証券会社とは言えない。

 根本的なことを言えば、人民元取引について、外国人は基本的に
“オフショア証券市場で自由に取引してください”という現行の
為替システムが変わらなければ、外国金融機関は本土内で大きくビジネスを
行うことはできない。

 外国企業を国内市場に参入させるのは、国内金融産業に彼らの進んだ
金融技術を吸収させることにある。外国企業の参入によって、国内金融市場が
混乱するようなことは起こさないというのが当局の対外開放の基本的な
スタンスである。

 本質的には開放が中国金融システムを強化する方向に働く点ばかりであり、
いつものことであるが、中国は非常にしたたかである。

 とりあえず、トランプ大統領はこの緩和措置に満足したようだ。中国側の
硬軟を取り混ぜた対応でこれ以上の関係悪化の可能性は遠のいたと
言えそうだ。
(4月15日作成、有料メルマガから一部抜粋)

3.中国株有料メルマガに助言しています!!
 供給側改革の深化、一帯一路戦略、走出去政策、PPPプロジェクトの拡大、

混合所有制改革の加速、戦略的振興産業の発展など、中国経済の構造

を変える戦略、政策が多く打ち出されています。

 今こそ、中国株投資のチャンスです!!
TS・チャイナ・リサーチ株式会社は、グローバルリンクアドバイザーズ
株式会社が発行する週刊中国株投資戦略レポートに関して、助言・
情報提供を行っております。
http://www.gladv.co.jp/members/china_senryaku/index.html

---------------------------------------------------------------------
電子メールに掲載されている内容等は、投資の参考となる情報提供のみを
目的としたものです。したがって、勧誘を目的としたものでありません。
投資に関する最終判断は、お客様御自身の責任でお願い申し上げます。
TS・チャイナ・リサーチ株式会社の電子メール情報を用い、発生した
いかなる損害(被害)及び民事、刑事的問題については、
当社は一切の責任を免れます。
 本件に記載されている内容はその正確性又は完全性を保証したものでは
ありません。記載された内容は、予告なしに変更することがあります。また、
投資結果を保証するものではありません。投資に関する最終判断は、御自身の
責任でお願い申し上げます。


---------------------------------------------------------------
中国株投資レッスン
発行システム:『まぐまぐ!』 http://www.mag2.com/
配信中止はこちら http://www.mag2.com/m/0000265585.html
---------------------------------------------------------------

◎このメルマガに返信すると発行者さんにメッセージを届けられます
※発行者さんに届く内容は、メッセージ、メールアドレスです

◎中国株投資レッスン
のバックナンバーはこちら
http://archives.mag2.com/0000265585/index.html?l=hxw001e714

◎中国株投資レッスン
の配信停止はこちら
http://www.mag2.com/m/0000265585.html?l=hxw001e714

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
▽こちらもいかが? "マネー/株式/投資情報"ジャンルの注目メルマガ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
●日本株投資家「坂本彰」公式メールマガジン
http://www.mag2.com/w/0000202500.html  毎週2回

サラリーマン時代に始めた株式投資から株で勝つための独自ルールを作り上げる。
2017年、億り人に。
平成24年より投資助言・代理業を取得。現在、著者自身が実践してきた株で
成功するための投資ノウハウや有望株情報を会員向けに提供しているかたわら、
ブログやコラム等の執筆活動も行う。
2014年まぐまぐマネー大賞を受賞。読者数3万人。雑誌等のメディア掲載歴多数。
主な著書に『10万円から始める高配当株投資術』(あさ出版)
『「小売お宝株」だけで1億円儲ける法』(日本実業出版社)

★発行者webもご覧ください↓
http://saig.livedoor.biz/


━━━━━━━━━━━━━━━━━
▽『マネーボイス』人気記事
━━━━━━━━━━━━━━━━━
●マクドナルドは「日本をデフレ」と認定。日本人はますます貧乏になっていく
http://i.mag2.jp/r?aid=a5ad3fd02f334e

●AIが占う日経平均。過去10年間バックテストで毎年プラスの実力とは -PR-
http://i.mag2.jp/r?aid=a5ad00564848ba

●「北朝鮮に非核化の考えはない」元アメリカ国務副長官が語る軍事衝突シナリオ
http://i.mag2.jp/r?aid=a5ad6a1b23ae7d

●安倍昭恵夫人が経営する「ゲストハウス」建物は暴力団本家だった
http://i.mag2.jp/r?aid=a5ad6a1b255072

●シリア毒ガス使用もその報復も「米国の自作自演」。ロシア悪魔化計画の結末は
http://i.mag2.jp/r?aid=a5ad3fd031e8f8

『マネーボイス』 http://i.mag2.jp/r?aid=a5a67f3f41df2f
専門家と個人投資家の本音でつくる総合金融情報メディア

━━━━━━━━━━━━━━━━━
▽注目の著者 独占インタビュー!
━━━━━━━━━━━━━━━━━
●辛坊治郎氏「TVや新聞は言えないことだらけで限界があるんです」
http://i.mag2.jp/r?aid=a5abca8cba406b

●山崎和邦氏「私が野村證券を干された理由は、“株価操作”だったんです(笑)」
http://i.mag2.jp/r?aid=a5abca8cba6f47

●ケント・ギルバート氏「米軍が沖縄撤退なら日本はフィリピンの二の舞になる」
http://i.mag2.jp/r?aid=a5abca8cba86ba

───────────────[PR]─
59歳やくみつる、朝型生活の秘密?
約15日分がお試し500円。

やくみつる大絶賛の商品はこちら▼
http://i.mag2.jp/r?aid=Ma0747
─[PR]───────────────

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━【広告するなら、まぐまぐ!】━
大量に配信、確実な登録。メルマガ広告はクリック先のユーザー登録に強い!
30種類以上のメニューから、お客様に最適なプランをご提案いたします!
☆広告のお問い合わせ⇒ http://www.mag2.co.jp/contact/adinfo.html
☆メルマガ読者を増やす⇒http://www.mag2.com/sv/menu/
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


広告のお問い合わせ
メルマガ広告に関するご相談は無料です。お気軽にお問い合わせください。TEL:0120-109-744
ぺージ一番上へ